朝6時頃に起きる。まだ暗く、他の宿泊者は一切いない。朝飯を済ませて明るくなり始めたくらいに出発。今日歩く距離が1番多いはず。昨日と比べて食った分、荷物は軽くなっている。基本共有物はけいきさんと僕が持っていたので体感的にはかなり楽に感じた。この荷物が軽くなる、というのもトレッキングの喜びのように感じた。しかも皆で美味しく食べて減っているのだ。
雲で隠れていたがそれが逆に綺麗で朝から感激。
朝が早かったのが功を奏したのか、とても贅沢なことに最初の3時間くらいは他のトレッカーはおらず、4人で絶景を占領している気分だった。
絶景を前に揃って記念撮影
水はほとんど持ってきておらず、そこらへんで湧き水を汲んで飲む。
カナディアンロッキーでもそうだったが湖のミルキー感が綺麗すぎる。本当にこういう色に見えるよ!
時にはこういうところや
こういうところや
こういうところも歩くよ!!!
ロスクエントロス、というキャンプサイトで昼飯を食う。昨日のうちに作っておいたおにぎり!最高。
少し休憩して目的地、イタリアーノの無料キャンプに向かう。途中乗馬クラブみたいなのに遭遇。楽しそうや。
こちらは昨晩のチレーノの様に区分けされているわけではなくそこらじゅうに好きにテントを張っている感じだった。パスタを腹一杯食って至福の一服。
ここで日本人の男性に会ったが彼は先日ウシュアイアから南極に行って1週間くらい上陸していたらしい。6500ドルしたらしいが彼曰く本当に景色が素晴らしくまた行きたい、と思うくらいだそう。死ぬまでに一回行ってみたいなー。
明日も早いので日が沈む8時には就寝!!
この晩、珍しく夢を見た。やはり寝慣れないテント泊で眠りが浅かったのだろうか。
理科のテスト中だった。中学の時の理科の先生が前に立っており大切な長めのテストだったようだ。それまでは成績はそれなりに優秀だったがここ最近自分は勉強をサボったようで全くと言っていいほどできなくて焦っており、先生が通る時には見られたくなく答案を隠していた。自業自得なのだがいままで順調に来ていたのに今は逆に皆から置いて行かれているようなとても辛い気持ちを夢の中で感じた。という内容だった。
今、僕は世界旅行、ということでとても贅沢な、やりたかったことをやっている。なので今の自分を間違っているとは決して思わないし、今を楽しもう、と常に思っているし間違いなく楽しんでいる。だが表面上は強がっていてもやはり深層心理の中に日本で仕事をしている同年代のみんなから遅れをとっているのではないか?この旅の後普通に社会復帰できるのか?みんなが頑張って仕事をしている時に遊びまくって自分の資産をなくしていいのか?といった不安、というのか負い目、というのを映し出した夢だったのかなー、と感じた。
しかし僕の旅はまだ半分も終わっていない。結局今の気持ちの結論は、今まで通り、後悔の無いように今を本気で生きるぞ!!ということ!テント泊でこんなことを感じるとは(笑)これが旅なのか。
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