~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

コロンビア

DAY275 誰も求めてないけど勝手に南米考察編

南米には3ヶ月と少々いた。コロンビアの常春の町メデジンで始まり終わることになる。パタゴニアのシーズンに合わせるためにコロンビアから一気にアルゼンチンまで飛んだのが最早懐かしい。その後南米大陸のほぼ南端のウシュアイアからここメデジンまで2ヶ月半かけてずーーーっとバスで縦断した。長かった。。。本当に長かった。特にアルゼンチンとチリ。このブログで書いたようにいろいろなことがあったがひっくるめていい思い出、そして南米大陸バスで縦断、という自己満足。実は後で書くように少し心残りが無いわけでは無いがとりあえずは満足して旅人と育ててくれたこの大陸を去ろうとしている。


実は南米に途中まで来た時点で小さな野望が目覚めていた。それは南米大陸全ての国制覇、の称号。要因は3つもあった。

①元々予定の無かったグアイ攻め(ウルグアイ、パラグアイ)をしたこと

②他の旅人にギアナ三国行きませんか?と誘われたことと

ベネズエラからギアナ三国に行くとしたらブラジルを通るのだがちょうどよく6月からはオリンピックの影響でブラジル入国時にビザが不要になる


次に諦めた要因

ベネズエラの経済、治安の更なる悪化。僕が信用してる情報筋からそれが流れてきてしかも、このわずか数ヶ月の間に更に深刻になっており少し前の旅人の情報もあてにならない、とのこと。残念だがなら辞めるか!死んだら試合終了ですからね。将来への野望、ということにしよう。


ちなみにベネズエラといえば経営破綻してて闇両替がある国。現地の人たちは自分の国の通貨が紙切れだから信用せず安定してるドルに替えて金を溜め込もうとしているようだ。レートはかなり変動するが公定のレートと比べると少なくとも100倍以上。しかし、警官の腐敗でも有名な国。空港やターミナル、検問などで外国人だ、と目を付けられると1人で別室に連れて行かれて下手するとパンツ一枚にされて持ち物をチェックされる。そしてドルが見つかると偽札だ、とかあーだこーだ理由付けて奴らに盗られるらしい。だからみんなブラに隠したりお菓子の袋を開けてそこに入れてまた封をしたりシャンプーの中に入れたり電卓のネジ、蓋を外して隠してまた閉じて、としたり趣向を凝らして入国し、アンビリーバボーな値段で観光をする。自然で有名なのは世界一の高低差エンゼルフォール、世界最後の秘境ギアナ台地だろうか。僕がとても行きたかったのはマラカイボの灯台、と言われる場所。無音の雷が1分に〜回とか光り続けるらしい。残念だが背に腹は変えられない。一方で南米に飽きつつあったのも事実だしね。


南米編では現地の人との関わりはもちろん多くの日本人旅人に会い強く刺激を受けた。これもやはり日本人宿が多いのが大きかった。メデジンのシュハリ(コロンビア)、ブエノスの上野山荘(アルゼンチン)、パラグアイの民宿小林、ビーニャの汐見壮(チリ)、リマのお宿桜子(チリ)。もちろん宿の環境で居心地が良い、というのはあるがそれ以上にオーナーや管理人の人間性が持つ意味合いはとても大きかった。出発前からなんとなく憧れていた南米の日本人宿。行きたいところ行けて、見れてよかった!


今ふと思い出したが中南米を歩いていて感じたことは韓国製品の多さ。僕が知っていたのだと車のヒュンダイとキア、電化製品のサムスン。特にサムスンは凄い。対外的な策が功を奏したのか使ってる人も多ければそこら辺で見る店舗数もソニーと比べてもかなり多い。しかしその中でもやはり負けてないのはトヨタ、ヤマハやスズキ。特にヤマハはバイクなどだけではなく船のエンジンでかなり使われているのを見た。というかほぼヤマハだったのでは無いか。スズキのバイクに乗ってる人にどう?と聞いてみると、中国のより少し高いけど品質が比べ物にならないよ、とのこと。嬉しいね!今日本で燻ってる企業もそのクオリティを武器に海外に上手に売り込んだらイケる会社がたくさんあるんでは無いか、とか勝手に考える。


少し脱線すると、出会った旅人また、話で聞いた中でノマドウォーカー達との出会いは刺激的だった。ノマドウォーカーとは場所に縛られず仕事をする人、だろうか。例えば、ライター、写真家、プログラマー、マクラメ士、ギャンブラー、投資家、マッサージ士、絵描き、弾き語り、そしてブロガー。それだけで生活していける、とか旅ができてる、という人は少数ではあると思うが収入があり、しかもどこにいてもその人の提供するサービスを欲しがる人がいるということ。まぁ、日本にいた時の価値観で考えたら福利厚生が、とか社会保険が、とか諸々あるだろうがどこの国にいても自分の手で真っ当に金を稼げる逞しい人。極端な話、日本沈没してもスムーズに他国に順応できる人たち、また、本当に自由な生き方を手にした人たち、という言い方もできるかもしれない。自分がしたい、とかいうよりも憧れはあるね!


と、いうことで!南米バス縦断変動(今名付けた)を終えて新章ヨーロッパぶらぶら編突入です(^o^)/

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

にほんブログ村

-コロンビア

© 2024 PLAYING HUKKY