~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

スペイン

S2DAY23 カミーノ5日目:プエンテ・ラ・レイナ 独り歩き開始

さて、再スタートは張り切って朝5時出発!、、とはいかなかった。
ここパンプローナの町で2つのミッションがある。

①クレデンシャル(巡礼証明紙)にパンプローナのスタンプを押していないので大聖堂で押したい。
②ハーパンとポリエステルTシャツが欲しい。

①はまぁ自己満足ですね!②はこのホテルに到着して荷物開けた瞬間に気づいたんだけど、2枚あったハーパンの1枚を直前のズビリの町に忘れてきました。。。開始4日目にして必要なものを失くすとは出だし好調。あと汗かいたときや洗濯時に大変なのでやっぱりポリのTシャツ必要。ってか①も②も丸一日寝てた日にやればよかったのに。。。まぁダラダラ旅はこんなもんです!

色々開くのが8時くらいだったのでバスに乗って向かう。Googleマップで調べると何番のバスに乗るかとかすぐわかるので非常に便利!!現地SIM万歳\(^o^)/ちなみに前から乗って運転手さんに支払い、降りる時は後ろから。コインでも払えた。言葉もわからないし、支払いでもたつくのは現地の交通機関使うとき少し怖かったりする。

町の中心付近で降りたが、まだ少し遠いので歩いて向かう。ぶっちゃけこのあと20km以上歩くのでそれ以外のところで極力歩数は使いたくないのだがしょうがない。朝なので人気が少ないパンプローナの町。

そして教会10時からやないかーい\(^o^)/

とりあえず調べていたお店で買い物するか。その名も"Caminoteca"。カミーノ専門店らしくGoogleマップの口コミも良かった。ちなみにスペイン語の末尾の"teca"は場所を表すらしい。扉にも8時からって書いてあるのに開いてないやないかーい\(^o^)/

めちゃくちゃ計画崩壊なう。

実は今日は午後から雨予報だったので、今日は歩くのを止めて明日からスタートしようか、と妥協心が芽生えた。もう少しだけ近くのカフェで待ってみるかとフラフラしているとCaminotecaの扉に手をかける女性が!!!

声を掛けると「私が来たからオープンよ!」とめちゃくちゃドヤ顔だった(オープン時間30分近く過ぎているがw)。

店内はカミーノ専門店というだけあり、充実の品ぞろえ。バックパックやウェアはもちろん、水筒、靴下、寝袋やスプーンなどちょっとしたキャンプグッズ、日焼け止めなどケア用のクリーム、洗濯バサミなどの雑貨と最悪すべてここでもそろうと思う。 おすすめしたかったので写真撮らせてもらった。

ということで店員さんのおすすめも聞きつつハーパンとポリT手に入れたぜ!!そして洗濯バサミと小さい日本の国旗プレゼントしてくれたぜ!!カミーノ序盤で困り事がある方はぜひCaminoteca訪れてください。おすすめです。軽い1Lの水筒とかも買ってしまった。あと追加のワセリンも。

最後に記念に一緒に写真を撮ってもらい、「パンプローナのスタンプ欲しいんだけど貰える場所知ってる?」と聞くと「ここよ!」とドヤ顔!でもありがたすぎる!調べてみるとカフェやレストランなどでも押してもらえるらしいな。よーし用事終了!

そんなこんなでホテルに戻り、友人と電話をしながらパッキングを済ませると10時すぎw。こんな時間に出発する巡礼者はほとんどいません。幸いにもホテルはカミーノの道からそこまで離れていなかったので、すぐに復帰できた。

前にも後ろにも巡礼者はいない。2日体を休めてコンディション良かったので少し早めに歩いた。序盤で小雨が降って来たのでテンション下がりながらバックパックカバーをかける。一度バックパックをおろしてもう一度持ち上げる、という行動が結構体力を奪うのであんまりやりたくないがしょうがない。自分はまだたいしたことないのでポンチョは取り出しやすい場所に移動させ、再出発。

すると天気予報の精度を疑うほどの快晴になりました。やはり麦畑が美しすぎる!!おんなじような写真多すぎて選別大変すぎる!!

