今日はアルメニア虐殺記念館を訪れようと思っていたが出発前に調べると月曜休館。今更だけど博物館て月曜休館のところ多いんだね。世界的にそうな気がする。残念だ―。
今日は幾つか用事を済ませてからエレバンの市内歩こう。 相変わらず霧が残念すぎる。一回も綺麗な太陽見てないinエレバン。
リダん家から駅を越えてやってきたのはYerevan Mall。思ったよりも立派!!映画館も付いてる。カルフールもある!!
日本語が、、、、、、、無い。しょうがないか笑
中はまぁ他の国のショッピングセンターと大して変わらないが、とても綺麗に掃除されておりWifiも飛んでるし結構長居してもいい感じだった。
お目当てのもの見つからず。一通り見て回ってから駅に戻る。そういえば西口のすぐ前にも一応モールあったな!
なんとここでお目当のもの発見。
実は先日左側の充電器がお逝きになった。出力が合計2.1Aと少し物足りないが一気に幾つかのガジェットを充電しながら放置できるので気に入っていた。何より日本居る時から使ってたからなー。世話になりました。一応パソコンの変圧器のところから一口取れるけどやっぱ二口は欲しいということで探していた。
しかし悩ましいのはやはりコンセントのタイプ。今いるアルメニアはCタイプ。ってか直近の国々はCタイプばっかだった気がする。このあと行く予定の国を調べると、イランも中央アジアも東南アジアも大体Cタイプでいけそうなので思い切ってCタイプのやつを購入することにした。今までは日本のAタイプにアダプターを付けて対応していた。ということはこの充電器はCタイプ以外の国にいったら使い物にならなくなる。なぜなら僕が持ってるコネクターの差し込まれる側はAタイプだけしか対応していないから。更に言えば延長コードはもちろん日本のものを持っているのでそれに差すこともできない。大分細かい話になったが不便だけどどうしようもないのでとりあえずこれで頑張って行こうということ。値段聴いたら1500ドラム、約350円。安すぎる。ちょっと不安。
そしてイランでのビザ取りに備えてコピー屋でパスポートのコピーも済ませた。ミッションコンプリート。行く予定だった虐殺博物館の近くにもうひとつ大き目のショッピングモールがあるらしく最悪そこに行こうと思っていたのでここで済んで良かった。電車に乗って向かったのはマテナダラン。これ世界でも有数の古文書館らしい。まぁ入る予定も無かったけど閉まってた。外観だけ見て満足。
このすぐ近くにあった若干怪しいこの店。そっと覗くとアイスクリーム屋さんだった。凄いいい匂いしたしメニュー見た感じリーズブルだったけど女の子ばっかりで男一人で入るのは厳しかったので遠慮しておいた。
続いてきたのはカスケードと呼ばれる町のシンボルチックな大階段。凄い霞んでて上が見えない。これも多分緑の季節だったら手前の庭も整備されてて綺麗だったんだろうなー。いいこともあると言ってもやっぱりオフシーズンは弊害の方が多いかもな笑
カスケード前のモニュメントたち。ライオンの野性味が半端ない。
あれ?
