~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

中国 東チベット

DAY613 中国:ダンバ→ルーフォ ゴンパでチベットを感じる

バスは6:50発という事で6時に宿をチェックアウトしてバスターミナルに向かう。徒歩でのんびり行ったら思ったよりも時間が押して結構ぎりぎりになった。ちなみに僕旅中で予定していた飛行機、バス、船などに乗り過ごしたこと一回も無いです!多分!いや、あんとき乗り遅れてんだろ、とかの指摘随時受付中です笑

バスは座席指定が有るような無いような有るような感じで、出発時刻を過ぎてもごたごたがおさまらず。言葉がわからない僕たちはチケット番号を見せてどけと言ってもラチが開かず、運転手や周りの人のに言われるがまま。最初っから指定した席座れよマジで。80元くらいだった気がする。
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今から向かうルーフォは標高3000mオーバー。数日前までもっと高いところにいたので大丈夫だとは思うが油断は禁物。チリボリビアの国境越えで仲間が高山病でダウンしたのを見たからね。用心に越したことは無い。寝ずに呼吸を意識したりお喋りをして過ごすようにした。

休憩したところ。かなりいい感じの景色。突き抜けるような青と濃い緑。
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ここはバメイとダオフの間の駐車場。どうやらここで多少の乗り換えが発生するらしい。僕たちは大丈夫だったが降りて別のバスに乗り込む人もいた。
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途中警官が乗り込んできて皆身分証明書みたいなカードを出す。僕たちが外国人だとわかると一度降ろされて詰所に行き、書類を書いてからパスポートを広げて持たされて写真を撮られる。しかも二回も。さっきもやったからって言っても無駄だった。四川省内だったらパスポート無くても移動して良いって聞いたけどこの調子だと言葉がわからない人にはきついと思う。僕達のせいで到着が遅れるにも関わらず同じバスだった中国人観光客や現地の人たちは物珍し気にニコニコと待っていてくれたのでとても助かった。どんなときでも周りと仲良くしておくに越したことはない。

ダオフ周辺は豊富な樹木が有名らしく、ダンバ周辺の家がブロックでできていたのに対して、今日の移動ではログハウスの様なこれまた可愛らしいカラーリングの家を沢山見る事ができた。
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個人的にはブロックよりもこっちの方が好きだー!そしてこの統一感がまたいいね!えんじ中心で窓枠は青か緑!窓の上の刺し色はオレンジ。
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建築中
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車掃除中。平和ですなー♪
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中々ごきげんな移動だった!
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そして昼頃に無事にルーフォの町に到着。町が見えた時に気付いたが、思っていたよりもでかく立派な町だった。
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バスターミナルを出て左を向くと
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ゴンパだー!やっぱり斜面ですよねー!はやる気持ちを抑えてとりあえず腹ごしらえ。卵チャーハン、卵スープ、空芯菜、麻婆豆腐\(^o^)/後ろではチベタンの家族が食事をしており笑顔で話しかけてくれた。チベタンの皆さんも普通に中華料理屋さん入るんだね!そりゃそうかもな。どこ見てもあるんだもん。
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そういえば注文して待っているときにも警官がやってきてパスポートを提出して写真を撮られた。どんだけ警戒してんだよ!そして何に警戒してんだよ!英語で説明してほしいけどそこは中国語がわからない僕たちが悪い。まぁ中国語喋ったとしても本当の事教えてくれるかわからないけど。聞いてた以上のチェック体制だな。

