9時過ぎに起床。やはり昨晩すぐには眠れずに体調はイマイチだ。幸いにも担当者からロスバケしていた荷物がマドリードの空港に届きました、という内容のメールが届いていた。ゆっくりとシャワーを浴び、緊急用で買ったものでいらないものは処分して昼前にチェックアウト。お気に入りの町とお別れ。
バスは帰りの日にちだけ指定で時間オープンの往復チケットを買っていたので運よく出発間際のバスに乗れた。45分なんて本当にあっという間だ。前の逆を辿ってメトロに乗り空港に到着して無事に荷物をゲット👌一安心。
ベンチに座り荷物の整理を始めると違和感に気付く。明らかにバックパックの中漁られてやがる。しかも中の小分けの袋も開けられてしまわれずに散らかったまんまになってる。盗られたものは無さそうだ。大切なものも残っている。クレームを付けたところでセキュリティの為です、と言われればそれまでだ。しかし受け取ったときは約束通り二日後には受け取れたし、と一安心していたのだがエアライン側から謝罪の言葉もそういう態度も保証に関する申し出も皆無だったことに気付き無性に腹が立ってきた。なんだかんだ不便被ったし手続きとかここに来るとか時間が無駄になったのは確かだ。ということでカウンターに行き15分くらい下手な英語でクレームを言いまくり、会社に問い合わせるから、と担当者の名前をメモりその場を去る。結局むこうは超不機嫌にめんどくさそうな対応で「コロンビアだからしょうがない」とか「あそこにいる警察に言え」とか「最初の便はうちの会社じゃないから知らない。私たちは何も悪くない。（それはそうだが同じアライアンスでチケットも同時に発行されているので知らないとまで言われるとむかつく）」の繰り返し。運ぶ事がサービスなのにそこで客に迷惑かけておいて謝罪の１つもできないならエアラインとしての資格が無い、と言うとあーはいはいみたいな感じでsorryと言ってきてそれで終了。最後の最後まで対応は腹立ったけどとりあえずすっきりだ。なんかスペイン来てからインフォセンターも愛想悪いし対応もこんな感じで適当なら南米と変わらないな、というか寧ろ南米の人の方が親切で愛想が良い気すらしてきた。更に突き詰めるとこの適当な国の人から支配を受けていたから南米の人も適当なのか、とすら思った。なにせイライラしてたからね！（笑）このあと会うスペイン人は点数を上げてほしいな。
えーーすいません。取り乱しました。旅に出てから一番キレた出来事でしたm(_ _)m
あーだこーだしているうちにもう16時。マドリードは特に見たいものも無かったし宿も高めだったので少し早いがそのまま友人と待ち合わせしているレオンに向かうことにした。長距離バスはALSAが有名なようでネットで探すと半額以下とかでも買える場合がある。僕も今日荷物が受け取れることがわかっていれば予約しておきたかったのだが受け取るまで信用できなかったのでしょうがない。空港のカウンターで買うと15分後出発のがレオンまで25ユーロ。翌日まで待てば16ユーロのもあったが空港泊することになりそうだったので25ユーロ出してすぐにレオンの町に向かう。4時間少々。
ここで寝てしまうから夜寝れないんだ！わかってはいるものの途中爆睡。起きているときに見えた田んぼが続く景色は地元の印旛沼周辺を思い出した。写真撮り忘れたー。到着は21時過ぎだったが相変わらずまだ明るい。
レオンの第一印象は少し栄えた郊外の町という感じだった。
そういえばスペインに来て南米と明らかに変わったのは歩行者に道を譲ってくれる車がかなり増えた。これはオーストラリアとかカナダもそうだったけど先進国の特長なのかもね！逆に通り過ぎる時に挨拶をしても無視されることが多くなった。あと南米では地図でバス停を調べる時には"terminal"と打っていたがこちらではバスでも"estacion"が多いようだ。あーあと、トイレに紙が備え付けてあってしかもそれが便器に流せる、という面。変わらないのは言葉。そりゃそうか。
のどかだなぁ。
スーパーに寄りたかったがさすがにもう閉まっていた。向かったのはマドリードの空港で予約していた宿。アルべルゲというジャンル。スペインにあるカトリックの聖地へ巡礼する人用の安宿だ。ターミナルから40分くらい歩いて到着。するとクレデンシャルは持ってる？と聞かれる。ここに安く泊まるには巡礼の手帳が必要なようだ。話には聞いていたが予約サイト上ではそんなこと書いてなかったなー。でもいいよ、ということで一泊10ユーロ。米とスープだけ食ってシャワーを浴びると昼間キレて疲れていたのか意外にも爆睡できたのでした。
