脱中国の飛行機は昼過ぎなのでパッキングなど準備を済ませてチェックアウトしてからロビーでのんびり。これまた日本人のご夫婦旅人に出会った。旦那さんは革鞄の職人さんらしい。色んな人との出会いは本当に面白い。しばらくお喋りをしてから出発。宿のスタッフともお別れ。名残惜しい。
宿で教えてもらった空港へのシャトルバス乗り場へ。ここまでも歩いて行け、ミセスパンダホステルの立地は本当に良いと思う。今日は暑いがエアコンガンガンでかなり快適。やっぱりここは東チベットじゃないからね!
空港到着。知ってますか?飛行機乗るのってジョージア以来。ジョージア→アルメニア→イラン→トルクメニスタン→ウズベキスタン→カザフスタン→キルギス→中国とユーラシアをずっと陸路で進んできた。約4か月ぶりの飛行機。本当は上海まで陸路で行きたかったー(゚∀゚)すべてあの嘔吐下痢のせい。まぁしゃあないか。
ということで久々にバックパックの重さを見ると17kgいかないくらいだった。多少のお土産を持ってのこれだからよくわからないけどなんか荷物軽くなってる笑。まぁいいことか!そして実は中国の滞在可能期間が今日まで。なんかイベント発生して飛行機乗れないとかなるとかなり面倒くさいなー、と心配していたが何ごともなく出国スタンプを押してもらって一安心。良かったー。
中国のトイレでかなりよく見るフレーズ。「小便の時に小さな一歩を踏み出せば文明の大きな一歩に繋がるよ」っていう感じ?
ということで順調にチェックインを済ませてこれまた久々のラウンジへ。旅の後半は全然飛行機に乗っていなかったのでプライオリティパスの元が取れていない気がする。それにしてもこの空港のラウンジの飯は最高だったなー!
おかわりー!
はい全然懲りてない男HUKKYです。バカだよね本当に笑。でも旅人たるもの食えるときに食っておかなければ(←強引だけど気に入ってる言い訳)。一応アルコールだけは控えて搭乗口へ向かう。成都ありがとーう!好きな町!また来たいねこれは!
今日は四川航空。LCCではなくてフルサービスのエアラインなのだが1万ちょいで成都→香港のフライトが取れた。もちろん飯も出るし接客もまぁまぁなので値段の割には大満足だった。たまにこういうエアラインあるよね。素晴らしい!
二時間少々で香港に到着!チケットが安かったのと今後の移動に便利だからなぁ、くらいの理由で正直結構適当にとった香港のチケット。でもやっぱり国が変わるというのはワクワクするものだ。こういう感覚が残っているという事に気付いて素直な嬉しさと変な安心感があった。そういえばエジプトからキルギスに向かう時も感じたなーこのワクワク。(厳密には香港は「中華人民共和国の特別行政区」という区分けらしいが個人的な感覚からして一カ国と数えることにした。)
飛行機からブリッジに出ると蒸し暑く感じたが成都もたいして変わらなかったかもしれない。おー!荷物受け取りの為に電車乗るパターン!なんでこんなんでテンション上がってんだ笑。それにしても数日前にいた東チベットとのギャップは凄いもんだ。
入国審査は入国カードを書いてパスポートと出せばすぐに終わる。過去最高レベルのスムーズさ。ただ残念なのはこの香港とマカオ(お隣の特別行政区)はスタンプが無いこと。紙切れを貰ってそれで終了。ちょっと残念だ。
そして実はこの空港は昔仕事で立ち寄った空港の一つ。あの時はこんな形で再びここに来れるとは考えもしなかったよなー。ちなみにその時は深夜着の早朝発だったから観光など一切できずに空港内で先輩たちと適当に飯食ったなー。ほんとうに良い思い出。そしてここがその時に立ち寄ったあたり。偶然目に入ったけど一瞬で思い出したわ!先輩見てますかー!そして覚えてますかー?笑
今日はTsim Sha Tsui(尖沙咀)というエリアに宿を取っている。安宿でも1000円すると聞いていたがbookingで普通に700円くらいの宿を見つけることができた。ATMで金を下してバス乗り場へ。
バスの行き先一覧(結構な数ある)と自分の地図を見合わせながら考えていると案内係のおじちゃんが英語でどこに行きたいのかと尋ねてくれた。香港来たぜー\(^o^)/イギリスの植民地だったしかなりの国際都市だもんねー!チケット売り場のおばちゃんに英語通じるとか素晴らしすぎる。大してことない英語力でも全く言葉が通じなかったところから来たらかなり強力な武器に感じる。busとかI want to goとか通じるだけで十分ですよ。
バスはここが始発のようだが満席にせずに出発。まだ結構並んでる人いたからもうちょっと乗せれば良かったのに!贅沢なバスの使い方!さすが香港先輩!空港のあるあたりの島(名前知らない)からいくつかの橋を渡ってかの有名な九龍というエリアに突入。今は走っているのはかの有名なネイザンロード。知ったかぶりしたけど香港では有名な道らしい。ってか香港情報が僕の頭に皆無だ笑
gpsのお陰で宿のすぐ近くで降りることができた。いやー、なんか、ほぼ日本だ。人々の顔とか服装も込みで。成都以上にあか抜けている人が多い気がする。率直な感想。
宿の場所の難易度は高かった。地図でピンは打ってあったのだが、一応住所も見ておいてよかった。ここらへんは雑居ビルみたいのが乱立しておりなんとなくの場所がわかっているだけでは辿りつけない。ビルの名前、部屋番号も見ておかないと。無事にチェックインしてもう今日はゆっくり、するつもりだったがなんかワクワクが止まらなかったので近場だけで歩いてみた。
大して調べずに宿をとったがここら辺はかなりの繁華街で人も多く良い場所な気がしてきた。地下鉄やフェリー乗り場からも近いっぽい。
マルケ―も
セブンもある!ってかセブンの密度が濃すぎる。50mの間に3つくらいあるんじゃない?いやまじで。
少し歩いただけでかなり汗ばんだし何よりも疲れたのでセブンで夜飯と水を買って宿に帰った。ズドーン!
おにぎりなんていつぶりだ!再出発してから初じゃないかな?
宿は受付が11階だった。エレベーターは二機あり、一つは奇数階専用、もう一つは偶数階専用。よくわからないけどこの方が効率が良いのか?宿の部屋は各フロアーに散らばっており、チェックインを済ませてから5階に降りた。そして言われた部屋の中の更に言われた部屋に入る。
部屋は香港において激安を誇るだけあってかなり狭い部屋にダブルベッドが二つ。バックパックを置くスペースすら十分には無く、トイレとシャワーは一緒でシャワーを浴びたら便器びちゃびちゃ。そもそも体を洗うにも不自由な狭さ。ただそれ以外は清潔だしエアコンガンガン(調整不可)だしコンセントも十分にあったのでコスパはまぁ良かったと思う。久々に出現したこのタイプのコンセント!
大して何もせずに移動で終わってしまった一日終了!とりあえず期限内に中国脱出できて良かった本当に!