これは
まさか
絶対ボテロさんでしょ\(^o^)/コロンビア以来ですね!ってかまさかアルメニアに足跡を残しているなんてそこが驚き。
もう大体結末は見えているけど折角だから階段上っておこうか。とは言っても向かって左側には屋内エスカレーターが昇り下りともにあるので超楽。
美術館みたいになっていてエスカレーターに乗りながら芸術作品を鑑賞できる。
階段を上りきったところから一度脇にそれて更に上を目指せる。そこには立派なモニュメント。カスケードとこのモニュメントはソビエト・アルメニア成立50周年記念に造られたらしい。まぁ上何が付いてんのかよく見えないんだけどね。
このモニュメントからの眺めはあまりにも残念だったので割愛。次の写真は階段の一番上からの眺め。アララト山どころか町を一望どころかカスケード下の広場がやっと見えるくらい笑。やはりアララト山は簡単には拝ませてくれないなぁ。
次にすぐ前のオペラ座に向かう。オリンピックのモニュメント。町の他のところにもRio2016って書かれた建物見た。日本以上にアルメニアにとってオリンピックは特別なものなのかもしれない。
別にあなた達を撮っているわけでは無かったんですけどカメラ向けられてるのに気づいたら一際激しくなったのでズーム。エレバンでは町中でいちゃいちゃちゅうちゅうしている。実はさっきの古文書館の正面でもちゅっちゅしてた。しかもみんな見られてることに気付くと明らかに意識して激しくなるのが若干腹立つ笑
オペラ座。この手前の広場もベンチあっていい感じだけど前行ったRepublic Squareの方が憩いの場所感あったかなー。
スケート場発見
地図上でブルーモスクというのを見つけたので行ってみようとも思ったがこれから東に進んで嫌というほど見るはずなので今回は辞めた。
そして本日のメインイベント開始。ダハブでこうすけさんからアルメニア行ったらザリガニでしょ!と聞いていた。ザリガニってあれだよ、子供の時にスルメ使って川で釣ったやつだよ。この国ではザリガニが食えるらしいのだ。しかし調べてみると別に国民全員が好きでどこのレストランでもどこの家庭でも食う、というわけではないような気がしてきた。歩いていてもザリガニを押し出してるレストランなんて1つも見なかった。
しかし一回くらい食べてみたいじゃん!感想は美味しい、不味いといろいろあるようだ。ということで目星を付けていたレストランに向かう。前にアルバニア(アルメニアじゃないよ)であったしょうきさんのブログがヒット。ちなみにしょうきさんはここエレバンで映画製作のスタッフにスカウトされて映画に出演している。役柄はなんと、チンギスハンの孫!爆。面白い記事なのでもしよかったら見てみて。
ということでやってきたのはBEER GARDENというお店。しょうきさんたち行ったときは店の前にザリガニ食い放題の看板が出ていたということだったが今日は出ていない。中に入ってメニューを見ると普通にザリガニが載ってた笑。別に全然食べ放題である必要は無いので少ないやつを注文するとなんと無いらしい。詳細は言葉の関係でわからないがショックだ。ショックを緩和するためにキリキアビールを飲んで少し落ち着く。120円くらいで飲める。生も同じ値段だったけど記念撮影したかったからね。
すきっ腹だったため思った以上に顔が真っ赤になる。ただでさえガン見されるのにそれで顔真っ赤だったらどうなってしまうのだろう。なんかやたら恥ずかしく感じてうつむき気味に公園まで行って少しだけ顔色が戻るのを待った。まぁ一本しか飲んでないからね。
ということで第二候補。Beerevan。店無くなっとるやないかーい\(^o^)/。第三候補。スーパーで買ってリダん家で自分で料理する。SASというスーパーで買えたということだったので地図で調べて向かう。エレバンの地下街は綺麗で結構充実している。そしてそこら中にfree Wifiが飛んでいるのがありがたい。
さて到着。
が店内で見つからず。もう一店舗行ってみるが見つからず。マジか。アララト山、虐殺博物館に続いてザリガニまで僕を見放したのか。そういえば昨日リダが駅前のマーケットと言っていた気がしたのでメトロでSassountsi David駅に戻ってマーケットで尋ねるもfinishみたいなこと言われる
カルフール着。みつからない。実は僕はザリガニはてっきり冷凍でパックで売られていると勝手に決めつけていたのだ。意気消沈してカルフール内を歩いていてふと目に入ったのは
来たーーーーー(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!ってか水槽かよ!!!生きてるやつかよ!!!冷凍しか考えて無かったから気づかなかったけどもしかしてSASにもあったのかもな。テンション爆上げで店員さんに「あれ頂戴!!」というと「え?ザリガニ(英語だとcrayfish)?」と軽く驚かれる。やっぱあの感じだと普通に食うものではないのかも、と予想できた。何kgいるんだと聞かれるので焦って500gで、と答える。なんせ一人ですからね笑。ということで網でザリガニをがさっと取って袋を二重にしてもちろん生きたまま入れてくれる。
