~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

アルメニア

DAY528 アルメニア:エレバン アルメニア人は岩がお好き

天気予報を確認してから朝8時に張り切って出発。宿のスタッフに聞いてキリキアのバスターミナルに向かう。聞いていた24番のバスが来たので乗り込んで運転手に聞くと違うという。次に24番のマルシュが来たので聞いてみるとこれが正解。もしかしてバスとマルシュで路線番号違うのか。自分の見間違えか? 

キリキア(maps.meだとCentral Bus Stationとなっている)のバスターミナル到着。朝の通勤時間だからか立ち乗りだった。
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お目当てのバスを探していると人が良さそうなおじさんに呼ばれたので付いていってみると車の押し掛けを手伝ってほしいという。何人かで押すと無事にエンジンがかかり何も言わずにそのまま走り去っていった笑
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そして結局お目当てのバスの出発はここではないという悲劇。今日行く予定なのはKhor Virapと言う修道院。バスは476番という情報を仕入れていたのだが出発はここキリキアでは無くてメトロのSassountsi David駅前のようだ。昨日ギュムリから到着したところだね。しょうがないのでそこら辺の人に聞きながらその駅に向かうマルシュを待った。中々の人やで。みんなバスやマルシュ待ち。
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教えてもらって無事に乗り込むがやはり座れず。しかも微妙に車内が低いのでちゃんと立つこともできず腰を曲げたまま身動きができなくなるので結構きつい。バックパックあったら絶対にやだな。やっと座れ地図のGPSを確認するとどうも違う気がしたので運転手に聞いたところ、え?違うよ?って感じ笑。最初に運転手に聞きましょう。

結局近くに駅があったのでメトロに乗る。日本人はやはり電車に限るな。マルシュもメトロも市内なら一律100ドラム(約23円)っぽい。
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駅の表示は優しくないが車内では英語でのアナウンスも流れる。ってかアルメニアの文字ジョージアよりもレベル高い気がする。
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物凄い遠回りをしてやっとSassountsi David駅に到着。実は今日行く予定のところって天気が凄い大切なんだよね。その理由は後日にするとして、今日は天気予報は晴れだったんだけどなんか曇ってるっていうかガス感がある。なんか出鼻をくじかれたのもあるし明日に見送るか。

プラン2に変更。ゲガルド修道院というところに向かうことにする。行き方はもう全部旅女のSHIHOさんのまとめ記事を参考にさせてもらったので僕から言うことは無い。最近行きたい場所を調べるとよくヒットするのでかなり世話になってます!こういうハイクオリティのまとめ記事は本当に助かる。そりゃ読者数増えるわ!

まさにその通りに乗り継いで修道院近くのGokhtの町まで到着。調子良いと修道院まで行ってくれる時もあるようだが今日は調子悪かった。一緒に降りたおじさんが英語で話しかけてくれたんだけどそこらへんに住んでる人らしく、歩くのは遠いから友達のタクシーはどうだ?と勝手に交渉を始めてくれた。結果1000ドラムになったので有り難く乗ることにした。そこまでは良かったのだが運転手が待っててやるから次はどこに行こうとあまりにもしつこかったのが若干うざかった。結局1000払ってバイバイ。

これこれ!ゲガルドの岩窟修道院。なんと元々石工が巨岩をくり抜いて造ったものらしい。世界遺産。キリスト教を世界で初めて国教にしたアルメニアで最も古い修道院らしい。ゲルガドとは槍の事。その槍は後日見に行く予定なんだけどそれがここで発見されたらしい。
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やっぱりこれかっこいい。色の違いは岩の材質の違い?
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それなりに観光客いた。
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ここは岩を積み重ねて作られた場所。本当に国中岩だらけだな。今のところ国の印象はキリスト教と岩。笑
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扉は木だけどこれがまた良かった!アルメニア人彫る技術半端ないな。アルメニアの文字かっこいいっしょ?真ん中はやはり槍だ。
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入ってみると岩で凝った造り。天井とか複雑。
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ん?奥の部屋に入ると彫ったゾーンに入った気がする。
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外から見ると積み重ねたゾーンと彫ったゾーンがくっついてんだ!彫ったゾーンは外から見るとただの巨岩。
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結構暗いんだけど光が綺麗に差し込んでる。
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でも驚くのはまだ早いす。更に奥に入ってみる。少し高くなったところに見事な祭壇。
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少し引いてみましょう。
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おーーーーー。まさに聖なる光じゃーーー!
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光のビームに感動した後は外に出てから、ちょっと上って別の入り口から掘ったゾーンに突入。
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え?マジで?凄いな!これくり抜いたの?笑っちゃうくらい気の遠くなる作業。
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それにしてもそこら中に十字架が溢れ返っている。
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思ったよりも良かったー!一見の価値あり!
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またこのロケーションが凄いよね。山に抱かれてる感じで。道は修道院で行き止まり。
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次に少し離れたところにあるガル二宮殿に向かう。来た一本道を歩いて戻る。
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少し厚着で歩いて気持のよい気候。景色もいい感じ。本当に冬化粧ってやつを感じるわ最近。まぁすっぴんを知らないんだけれども。
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よく見てるとジョージアのヴァルズィアで見たような岩をくり抜いた洞穴がちらほら。
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この時期でも歩いていると自家用車やタクシーやツアーのマルシュがぼちぼち通るので最悪なんとかなる。歩くのもおすすめだよー。とは言ったもののGokhtまで戻ってきたときに汗ばんできたので右手の親指だけを建ててスッと腕を上げるとなんと一台目の車停車。ガル二!というと笑顔で乗れ!と合図してくれた!アルメニア人も素敵だ本当に。

と、思ったのも束の間。僕の心の中に沸いた疑問、もしかしてこの車白タクなんじゃね?そう思わせたのは車のフロントガラスのところになんかの登録証が張り付けてあったから。ま、乗り込んじゃったもんはしょうがないか。そんな大した額じゃないだろ。ってか思ってたよりも遠い。歩いたら多分2時間近くかかるんじゃない?

