今日はけいきさん念願の鯖と僕念願のタコ、のはずだった。しかし買ってきたのはまさかのイカ(^o^)/これね、マジで気をつけてください。最初聞いたところは5000ペソでこれはタコっぽかったんだけど次のとこでは1500と言われ即決したのだが宿に帰りしょういち先輩に見せるとイカなことが判明。ちゃんと頭のとことか見てなかったけど一緒にいた3人が全員タコだと思って買ってるからそれなりに勘違いしやすいのだろう。そして更に悪いことに古めだったらしくキッチンには良くない匂いが発生。申し訳無いことに僕は鯖の捌き、けいきさんがイカを担当してくれた。しかーも、またまた自分の事ではないのにしょういち先輩が喜んでイカの方を手伝ってくれたのだ。どんだけ器広いんですか？
ということで鯖の刺身と先輩に教えてもらったシメサバとイカの煮物。美味かったなー。本当にそれしか出ない。
ている。今日はバルパライソの町に歌いに行くというのでけいきさんと2人でついていく事にした。電車に乗るにはカードが必要なのでともさんに借りて出発。駅の改札でお金を渡してチャージしてもらう。
車両に入ると中では太鼓を叩いながら歌っている人がいた。やはりバルパライソ周辺はアーティスティックな感じなのだろうか。駅から降りると僕が勝手に思い描いていた世界遺産の街、バルパライソ、という名前のイメージとは違い建物は汚めで小便臭さが漂っていた。
元の人たちと笑顔で挨拶をしながら定位置に向かうしょういちさん。彼曰く、この方が楽しいしなんかあったときに周りの人が助けてくれるようになるから！とのこと。おそらくスペイン語は僕よりも喋れないがコミュニケーション能力が凄かった。
この間にも目があった人へのコミュニケーションは忘れない。
そして演奏開始。彼は日本語で基本的にオリジナルを歌う。僕とけいきさんは寒くて上着を着ていたがずっと本気で歌っているしょういちさんは半袖な上に汗を掻いている。改めて良い音楽は国境を越えるんだな、と感じた。
ていた人たちが彼の歌に惚れて青になっても足を止めて耳を傾ける。中にはしばらく聞いて涙を拭くおじちゃんすらいた。しばらく聞くとお金を入れて笑顔で挨拶して去っていく人々。演奏の途中でも笑顔でグラシアース！を忘れないしょういちさん。彼は自分自身が本当に楽しく音楽をやっており周りの空気を自分のものにしていた。
もちろん彼の音楽に魅力があるから、というのが一番だろうが日本人、というところに興味を持つ人もいるのかもしれない。中学生くらいの女の子が"I can speak English."と言ってお母さんと話しかけてきた。最初は緊張してもじもじしていた彼女だがどうやら日本のアイドルに興味があり声をかけてきてくれたらしい。暫く話をしたあと、しょういちさんがレパートリーの中から日本のアイドルの曲を披露するというと「よろしくおねがいします！」と日本語で嬉しそうに動画に収める女の子。
最後一緒に写真を撮ろうよ、となった時はまたまた日本語で「 せーの！」と叫ぶ女の子。本当に日本の事が好きなんだなー。 他にも知ってる日本語で寄ってきてくれる人やハポネスだよ、 というとそうかそうか、と聞いてくれる人もいた。 しょういちさんの歌も然りだが改めてもっと日本にプライドを持と うと感じた。
そして突然「アサラト振らないの？」としょういちさん。出発する前からそう言ってくれたはいたものの僕の腕は明らかに人に見せれるものでは無い。最初はしょういちさんの演奏を汚すような気すらして遠慮していたのだが何度も笑顔で誘ってくれたし逆に断るのが失礼な気がしてきたし何より彼の音楽に参加できることに喜びを見出していた。ということで、しょうさんアザーッッス！！
3曲くらいやらしてもらっただろうか。 必死に流されないようにしょうさんのリズムを聞いて合わせた。 最初はしょうさんも笑ってしまうくらいダメダメだったのだがアド バイスをもらったりしつつ、 最後になってくると自分でも一皮向けた気がするほど慣れてきた( もちろんしょうさんが俺にあわせようとしてくれたのだろうが笑)
ということで最高の経験をさせてもらったわー本当に。何より楽しかったー(^o^)/*3人でビール、ワイン、ピスコを買って宿に帰りお疲れ！の晩酌。しょうさんは彼の人生の事を話してくれたり、日本にいた時のブログやバンドの動画を見せてくれたりした。多くの経験があり誰に対しても平等に接し、常に笑顔で常に楽しんでいるしょうさんの人間性は尊敬に値する。ゲスいところもあったけど笑。今回もいい出会いでした。ありがとうございましたしょうさん！惚れました！(褒めすぎ？笑。でも本当に楽しかったです！)
ということで朝の4時頃 にしょうさん特製のつけ麺を食って寝るのでした。
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