そして忘れちゃいけないのがザリガニ専用の調味料。
あと丁度切らしていた醤油を発見したので購入。これは嬉しい。
レジで値段を見た時に目が飛び出そうになった。ザリガニ4800ドラムだと?調べていたのだと1kgで1500とか2500だったんだけど!クソ高いじゃん。1100円もしてるじゃん。店員に確認するもあってるとの事。一度レジを離れて値段を確認しに行くと
9940!!!OMG!!!リアルにクソたけー!!!ってかあんなにちゃんと表示されているのに全然気づかなかったのは遂にザリガニを発見したという高揚感のせいだろう。そしてその右に二つ水槽があり少しづつ値段が安くなっていた。つまり店員が僕に渡したのは一番高いやつだったのだ。
遠めだが見比べてみるとやはり高いやつは大振りだ。ブログでは食べる部分小指の爪くらいしかないとか見た。それなら大きい立派な奴食いたい。って言っても小さいっぽいやつも確か7000くらいしてた。ザリガニ相場上がってるのか?だからレストランでも出さなくなってるのか?それともSASだともっと安いのか?いやーでもカルフールがそんなに高く売るとは思えない。ちょっと減らしてもらうか。でも、既に袋に入れられて僕の手元でごそごそやってる奴らを戻してくれというのも気が引けた。いっか!!!今日はザリガニパーリ―じゃーーー!がははははは!!!なんか割り切ったら1000円くらいで食いたかったものが食えるなら大して高くないと感じてくるから不思議。リダん家で言ったら3泊分だけどね笑。
持ち帰る間に交差点とかで立ち止まると袋の中でガサゴソやってるのがリアルでちょっときつい。
宿に帰ると同室の中国人が晩飯の準備中だった。彼は僕に訪ねた。「何作るの?」。僕は見せた。
完璧に引いたよね彼。ザリガニたちはもちろんまだ生きてる。しかも彼は自分の国でザリガニを見たことがないという(後に彼が友人に問い合わせたところ彼の町でも食べる人はいるということがわかった)。
さて調理開始だ。多くの人が調理方法紹介してるけど今回僕が参考にしたのはお馴染みのけいぽろ。ワインは無かったけどそれ以外は真似してみた。
ごんめんなお前ら(*´Д`)味の付いた熱湯にぶち込むとすぐに彼らは亡くなります。
30分少々煮込むとこうなる。例の調味料にはハーブが入っているらしくそういう匂いがしてる。なんか赤が鮮やかに出ていて美味そうになった。
湯を切って皿に盛り付け、いやぶちまけます。
「僕たちを美味しく食べてね♪」と言ってる気がした。最初は気持ち悪かったのになんかちょっと可愛く見えてきてしまうのはなぜ?
大きいのを買っただけあって確かに立派。まじまじと観察すると鮮やかな赤がとても綺麗。いやそんな感想いらねーか笑
まずは両ハサミを引きちぎってほぼ食べるところないけど気持ち食べる。そのあとはまず頭の殻を取り外してから尾の殻を丁寧に剥きペロンと取り出す。もちろんカニやエビのように黄色いミソがある。たまにお腹に卵も付いている。調理が悪かったのかこういうものなのか本当の頭部のあたりはエグすぎて途中からその部分だけ食べるの辞めた。大分慣れてきて最後には胴と尾を切り離す事なく取り出せるようになった。もちろんちゃんとミソも付いてる。もう取り外されちゃってるけどエラみたいなやつの周りの灰色っぽい部分が一番好きだったかも笑。中国人の彼は1つだけトライして部屋に戻っていった。
途中から剥いては食べずに皿に溜める。そして完成したのは
ザリ丼やっほーい\(^o^)/醤油買った甲斐があったぜ!チューブわさびもまた役だったぜ!最終的な感想として、「不味くも無いけど別に美味くもない。もう誘われても食べない。あ、でもザリガニの調理に自信がある人がどうしてもっていうなら食べてみてもいいかな。」ということで笑。
食後リダに呼ばれる。リビングで嬉しそうに日本人旅行者と撮った写真を見せてくれた。そして僕の名前を確認するとアルメニア語で僕の名前も残してくれた。リダと孫2人と4人で記念撮影!二泊だけだったけど来て良かったよー!ありがとう!お元気で!
さてエレバン。来てから意外と面白い事に気付いたわけだが主要な見どころはエレバンの郊外に散らばっている。しかも方向もバラバラなので公共交通機関で行こうとするとどうしても日数がかかってしまう。実はまだ心残りが幾つかある。第一にアララト山、そして虐殺博物館、Republic Squareの夜景(噴水に水が無かったので冬場は噴水ショーはやってなさそう)、セヴァン湖など。これが旅の序盤なら晴れの日を幾らでも待ちつつ、行けるところを周ればいいがケツが押し始めた僕はそう気長に待ってるわけにもいかない。今までのペースで行ったら絶対に後半年で日本に辿りつけない。同室の彼の話聞いてたらイランも凄い良さそうなんだよなー。ってことで多分、明日エレバン出るのではないかと思ってる、けど予定は未定だねー