久々のベッド、さらにドミでは無くてトリプルルームだったのでゆっくりしたかったのだがバスの出発が7:30だったので朝飯を食って早々に宿を出る。一緒にパイネに登ったゆうきちゃんとはここでお別れ。彼女に会うことが無かったら確実にこの素敵な数日間は無かったであろう。ありがとう!
ということでチリ→アルゼンチンの国境越え。チリの出国には入国時にもらったスタンプの押されたレシートみたいなのが必要なようだ。アルゼンチンの入国はスタンプ押すだけ。これで4回目のアルゼンチン入国スタンプ!
コロンビア
↓
アルゼンチン
↓
ウルグアイ
↓
アルゼンチン
↓
パラグアイ
↓
アルゼンチン
↓
チリ
↓
アルゼンチン
後にも先にもこんなに出入国を繰り返す国は無い気がする。ちなみにこの後もチリを陸路で北上していくのだがパタゴニアという地域になるウシュアイアからエルチャルテンは少し国境が入り組んでおりこういうふうにチリ⇔アルゼンチンと入出国を繰り返すことになる。
5時間くらいでエルカラファテの町に到着。僕のイメージではパタゴニアといえば、なくらいの町だったので大きくて観光客だらけなのを想定していたが中々のんびりした空気の流れるコンパクトで綺麗な町だった。
調べていた宿にチェックイン。ここら辺の宿はシーズンによってとても頻繁に値段を変えるようだ。そして家族が同じ敷地に住んでおり数部屋をドミにして貸し出すのが定番みたい。初日の宿は150ペソ。バスターミナルから南に歩いて5分もかからない好立地。Francisco Gutierezという通りにある。
スーパーで買い出しをしてふと前を見ると普通に目の前にこんな景色が飛び込んでくる。
夜飯はトレッキングで余った不味いパンを無理やりパン粉にしてコロッケを作った。キッチンを独占するために早目の時間から始めたが2時間以上かかった(笑)少し脂っこかったが味は上等!
4人部屋のドミトリーに3人だったので夜遅くにもう一人別の人が入ってくるまで個室のように快適に使えた。
翌日はAMELという宿に移動。実はこの宿、ここら辺を旅する日本人旅人の間でとても有名。今のシーズンは一泊100ペソと激安なうえにおばちゃんの人柄が良く、可愛い犬がいるのだ!先ほどの宿からバスターミナルに行く間にある。マジでターミナルまで徒歩3分の好立地も素晴らしい。
ここ予約システムはなさそう(調べてないけど勝手なイメージ)で満室が続く、と聞いていた。が、なんとみほこさんが今そこに泊まっているから予約してあげるよ、と言ってくれたので今日から入ることができたのだ。しかもパラグアイで一緒だったまささんとみつこさんも宿泊していた。さらにグアテマラとパラグアイで一緒だったたかあきさん、あやこさん夫妻、ブエノスで一緒だったあきらさんもカラファテにいるという。やはりこの時期はみんなルート被っておもしろいな
この町の主役と言えば氷河だろう。僕他達も例に習ってペリトモレノという氷河にいく。しかもここではなんと氷河の上をトレッキングしてから氷河のロックで酒を飲めるのだ!どうやら一つの会社が請け負っているようでどこの旅行代理店で予約しても時間、値段は同じようだ。僕たちはいくつか回ってから1番感じの良かったところで申し込んだ。ビッグとミニというのがあるようだがビッグは数日待ちというのが普通らしいし、2500ペソ(約19000円)と激高。トレッキングには満足な僕たちはミニで申し込んだ。1500ペソ。
ここで注意事項なのだがアルゼンチンに来てからお金の払い方で悩むことが良くある。なぜならばATMの手数料が約80ペソ(650円)と高いのに下せる上限が2000ペソ(15000円)くらいなのだ。そしてクレジットで払えばいいじゃん、となるわけだがそもそも使えなかったり、使えてもクレジットカード使用手数料が10%とか20%を超えてくることがザラにある。しかも物価が高いので、バスの運賃ですぐに1000ペソなど吹っ飛んでしまうのだ。
僕たちは運よくクレジットカード手数料が無料の旅行代理店を見つけることができたのでそこで支払いを済ませた。バスターミナルの一本北側の道がメインストリートなので色々聞きまわって自分に合う代理店を探しましょう。ちなみに明日が日曜日だったからか僕たちが希望していた朝一の枠は空いてなく11時~20時のツアーとなった。お手軽に思っていたが9時間かかるようだ。これはツアー会社は一つなのでどこの旅行代理店から電話して確認しても空き時間は同じだった。
カラファテの町を少しだけ散策。メインストリート、といっても特別太い道なわけではない。
お洒落なテラスのバー(?)
カラファテの実アイス!町の名前にもなっているカラファテだが前から気になっていた。味?まぁベリー系だよね!
左チョコ、右カラファテ
実は今一緒に旅をしているけいきさんの誕生日だったので奥様のたえこさんが真心を込めたステーキ丼を作ってくれた。もちろん便乗する僕。美味かったー(^^)さらにケーキやとても手の込んでいる動画のプレゼントもあったりして一緒にいる僕も幸せのおすそ分けを貰ったのでした
ということで明日は氷河トレッキングツアーだぜー!