プリズレンからバスに乗り、2時間くらいでコソボの首都、プリシュティナに到着。今日の目的地はここから南に行ったマケドニアのスコピエなので早速バスのチケットを買う。国境越えだが€6だった。17時のバスにして少しだけプリシュティナを歩くことにした。我ながら良くやるよと思うがせっかく通るからには町の雰囲気を感じたい。バスチケットと同じところで荷物を預けて出発。バスチケットと同じカウンターで荷物預けチケットを買ってロッカーに連れて行ってもらう。
さて行きますか。
バスターミナルから道を挟むと団地になっている。また、物乞いの家族などが目に付いた。
おー!ぺヤ!やっぱ有名なビールなんだ!
クリントン。コソボの独立時にNATOを率いてセルビアを攻めた。色々な考えはあるに決まっているが(ふむふむと読ませてもらった記事)コソボの人からしたら英雄扱いなんだね。
町をちょっと歩いただけでUSA love感がヒシヒシと伝わってくる。
公の政府機関みたいなところにも堂々と国旗が掲げられている。それと同時にアルバニアの国旗があるところにもやはり違和感を感じざるをえない。
突然だけどジャケットとかで胸のところに縦にファスナーあるやつあるじゃん。プリシュティナの男の人めっちゃくちゃそこに手突っ込んでる!笑。そもそも日本でその形のファスナーが左右両側に付いてるやつあんま見ない気がするんだけどなー。普通に寒い寒いって僕たちが腰のあたりのポケットに手を入れる感じで胸のところに入れてる。どうでもいいけど新鮮だったから報告。
これは若さとスポーツの宮殿というらしい。中々奇抜なデザイン。
その若さとスポーツの宮殿の正面に建つのは"NEWBORN"。コソボが独立を宣言した2008年の2/17日に公開された。コソボ共和国という新しい国の誕生を表すが、更にポジティブな意味合い、また英語が苦手な人にも理解しやすいように、そして現代の新しい国、ということでこの単語が選ばれたらしい。
歩いているとプリズレンよりも嫌な視線を感じ、2度ほどチンチョンチャン!!と大きな声で言っているのが聞こえた。そういえばチンチョンチャンって言われたの人生初かもな。なんか中国語は何でもヨーロッパ人にとって「チンチョンチャン」って言ってるように聞こえるらしく、そこから広がってアジア人全体をなんとなく馬鹿にする言葉になったんだろうね。そういえばアンニョンハセヨも聞こえたな。
普通はスルーしているがこっちもしつこくてイライラしてる時はやたらガン見してくるやつに対してはガン見仕返し、チントンシャンとかそういうこと言ってくるやつには、は?何言ってんのかな?意味わかんないんですけど、みたいな感じで鼻で笑って見せる。ささやかな抵抗。もちろん雰囲気を読んでね笑。
でも本当にコソボいる間アジア人1人も見なかったからね。純粋に彼らにとっては未知との遭遇なのかもしれない。別に中国人だと思うならそれでいいし少しくらい物珍しげに見てくるのはいいが、それを口に出してきたり仲間と笑いあってこっちをガン見してくるのは僕はどうも苦手で最近いちいちイライラしてしまう。まだ人間ができていないのだろうか。逆にチラッと目があってHiと声をかけてくれたりあんま見ると悪いな、という感じですぐに目をそらす仕草とかを見ると些細だが僕は幸せな気持ちになる。
有名そうな辺りを歩く。印象に残るものは無かったかなー。
市もやっていたので少しだけ覗いてきた。
バスターミナルに戻りなんか食おうかなーと思っていると「こんにちは!!」と声が聞こえた。食べて行ってよ!とおじさん。もしかしたらこのバスターミナルにはちょいちょい日本人が立ち寄るのかもしれない。実際客に触れ合ってアジア人の中では来るのが日本人が多いことを知っていたからすぐにこんにちは、と声を掛けてくれたのだろう。いい笑顔のおじさんでそこで食うことにした。おじさんに任せるわ!と言うと小さいハンバーグみたいなのが沢山入ったやつを出してくれた。美味い!!
バスを待っていると上のカフェでテニスをやっているのが見えた。しかも錦織だ!相手は誰だか見えないがまさかコソボで日本人が活躍してるのを見れるとは予想しておらず、勝った時は素直に嬉しかったし誇らしかった。これが海外で日本人が活躍してると励みになる、ってやつなんだ!初めて実感。
外に出ると一気に冷え込んでおりウクライナで400円で買ったフリースみたいなのを中に重ねた。絶対氷点下だったあれは。
ミニバスに満席で出発。チケットは少し早めに買ったほうが良いかも。運転手が恐ろしいスピードで抜かしていく。途中立ち寄ったバス停ではまさかの増員で立ち乗り超満員。しかしどういう話なのかわからないが国境までにほとんど降り、立っているのは1人だけになった。
国境では両方パスポートを回収されてスタンプを押された。1人立ってた彼が全員のパスポートやカードを返す役目を任されていた。
さてさて!46カ国目マケドニア!コソボ一泊しかしてないけどマジで濃かった。悔いなし!
首都のスコピエに到着した時には8時くらい。宿はバスターミナルのすぐそばにとっていたので楽だった。宿のオーナーの女性は「ようこそ!」とか「ありがとう。」とか言ってくるのだが感心したのは「どういたしまして」とか「どうぞ」を覚えていたのだ!これはかなりレア!!普通に嬉しい。
そこで出会った日本人の大学生がスコピエの夜景思った以上に綺麗でしたよ!とか言ってきた。こっちは疲れてるのにそんなこと言われたら、、、行くしかないだろー\(^o^)/ここも一泊で明日の夜は見えないからね!
おー今日の月もいい感じじゃないか。
見えてきた。川沿いだし既に綺麗なオーラ出てる。ってかマケドニアのイメージが全然なかったけどこういう感じなんだな。
何だこの橋。めっちゃいいじゃないか。偉人であろうと思われる人々が両側に所狭しと並んでいる。
そしてこの街灯がお洒落すぎる。この橋を見に来ても良いレベルで好き。
そしてなんと隣の橋も!二本並んでるよ!超好き! 先人へのリスペクトも感じるね!
この川に浮く不気味なでかいやつ
なんと船の形をしたホテル!やることが違う!
これがメインのマケドニア広場。馬に乗ってるのは〜、、誰か知らない。けどこれ、台座自身もでかければ銅像自体もかなりでかい。怖いくらいでかい。でかいの好きだから惹かれた。
良いライトアップじゃないか。これは一見の価値あり。
石橋もいい感じだけどさっきの橋の勝ちだな。
他の銅像とか噴水の規模もでかい。水が出ていないのが残念だがギリシャらしいイメージに寄ってきてる。
そしてこの門。凱旋門ほどは大きくないけど迫力もあり、また左右に構える銅像もまたでかい
いたるところにでかめの銅像があり写真撮っていられない笑
最後は宿の近くでとてもきらびやかなライトアップを発見。
モンテネグロ、コソボよりも大分垢抜けてきた感のあるマケドニア。トータル3泊の予定ですが楽しみです!今のところかなり期待値高い!
チャリダーの2人は無事にここに到着できてるのかなー?と思いながら就寝。一日で三つの町を観光するとか中々無いな。ご察しの通り今日の疲れも半端じゃありません。。
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