目を付けていた宿にチェックイン。ダブルのちゃんとした部屋で50元!これも複数で行動するメリットだ!しんじくんはちょっと体調が優れないという事で大事を取って休憩。三人で町に出る。まさに僕が見たかった斜面に立ち並ぶえんじ色の家たち。
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この町の家も木造。
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今のところチベットの町はどこも川に沿って作られている。
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川を渡ってゴンパへ向かう!
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上りの入り口から沢山のマニが並んでいる。テンション上がるーー!最初は怪訝な目で僕たちを見つめる現地の人たちだが、れいらちゃんの「タシデレー!」で一気に打ち解けてくれる。凄いな。見習おう。
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周りの人から習いながらマニを回し上っていく。おばちゃんたちは結構早足で、油断すると邪魔になってしまうレベル。そしてこのサイズになると回し始めは結構な力が必用。
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マニで遊ぶ小さな子供たち。
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ぱっと見は自分たちの土地を侵略してきた中国人と同じ見た目な訳だが基本的にwelcomeな雰囲気を作り出してくれるチベタンの皆さんは本当に寛容だと思う。
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いや、すごいじゃないか。僕がイメージしていた「チベット」のイメージにかなり迫っている。でもどの家の塗装もやたら綺麗だな。こういうもんなのかな?いかんいかん、なんでも疑うのは辞めよう。。
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おばあちゃん尼さんにも挨拶をして上っていく。もちろん息切れるけど昨日ダンバで展望台上るときの方がきつかった!結構順応してきてるかも!
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そして上りきったらゴンパの登場。ドアが閉まっていたので入らなかった。あれって自分たちで開けてお邪魔しちゃっていいんですかね?
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もちろん町を見下ろすのも素敵!あの真ん中ら辺の工事中の緑の建物が結構邪魔だけどね。でも複雑なところで僕たちがこうやって簡単にこの町に来て観光ができているのも中国様によって整備されているからだとも言えるかもしれない。
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向こう側の山の斜面にまで赤屋根の家が広がってる。
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綺麗な景色に三人でキャッキャッやってたのだがふと一段下がったところを見ると勉強している若者たちの姿が。失礼しましたm(_ _)m
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ゴンパだから当たり前なのだがなんか新鮮な光景に感じた。下りて良いものかと悩んでいるとここでも「タシデレー」が功を制したのか先生らしき人が下りていいよーと快く迎えてくれた。

丁度休憩時間に入ったところだったようだ。なぜかチャイムは日本でお馴染みのちょうちょーちょうちょーだった。あれって日本の曲って訳じゃないのかも。
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雰囲気は完璧に日本の学校と同じ。追いかけっこをするマルコメ君たち、休憩時間中も熱心に勉強をする中学生くらいの男の子たち。もちろんお経だけを勉強する訳ではないようで僕が覗かせてもらった教室の黒板には算数の授業をしたであろう形跡が残っていた。そしてみんなお経を読んだりする時用のマイマットを持ち歩いていた。
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チャイムが鳴り、授業が始まるようだったので邪魔をしないように上に戻る。すると中学生くらいみんなが広場で何かをやっていた。
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そして始まったのは問答の修行。これはすごい。ってかなんてラッキーなタイミングでここにいるんだ自分たち。なかなか見たくて見れるもんじゃないだろ。2人でペアになり1人が座り1人が両手を打ちながら質問をする。
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どういうことかというと、、、、素晴らしい記事を見つけたので参照→Travelife Log。問答ということでかなりシリアスなものかと思いきや実際はかなり砕けた雰囲気で全然集中して無さそうに見える子やめちゃくちゃ爆笑している子もちらほら。参照にも出ているが大切なのはウィット(機知)らしい。そこら辺の興味深いことは是非上の参照を見てみてね。
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下ではマルコメ君たちが読経をしている。みんな頑張って!お邪魔しましたー!
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宿に帰ってセブンイヤーズインチベットを鑑賞。これは僕がけいきさんから教えてもらってチベットにより来たくなった一因でもある映画。チベットの概要を知るにはとても良い映画だと思う。ちなみにwikiによると

中華人民共和国

政府は、映画の中で紅軍士官が意図的に無礼で傲慢な人物として描かれている、また紅軍兵士チベット人に対し虐殺したかのような演出がされたとして強く非難した。このため『セブン・イヤーズ・イン・チベット』は中国で上映禁止となった(言論統制)。また、映画の監督および主演者のブラッド・ピット及びデヴィッド・シューリスは中華人民共和国支配地域への立ち入りを無期限で禁止された。                 wikiより

興味沸いてきたっしょ?笑。しかもこれは実際の登山家の自伝を基に作られた映画。かなりおすすめです!

しんじくんには僕が持っていたパブロンゴールドをあげた。その後部屋に備え付けられていた(別に普通の部屋に泊まったよ)金色のパッケージのコンドームを見たしんじくんは「こんなところにパブロンあるんですか!?」と感動していた。みんなと一緒にいた中で一番笑った出来事でした。

正直そこまで期待していなかったルーフォだったけどかなり楽しんだわ!
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