そして日差しがきつすぎるな。日本から持ってきていたキャップは日差しを避けるには不十分で、さらに汗かいたときに全然乾燥しないので悪臭を放ち始めていた。よってお別れの写真を撮ってバイバイしました。あと綿のTシャツ一枚もバイバイ。尊い犠牲だが少しでも軽くして歩ききるためだとわかってくれ。久々にあったベンチで休憩しつつ、日差しを遮るためにCaminotecaで買ったカミーノハットを装着。疲れ始めている顔がひどい。。

ちなみに、日本と同じでカミーノ中でもタバコを吸うことはあまり良いことだと思われていない感じがするが、携帯灰皿を見るとみんなめっちゃ褒めてくれます。そして「日本人が自分でタバコ巻いてるの珍しいな!」とびっくりされます。最近はボガトがおすすめしてくれた、Manitouというブランドを吸っている。これはドイツのタバコでインディアン関連の言葉が語源になっているらしい。

さて暑いが頑張って歩こう。

まぁまぁ急な山を登るとそれはそれは素晴らしい景色が広がります!風車も美しい。

そして頂上では有名っぽい場所に到着。

後半に入るとかなり足に疲れが見え始め、小さい町で小休止。
するとこんなところに柴様が\(^o^)/嬉しくて飼い主さんに「柴犬だね!日本から来ました!」というと嬉しそうにこちらを向かせてくれた。柴様はかなり抵抗していたけどw。癒やされて再出発。出たのが遅かったので当たり前だが、15時を過ぎても到着せずさらに雨も降りそうになってきたので最後の力を振り絞って少しスピードアップ。

すると後ろから僕よりも明らかに速いスピードで歩いてくるアジア人男性。なんとなくの感覚で日本人だとわかったので日本語で話しかけた。50代の日本人男性!彼とはこのあと数日間毎日カミーノや町で会うことになります。

やっと目的地だったプエンタ・ラ・レイナの町のアルベルゲ着いたぜ!€10以下で泊まれるのは本当にありがたい。

ベッドの準備、シャワー、洗濯を済ませると雨が本降りになってきた。食らわなくて本当に良かったー。アルベルゲは教会のすぐ隣で晴れてれば良い感じの庭もあり良い感じ。

そして夜飯どうしようかなー?とキッチンを覗くとなんと!先日パンプローナで別れたヒーサンが料理をしているではないか!二人で再会を喜んだ。そしてなんと「1人分の食材が買えなかったから、2人で一緒にご飯食べよう!」と誘ってくれた。今から外出たり自炊のためにスーパー行く気力は無かったのでマジで神。

米と豚肉のステーキをコチュジャン付きで頂いた。う、旨すぎる。。。。
ヒーサンもパンプローナで一度立ち止まり、バスで美食の町サンセバスチャンに遠征して同じく今日から歩き始めたらしい(ちなみに僕も行ったことあります→DAY315 スペイン:サン・セバスチャン 僕もう食べられないよ!)。

ヒーサンのめちゃくちゃ美味そうな料理の写真を見せてもらいつつ、雨が小ぶりになったので二人で少しだけ町の散策。安いが気持ち程度にビールをお返しした。

そしてふと気になったことをヒーサンに訪ねた。
「ヒーサンは韓国人と関わらないようにしているの?」
カミーノでアジア人は確実に韓国人が一番多く、どの町でも、どの区間でも韓国人にお会いするわけだが、ヒーサンが韓国人と話しているのを見たことが無かったのだ。
すると彼は「避けているわけではないけど、韓国には『外国では韓国人に気をつけろ』と言う言葉があるから気をつけて!」と斜め上の答えwww。

なんか韓国人ですら外国では韓国人に気をつけないと、って意味らしく、ヒーサンいわく「詐欺師が多い」らしいwww。それ韓国人が言うからなんか面白くて爆笑した。

アルベルゲに戻り、日本人、韓国人のグループと少しだけ会話をして就寝(もちろんヒーサンはいないwww)。日本人の女性もいたのでこれでこれまで会った日本人は3人。これからもあんまり日本人には会わなそうだが、それはそれで旅っぽくて良い環境かもな!

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