神殿が近づきここでいいよ、と合図したがなんとおっちゃん太い道から逸れて入り口まで行ってくれた。しかも本当にただの好意だったのです。ごめんねありがとう。自分の荒んだ心を咎める。あれはただの車検証かなんかだな多分。

入場料1200ドラム。こっちもそれなりに観光客いる。今日だけで中国人と思われる団体2つ見た。ジョージアのトビリシでも何グループか見たしね。ジョージアはオープンな国だけにわかるけどアルメニアはどうなのだろう。アルメニアは紛争の影響で東西の隣国、アゼルバイジャン及びトルコとの国境が封鎖されている。にしても日本人を全く見ないのは寂しいな。コーカサスがわが国で脚光を浴びる時は来るのだろうか。
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これだ!
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アルメニアに残る唯一のヘレニズム建築(修復はされてるけど)で青みを帯びた玄武岩が美しいらしい。別アングルから。
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やはり細かく彫刻されてる。
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そりゃポーズ決めちゃうよねー♪
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やっぱりアクロポリスを思い出す。でもアテネとは周りの景色が全然違う。
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なんかSHIHOさんのブログによるとストーンシンフォニーなるものが近くにあるらしいが、写真見た感じアイスランドのと似た感じだったのでエレバン方面に向かって歩き出す。しばらくすると古ーいスクールバスみたいなのが来たのでそれにのってエレバン市街まで帰還。ってか朝散々間違えてるのにまた乗ってから確認しなかったよね笑。どっから来るんだその変な自信は笑。

宿に向かって歩いていると高速で通り過ぎて行った車により、雪解けの泥水を頭から食らった。こんなにのびた君みたいになるのは人生で初めて。結構テンション下がるんだね。元々自分が小汚い服装なのは知ってたけど、ジーンズに付いた大きな茶色い水玉模様が目立つんだこれが。はー最悪だ。帰ってジーンズ洗わねば。ストールもリュックも汚れたし。。。

そんな時通りすがったのは
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おっし!!!クタイシのメディコも言ってた日本食屋さんだ!テンション下がってるときに偶然通りがかるとかもう入るしかないべ。店主らしき日本人男性が「いらっしゃいませ。」とおしぼりをだしてくれる。すぐに顔と髪の毛拭いたよね。ちょっと茶色くなったよね。それにしてもダハブ離れてから日本人と会うの初めてだ。世間話は全くしてないけどその雰囲気だけで落ち着く。他にお客さん一組しかいなかったから写真撮らせてもらっちゃった。
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とりてんうどんは僕の心身を大幅に癒してくれたのでした。
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帰り道にも日本の影見た。
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まだ昼過ぎだけど今日は早めに宿戻って洗濯してゆっくりしよう。実は昨晩今後のルート考え始めたら難しいし楽しそうだしで興奮して寝れなくなっちゃったんだよね。結局3時間くらい。やはり良く寝ないと良いことないもんなんかもこの世の中。笑

そうそうそれで改めて先日取ったイランビザ見て衝撃の事実に気づいたんだよね。なんと滞在期間がたったの15日他の人のブログ見てると30日とか短くて21日とか。同じ値段払ってるのに何なんだよ!と思ったが考えてみると申請書書いてるときに自分で滞在期間2週間て書いた気がしなくもない。超馬鹿じゃん。なにやってんの俺。イランで15日とか普通にやってたら中央アジアのビザ取るの厳しいじゃん。そしたらまた金払ってイランビザ延長じゃん。そういうことに気付いて考え始めたらどんどん深みにハマっていったのです。

でも、ビザの申請とか初めてだもんね。傷はそこまで深くないし今回の失敗は次に繋げましょう。にしてもこうなった以上なんとかイランビザ延長せずに15日で抜けたいものだ。

夜飯は食わずに寝る予定だったけど我慢できなくて準備を始める。と言っても食材米しかないのでお茶漬けの素掛けて食うだけ、のはずだったんだよね。そしたら近くで飯食ってたグループがジョインしちゃいなよーって言ってくれたので有り難くてすぐにジョインしちゃいました。お陰で一瞬で華やかなディナーに。なんと炊いてあった米まで頂き丁度出来上がった彼らのおかずも頂くっていう。。。グループのみんながとてもWelcomeで迎えてくれた。
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東南アジア系だろうなーと思ってたそのグループはフィリピン人。ちょいちょい違う国で出会うフィリピン人は例外なくいいやつら。昨日とメンバー変わってる気がして聞いてみたら今朝このホステルで出会ったところなんだって!え?なんでそんなにアルメニアにフィリピン人集まるの?って聞くじゃん。これは野暮な質問だった。フィリピンはキリスト教の国だからね。ビザも日本人と同じで簡単に取れるらしい。

彼らはノアの箱舟の話をしてくれましたよ!折しも元々今日はアララト山を見に行く予定だったんだー。ノアの箱舟が漂着したところね♪明日はリベンジ行ってくる!

彼らの形でとても気持ちよく一日を終えることができる。感謝感謝
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