~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

スペイン

S2DAY18 カミーノ2日目:ロンセスバジェス カミーノ感出てきた

朝起きるといきなり景色が素晴らしい。
今日この後感じることになるのだが、この2日分の日程を1日で行ってたらどこかが壊れてそうだったし、これから頂上に向かう素晴らしい景色を元気な状態で見られたこともあり、本当にここで一泊してよかった。素敵な出会いもあったしね。

おはようございます!

朝飯はセルフみたいな感じだが、シリアル・パン・コーヒー・ヨーグルトなどかなり充実していて満足だった(昨日のミートソース食いたかったな)。

先に出発するケンさんを見送る。といってもまた会いますが!

さて、準備しますか。
あれ?右右じゃねーか!!同じ色のソックスを2足買って1足だけ持ってきたのだが間違えてんじゃねーか!テンションだだ下がりだったが実際はいてみると意外と気にならなかったですw

出発前に宿のオーナーも呼んで写真撮影。

さて、ハンガリー人のボガトと韓国人のヒーサンと3人で歩きます。
昨日と比べると緩やかではあるが、延々と坂道を登っていく。
そこら中にでかい鐘を付けた家畜が放牧されており、快晴だったこともありとても気持ちの良い景色の中ピレネーを登っていく。
まぁ、一番遅いしめちゃくちゃに汗だくになりますよね。


疲れたから休ませてくれ!とお願いして3人でチル。実はヒーサンは2回目で前回は10年前に友人と6人で同じ道を歩ききったらしい。10年前より年取って大変だけど最高のハイキングと言っていた。結構カミーノ複数回やっている方いて、「あなたは何回目?」みたいなやり取りも発生します。

登るぞー。

巡礼者用の水汲み場があったり、

謎の小屋がぽつんとあったり

サンチアゴまで"765km"という石碑があったり(落書きすんじゃねーよ)

飽きることなく歩かせてくれます。そして昨晩一緒だったメンバーと追い抜き追い抜かされを繰り返し歩いていく。

やっと頂上を超えると、もちろん今度は下り坂。上りに比べて結構急だった印象。分かれ道でどっち行くか迷ったり、めちゃくちゃでかいナメクジを観察しながら一気に降りる。そして2日目にして早くもここでボガトが踏み外して膝を痛めてしまった。。。僕の杖の片方を貸したりしつつ一緒に降りていく。

そして着いたぞ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ヒーサンは前日にアルベルゲを予約した、と言っていたので不安だったが、めちゃくちゃ大きく問題なくチェックインができた。この左側に宿泊、正面の奥側が教会になっていた。教会に隣接している、というか繋がっている気がする。

チェックインまでは1時間くらいあったので、3人でチルタイム。
足がかなり疲れていたのでストレッチ。
そしてボガトはなんとハンモックを持ち歩いています!重くなるのはわかっていたけど、アルベルゲ代を節約したいから持ち歩いているとのこと。後ほど、ゴリ押しで試してみてよ!と勧めてくれたのでお借りするとまじで最高でした。寝る予定なかったのに軽くいびきをかいていたらしい。

ロンセスバジェスの町は想像していたよりもとても小さく5分あれば全体を見渡せるレベル。
巡礼者の大多数が宿泊するっぽい町なので勝手にもう少し大きいと思っていた。また、観光地でもあるっぽく巡礼者らしくないきれいな服装で出歩いている人も結構見かけた。

そしてチェックイン!寝るエリアを汚さないように、靴やスティックは入口付近で脱ぐように指示される。寝るエリアはこんな感じ。さっきの建物の2階と3階にはこのように2段ベッドが所狭しと並べられている。ただ、綺麗で、バックパックごと入れて鍵をかけられるロッカーもあり充実していました。

シャワーは生き返るぜぇぇぇ。シャワー浴びている最中に石鹸を落として隣のブースに入ってしまった。英語でお願いしたが、自分に言われていると気づいていないのか言葉が通じなかったのか、返答なかったが、しつこくするのも難なのでお隣さんが終わるのを待って救出。

洗濯専用の部屋もあり手洗いもしやすかった。このアルベルゲはホスピタリオと呼ばれる、ボランティアの方のサポートで成り立っているようで、担当してくれたおばちゃんは過去に自転車でカミーノしたらしく「今日が初めてのホスピタリオなの!」と嬉しそうに話してくれました。ありがとう!!チェックイン後の説明など、想像以上にシステマティックになっていて、担当のホスピタリオさんが施設の説明をしてくれたりした。毎日100人以上来るだろうからすごいなぁ。

試しにヒーサンと€1でスピナーなるものを使用。日本でもプールとかにある高速で回転してある程度水分を取ってくれるやつ。あとはみんな仲良く干します。

1階の共有エリアも快適で、ジュースや軽食の自販機があったり充電しながら少し仕事をすることができた。今日は夜飯は宿で頼んでいた(というかお伺いしたら町の中にスーパーが無いらしい)ので、その時間までハンモックで爆睡。ボガトに「夜飯の時間だぞ!」と笑って起こされた。

飯はメインとサイドディッシュを選べ、ワインやバゲットも付いてくる!ワインはここ、ロンセスバジェスのロゴが入ったものだった。パスタとチキンを食べ超満腹です。

飯を食っているときのテーブルで同席したある欧米人の方が、「おいアジア人、ワインを取ってくれ。」と言ったらしく(僕は聞いていなかった)、それまでその方と普通に会話をしていたボガトが語気を強めて「俺の友達にその言い方は失礼すぎる。」と怒ってくれた。マジでいいヤツ。心から感謝。ちなみにあとから聞くと同卓していた他の人たちも、その人のことは嫌いだったらしいですwww。ただ単に嫌なやつだった説。

ボガトは信じられないくらい社交的で飯を食い終わった後に「カードゲームやろうぜ!」とメンバーを募る。スイス人のルーカスと台湾人のサンドラ、僕は昨日から一緒だったアンジョーも混ざり6人でカードゲーム。今日教えてもらったのは「カンビオ」というカードゲームでこれまたスペインの遊びっぽかった。軽く酔っ払っていたルーカスと僕はゲーム内容は酷いものだったがかなり親交が深まった。

そういえば昼間に一人日本人ぽく見えた女性がおり、ボガトとヒーサンに「彼女日本人かも」と話していると「あぁ、彼女は日本人だよ。」と何故か彼らに教えられた。バスやサンジャンで話したって言ってたかな。なんか意外と狭いコミュニティだが面白い!
その後、夜に彼女とすれ違った際に少しお話をし、「お互い頑張りましょう!」とSNSを交換して床についた。

(あ、言い忘れてましたが、今日しれっとフランス→スペインの国境越えました!国境付近ではフランスとみなされたりスペインとみなされたりを交互に繰り返していたようで、通信会社からの「スペインにようこそ!」みたいなSMSが複数回来ていた。ちなみにいうまでも無いかもしれませんが出入国審査も線も無いので気づいたら超えていました。)

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