バスで大分温まったので帰りがけに週末にやっているというマーケットに行ってみた。これが大正解。おすすめです。場所はメトロのRepublic Square駅の南東側の細長い公園。こんな寒い中ご苦労様です!
一般的な民芸品からキリスト関係の物などがメイン。手作りのアクセサリーなども目立った。歩いていると何回かメルシーと聞こえて来た。フランス語のありがとうだが日本人がサンキューという感覚なのだろうか。僕が話しかけると英語喋れるか?ではなくロシア語喋れるか?と聞かれるのが面白い。
これはアルメニアの楽器たちなのだろうか
でも僕の目を一際引いたのはめちゃくちゃきめ細かく独創的な木彫り製品たち。一杯のせちゃいます。岩といい木といいアルメニア人の彫る技術に脱帽。
そして一番感動したのはこれ
やばくない?どんだけ豪華なチェスなんだ。これ下のテーブルまで一体ものだからね。チェスやらないけどちょっとリアルに欲しくなったもん。。。アルメニアではチェスが盛んなようでマーケット内でもチェス勝負をしているおじさんたちをちらほら見かけた。
最初何だかわからなかったこの二つ折りの板も実は全部チェス盤。
もう一つ気に入ったのはアルメニアの絨毯。
今調べて知ったのだがアルメニアの絨毯は歴史もかなり古く欧米人から絶大な人気を誇るらしい。有名なペルシャ絨毯の製作にも多くのアルメニア人が携わってたんだって。参照→Tribe-log
そういえばジョージアでもなんも土産買わなかったし気にった柄の財布があったので購入。小さいサイズが無かったので小銭入れは今までのマラケシュを使おう。僕はいつも大きいサイズの小銭入れに札とかカード入れてその中でコインだけ仕分けるように小さいサイズの小銭入れを入れている。どうどう?この新しく買ったみどりのやつ良くない?
Republic Square。もちろん岩で造られた建物に囲まれている。
同じ建物でも少しづつ色の違う部分をバランスよく組み合わせているようで近くで見ても綺麗。
この通りのでかい建物たちも
映画館も全部石造り。
また調べてみると「アルメニアは山に囲まれた国であるため、金・銀等の貴重で採掘の難しい金属だけでなく、鉄・銅・鉛・亜鉛・アルミなども豊富に蓄えています。」「世界でも稀なほど多様な非金属鉱山を保有しており、ほぼ全種類の鉱物岩を採掘できます。」「ミネラルウォーターの生産も豊富な国です。」→参照
ちょっと待てよアルメニア掘ればどんどんでてくるな!!!その他にも最盛期は領土が今の10倍だったとか、アメリカ・ロシア・イランとそれなりに仲良くしている珍しい国(トルコとアゼルバイジャンとは仲悪いけど笑)とか、僕が全く知らなかったアルメニア人虐殺の話とか、商売に関してはインド人もユダヤ人もアルメニア人には敵わないとかの記載を見つけた。今更ながら非常に興味深い国。
ってか日記書いてる最中にこういう風に色々気になって脱線しはじめるから最近やたら時間かかるんだな。まぁそれも悪く無いか\(^o^)/
最後に意外と広い地下の商店街を通り宿に向かう。
あー、明日リダの家再チャレンジするか悩むー。日本人旅人と話がしたくてしょうがないけど今いる保証もないしなにより暖房器具あるのかな???笑