~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

スペイン

S2DAY19 カミーノ3日目:ズビリ 天然の川でのアイシング最高だ!

ボガトとヒーサンと3人でなんとなく同じタイミングに起きて出発。特にお互い何も言わないが僕も含め3人とも3人で一緒に歩くのがとても心地よかったのだろう。7時頃に出たけど他の人達と比べて遅い方だったかも。僕は自分が膝を痛めたとき用に膝のサポーターを2つ持ってきていたので、1つボガトに装着!幸いにも歩けないほどではないらしい。
あと755kmですねw。まだ1/10も歩いていません。

町には無かったスーパーに寄って朝飯や飲み物などを調達。このタイミングで昨日一緒にカードをしたスイス人のルーカスがジョイン。一緒に歩きましょう。ちなみに水とかは毎朝ペットボトルに宿の水道の水を詰めて出発している(そのせいか、若干下痢気味な気がしなくもないが、そのせいなのか確証はない)。

改めて思うけどフルーツは最強です。お腹も膨らむし水分も取れるし添加物とか入ってないし。僕はカミーノ中の半分くらいの食事はフルーツになりそう。ちなみにこのマドレーヌみたいなやつは少し食べてから買ったの忘れてて数日バックパックに潜んでいたので、残念ながら捨てました。。

朝飯タイム。こうしている間にもどんどん追い抜かれていくが、あんまり気にならない。

昨日まではひたすら山だったが、今日は小さい町をいくつか抜けていく。どこも石造りの家や教会が美しく目に止まる。なんかさ、日本だと田舎でもそれなりに町と町が繋がっている気がするけど、ここらへんは明らかに町の区切りがあって次に進んだのがわかりやすく、ゲームみたいにワクワクするね。町の周りは森や畑になっている。

 

いたるところにシンボルである貝殻がデザインされています。

どんどん進んでいきましょう。あ、この時は台湾人のアンジョーもジョインしてますね!w

 

昨日までのピレネー超えほどではないにしてもこの日も普通にきつかったですw結構急な未舗装路を登って降りてを繰り返す。まだ余裕そうw

ルーカスが歩きながら、カミーノの石についてのお話をしてくれた。多分、昨日の頂上付近のところに自分の故郷の石を置くと良いことがある、みたいな感じだったかな。ルーカスも英語めちゃくちゃうまく流暢なので、一度で聞き取れず、聞き直しても理解できないところがあるのがやはり歯がゆいですよね。でも強面だけど、嫌な顔せずに対応してくれるルーカスも優しい。

一山超えた後のカフェ?で小休止。日陰が空いてなかったので飲み物やサンドイッチを買ってカフェの裏の日陰へ。ルーカスから何が欲しいんだと聞かれコーラというとなんと買ってくれたwイケメンすぎる。町についてからビールでお返ししました。消耗した後の休憩は一人よりも仲間と一緒だとかなり回復効率が上がる気がする。

 

そして嬉しい再会が。昨日は会っていないが、おとといに急な道を追い越し追い越されして笑顔で挨拶しまくっていた彼女と会いました!彼女はなんと愛犬のプードルちゃんを連れて歩いているのです。アルベルゲに泊まれるのかな?聞いてみたかったけど僕のスペイン語が不十分で聞けず。ちなみに数日後にまた再開しますw

さて、ここからがきつかったなぁ。。
めっちゃわかりにくいですが、これまぁまぁ急です。ピレネーを越えて気候が変わったのか、午前中でも日差しガンガンで消耗が激しい。ただ、まだ6月だから日差しや温度はマシな方なんだろうな。ってかこれ雨降ってたら僕は超えられる自信無いわ。

 

ここからは僕はみんなのペースに合わせるのは無理だったので、みんなには先に行ってもらった。目的地はズビリ、という共通認識はあったのでそれぞれ歩く。

たまに目に入るサインに勇気をもらい進んでいきます。ちゃんと迷いそうな場所や分岐にはこのサインがどこかに有るはず。僕が選んだ一番人気のフランス人の道はこういうところも整っている方なのだろう。

なんとか更に一山超えると、道端にフードトラックが!しかも陽気にミニライブを開催してくれています!巡礼者以外の方々も大勢いらっしゃいました。生搾りオレンジジュースを頼み、しばし休憩。ちなみにこの場所は「Erro(エロ)」という名前なのがさらに印象的でした。

足の疲れが結構きつかったが、なんとか本日の目的地、ズビリの町に到着。町の入口に澄んだ水が流れる美しい川があったので、両足を浸けてアイシング!天然のドクターフィッシュもいました。

安いアルベルゲにチェックインしようとしていたが空きが無く、上の写真に写っている橋のすぐとなりのアルベルゲにチェックインした。ボガトは「今日はハンモックで寝る!」と意気込んでいたが、天気予報を見たら雨だったらしく断念。残念!

ルーカスは途中から昨日カードをしたサンドラと一緒に歩いていたらしくアンジョーも一緒に別のアルベルゲにチェックインしていた。お互い自由で最高だぜ。とはいえ町が小さいので、すぐに再開。

どこも窓際の花が綺麗です。

アルベルゲは違うが、みんなで夜飯食うか!ということで15時に閉まるというスーパーへ。これ多分15時に閉まったら他にこの町にはスーパーないパターンぽかった。あぶねー。買い物が済むと、まだ夜飯には早いので一旦解散。僕はシャワーを浴びてから洗濯をし、もう一度川に行って足を冷やした。ケンさんにも再開し、少しお話をしてから仮眠。

 

ヒーサンがリーダーとなり、パスタを作ってくれた!写真撮ってないなぁ。撮れば良かったなぁ。ちなみに普通に美味かったです。平皿もりもり2皿分をみんなでシェアし、ワインを飲んで大満足!

なんか今日はボガトの元気が無かったので訪ねてみると、このカミーノに来たことによりハンガリーの彼女との軋轢が生じているようだった。お母さんからも帰ってくれば?と言われているらしくこのままカミーノを続けるかを悩んでる、とのこと。みんなそれぞれ抱えているものがありますね。
僕が「一旦今の自分に大切なものを整理して必要ならカミーノは一旦中断しても良いんじゃない?」と月並みなアドバイスをすると、「あなたは大人だからその判断が正しそうだけど、僕はまだ未熟だから正しい判断ができる自信が無いし、カミーノから逃げ出したと思われたくないんだ。」と。そんな考え方ができているなら十分大人な気が。。

飯を食って、アルベルゲで一緒だったスペイン人やイタリア人と交流をしていると激しすぎるスコール。明日の歩いてる時間はやめて欲しいな!

雨が止み、ボガトとタバコを吸っていると爆音でパーティをやっているようだったので見に行った。まさにパーティだったわけだが、僕は苦手なのでボガトに挨拶をして帰宅。

 

アルベルゲに向かっていると「途中まで一緒に帰ろうぜ!兄弟!」とパーティに参加していたルーカスが追いかけてきた。みんなで取った写真を彼女に送ったらアジア人が多くてびっくりしていよ!と楽しそうに話してくれた。また、スイスではルーカスはかなり一般的な名前らしく、カリというニックネームで呼ばれているとのこと。どちらが良いか聞くとカリが良いらしいので、「また明日!カリ!」と言って時間の約束だけして別れた。

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