荷物減らすためにパソコン送ったのでしばらくスマホからの投稿です。多少の粗相は許してね。
そうです。レオンに来た目的は昨日の日記でも書いたカミ―ノを歩くため。巡礼の目的地はカトリックの三大聖地の1つサンティアゴ・デ・コンポステーラ(他の二つはエルサレムとローマ)。ここはイエスの12使途の1人、ヤコブの遺体が発見された、とされる場所らしい。そこを聖地と崇め、現在は年間20万人くらい の人が巡礼をするらしい。ただ、巡礼とは言っても州政府も観光の目玉として推しており、教徒以外の人が歩くのも歓迎。
ちなみに道、として世界遺産に登録されてるのはこのカミーノと日本の熊野古道だけらしい。
旅に出る前は有名なフランス人の道(色んなルートあります)を約40日かけて900km近く歩こうと思っていたのだが、最近になって40日、前後考えて1か月半を使うというのは旅の期間を考えても、またシェンゲン圏の90日の縛りを考えても勿体なく思えてきた(教徒の方ごめんなさいm(__)m)。のでサンティアゴから近くを少しだけ歩く方針に方向転換。しかも同じようなプランを持った友人と合流して一緒に行くことにしたのだ。
その合流、そして準備の町として決めたレオン。とりあえずさとしゆかカップルと合流。2人とはグアテマラのあの湖畔の町で良き時間を共に過ごした仲だ。中南米を旅した中で会った数少ない東周りグループ。
レオンでの再会を喜んでからの計画、準備に入る。まず、彼らはスペインのサンセバスチャンという町から来たのだがそこは僕がとても行きたい町の1つ。まさに「美食の町」なのだ。話を聞いて改めて後から絶対に行こうと誓った。まだ俺バル巡りしてないし!!むしろそこまでその楽しみ取っといてもいいな。
①まずは計画。初めはレオンからフランスの道沿いに100kmほど近づいたポンフェラダという町から初める案。そこから始めると約200kmで約10日間だ。話している間ににその後のポルトガル→モロッコまで同じような計画であることがわかり合うところまで一緒に行こうということになった。
そしてそこから精査すると、10日歩いたら時間ギリギリだΣ(゚д゚ll)余り時間に追われるのは嫌だなー、というので3人一致(笑)ということで更に近づいたサリアという町から歩くことに決定。約100kmで5日間。今の僕たちには最良の選択だ。ちなみに徒歩で100kmというのは巡礼後に証明書を発行してもらうのに最低限の距離だ。
そして準備。世界中からカミーノを歩くためだけに来る人たちも沢山いる。僕達はそれを世界一周中にやっちゃおうよ、パターン。荷物が多いというデメリットもあるが普通にこういうスタイルの旅に慣れている、という利点もある。
②巡礼者手帳ゲット
これは僕達が泊まっていたアルベルゲという巡礼者用の宿で2ユーロで買え、その場でスタンプを押してもらえる。これは巡礼してますよ、という証であると共に各地でスタンプを押すことにより歩いてきましたよ、という証になる。
おまけで可愛らしい貝殻もゲット。2ユーロ。これをリュックにぶら下げていると巡礼者ですよ、と一目でわかるようだ。
③荷造り
1時間くらい。僕は大きいがメインのバックパック、ドイターで歩くことにした。トレッキングの為に生まれたようなバックパックなので本当のフィールドだ。着てるの含めて3セットのTシャツパンツ靴下、ウルトラライトダウン、洗剤、3人で分けて調味料とか、風呂セット、寝袋、あたりが主要なものだろうか。要らないものとサブバックは郵便局に持って行きゴールのサンティアゴの郵便局留で送る。町によって変わるかもしれないがさとしくんたちはオスプレイのスーツケースのまま(鍵をかけてることは確認された)、僕は郵便局で貰ったダンボールに入れて送った。よくわからないが巡礼者用価格があるらしく巡礼者手帳を見せる。郵便局でもスタンプ貰えるよ。
まずこれは26kg。26ユーロ。
すいません。投稿しようとしたらここから一度下全部消えたので萎えて大分遅れての投稿になりました。笑
そして無理やりに詰め込んだダンボール箱は13kgで26ユーロ。え(;゚Д゚)一緒なの?そうらしい。もうしょうがない。幸いにもダンボール代は含まれていたようだ。
とても感じがよく予想していたよりはスムーズに完了。2〜3日で届くらしい。日曜休みだけどシエスタ無しに8:30から20:30までやってるらしい。働き者じゃないか!笑
南米でヨーロッパっぽいとかいってもやはり小道とかのお洒落度は本場を感じる。
広場はおじいちゃんおばあちゃんの集会の場。お金をかけずにこういう場所が持てるっていいよね。
そしてレオン大聖堂!でかさの割に広場が狭くてぎりぎり写真に納まった。実はここ世界最大のステンドグラスを持ってるらしい!がゴールでの感動を増すためにかつ節約の為に内部は遠慮しておこう。
また2人と会ってから飯が充実してる。1人だといつも同じようなのなっちゃうからねー。オイルサーディン使ったパスタとかスパイスから作るカレーとか!
ちなみにビールは一缶0.2ユーロ、ワイン一本1ユーロ、生ハム1パック1ユーロと酒を楽しむには最高過ぎる。酒税が安いらしい。
ということでのんびり着実に準備を済ませて明日は開始、ではなくスタート地点に移動、です。