DAY642 中国:上海→済南久々の空港泊。最後だろうなぁ

ミツは僕が起きる前に出張へ出発していった。世話になったのに見送らないというダメな男。さて、今日はついに上海を離れてインドのデリーへ向かう日。洗濯機を回して溜まっていた自分の洗濯物と借りていたシーツやタオルを洗う。いやーこんなに自分の洗濯物溜めたの初めてじゃないかな。洗濯機バンザイ＼(^o^)／

飯を食ったりインド情報を色々調べたりしているとあっというまに夕方。カツを食い納める。これもまた世話になりました。店員さんも顔を覚えてくれたからね笑

スーパーに寄って必要なものを買ってから家に戻り出発の準備。最後は船で帰国したい一心で上海⇄ニューデリー往復で買った。くだらなく聞こえてこういうこだわりは大切にした方が良いと思う。ということで来月またここに戻ってきます笑。ミツに甘えて今は必要のない土産とか冬物をまとめて置かせてもらうことにした。ゴソゴソ

整理完了。背負ってみるとバックパックめちゃくちゃ軽い！羽が生えたようだ！どこまでも歩いて行けるこれなら！こういう機会があるごとに自分はどんだけ無駄なもの持ってるんだと実感するよね。置いて行くものたち↓

簡単な掃除や戸締りを済ませてから合鍵をテーブルの上に置く。日本からユミナツに買ってきてもらったウィンストン。ヨガ前ラストの1箱。久々のバニラの香りを堪能した。後日談になるがヨガの聖地と言っても普通に煙草を吸っている人はいる。元々ガパガパ吸う訳じゃないしヨガ頑張ってるし1箱くらいいいか、と自分の弱さが出そうになったとき、踏みとどまらせてくれたのは「彼女らが僕の最後の1箱として買ってきてくれた。」という真実。お陰様でこれを書いている時は全く吸ってない。

一礼して部屋を出る。マジで助かったわこれは。大都会上海においてこんな生活ができるなんて。感謝してもしきれねー！また帰ってくるからね！笑

魔界のような暗い空を見ながら地下鉄の駅へ。虹橋空港のターミナルに到着。日本からみんなが来た時に使ったプードンとは別の空港。このあとずっと屋内だったので見ていないのだが、この時外の天気は最悪で飛行機が下りれないレベルだったらしい。そりゃこんだけディレイするわ。八割方遅れてたからね。恐ろしい。

今回のエアラインは山東航空。出発2時間前になっても指定されたエリアに山東航空の表示が現れないのでインフォメーションに聞くとチェックインは他のエアラインが請け負っているらしい。ちょっとわかりにくいよ。でもまぁそんな事よりもシャンドン（山東）が正しいのにドンシャンと言い続けていたことに気付いてかなり恥ずかしかったけどね笑。チェックイン時に久々に荷物の重さを量ると12kg！軽すぎだろ！気も体もかなり楽！

虹橋の空港は広いし綺麗なんだけど暗くて人がそんなに多くなかったせいかイマイチ淀んだ雰囲気を感じた。いや、外が魔界になってたからか？笑

相変わらずボッロボロな様子。

でも奇跡的にこんな中で僕が乗る便は定時に出発した。幸先好調！

到着したのは済南空港。おーCRJじゃねーか！やっぱなんだかんだEとC見るとテンション上がるもんだなー。

済南は上海から北西に進んだ町。目的地はニューデリーな訳だが最安のチケットを買ったために一度この済南空港を経由してから乗り換える必要がある。到着は深夜。しかも国内線→国際線ということで荷物も一度回収しなければいけない。

荷物をピックアップしてから出発のフロアーへ。ここまでは普通に国内線で移動してきたって事。そして次の便までの時間は7時間。長いなー。でも安いから文句は言えない。

あれ待てよ？済南？さいなん？もしかしてジーナンか！前職で先輩たちが出張でよく行ってたところじゃね？？もっと早く気付いてれば誰か来てないか聞いてみたんだけどなー。残念。。

一通り空港内を散策してから寝床の確保に移る。初めての空港を見た時に綺麗、とか免税店が充実してる、とかラウンジが良い、とかももちろん思う。けどその他に自然に考える事は「この空港、空港泊しやすそう！」という事笑。ある意味職業病みたいなもんだな。ちなみにこの空港はかなり良いです。充電用のUSBポートとかもあったりするし、深夜でも人が多くなく椅子には手すりが無いので寝っ転がれる＼(^o^)／更に電話番号無くても繋げる無料wifi有り＼(^o^)／

という事でiphoneをフル充電にしてから一応荷物をチェーンロックで結び付けて椅子に横になる。みんなとワイワイやりながら寝た時はえらい差だな笑。でももしかしたらこんな空港泊というのも最後かも、ともうと若干寂しさもあった。そしてそのみんなはもちろん仕事に戻っている。自分が社会人だった時には「旅人」をなんとなくかっこいいなぁって気持ちもあった。でも旅人になってみると責任を持って仕事をしてお金を得、空き時間を有意義に過ごしているみんながかっこよく見えるものだ。もちろん家庭を築いている人も同様。これ本当に。まぁ、典型的な無い物ねだりですね笑。社会人に戻りたいのか？と聞かれると素直に「うん」とは言えないしね。