~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

カザフスタン

DAY571 カザフスタン:アルマティ→サティ 目的を果たす前に満足しそう

5:30のアラームで目覚める。今日はアルマティからサティという町を目指す。ここかなり田舎町、というか地図を見ると秘境と言ってもいいくらいの印象。カザフがなんか物足りなくもう一箇所くらい行きたいなーと思ってた時にこのお二人のブログに行き着いた→ふたりでふらり ゆるりとぐるり。丁度行きたかったド田舎じゃねーか。しかもトレッキングもできそうじゃねーか。調べるとツアーもあるみたいだけどもちろん自分で行くっしょ!

宿の人でもサティの行き方を知らなかったのでお二人のブログに頼
りっきりで行くことにする。荷物をまとめアゼルバイジャンのおじちゃんとお別れ。わざわざ起きてきてくれた。いや、起こしちゃったのか笑


市バスで西にあるサイランというバスターミナルまで行こうと思ったがお目当のバスが来ず。1日1本かもしれないサティ行きのバスは7時との情報だったのでタクシーを捕まえようとするも全然見当たらない。他の人がひたすら通る車に手をひらひらしてると一台の車が停まり乗り込んでいったのでいわゆる白タクが一般的らしい。真似するとすぐに捕まりバスターミナルまで直行。

ドライバーは辞書を見ながら"I eating of work Japon."と言う。日本で食ってくための職を紹介してくれ、だろうか。日本食関係の仕事をしている、だろうか。適当にYesと言うのは危険なのでわからないジェスチャーをしてスルー。降りるときは電話番号交換しようと言ってる気がしたが再びわからないフリをしてスルー


バスターミナルまでは思ってたより遠く8kmくらいあった。降りてすぐにサティサティと彷徨うが、どの客引きもサティに反応してくれない。サティから行きたいのはコルサイ湖とう湖なのでコルサイと言うと反応はしてくれるけどバスは無いみたい。チケットオフィスで聞いてみるとコルサイ行きはサヤハットからだと言う。サヤハットって鉄道駅のすぐ近くのバスターミナルじゃないか\(^o^)/勝手に決め込んでこっち来たのが間違いだった。わざわざタクシー乗って間違ってる遠いバスターミナルに来たという愚かな自分。


7時にあったとしてもう間に合わないけどとりあえず市バスに乗ってサイハットに行ってみる。丁度通勤時間だからか市バスは超満員。2つでトータル30kgの荷物はバス内で迷惑だし取り回しが凄く大変。なんかカザフの発達具合といい、出勤の混み具合といいちょっと日本の匂いがした。顔が似てるってのもあんのかな。少し空いてるバスが到着するまで見送る。向うには立派な山脈がそびえ立っている。あれを越えたらもう隣国キルギスだ。

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サヤハット到着。そこらへんの客引き、客、チケットオフィスで聞くと先ほどと違いサティに反応はあるがバスは無いからタクシーかツアー会社に連絡しろという。明日の朝7時はあるのか?と聞きたかったがtommorowとか通じないので一苦労。一応でダウンロードしておいたロシア語のオフラインマップが活躍。まぁ向うが何て言ってるかは7割推測だけどね(`・ω・´)結果バスは無いような感じ。どうしよう。

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ふらふらしてると先ほども声をかけてきたタクシーの運転手がやはりバスは無いからタクシーで行こうと言う。言い値は20,000テンゲ、約7000円。片道だからな笑。辞めるわ、という事で歩き始めると6000テンゲで行けると言い始める。やはり言葉がわからないのだがどうやらこのおっちゃんがある場所まで5000テンゲで連れて行ってくれそこからシェアタクシー1000に乗り継いでサティに行けるらしい。6000テンゲは約2000円。高いことには変わりがないが大分良いところまで来た。カザフでトレッキングしたいし行くか!!


タクシーに乗ると既に3人乗っておりすぐに出発。あれ?おっちゃんのもシェアタクシーじゃねーかよ。貸し切りかと思ってたわ。そしたら5000て高いよな。。途中昼飯休憩。多分Chilikって町あたり。
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カザフ来てからうどんばっか食ってるわ!勿論日本の物には及ばないが普通に美味い!

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約3時間で乗り継ぎポイントへ。僕より先に行く人が2000しか出していないところを見ていたので文句を言った。それが通じたのか他の客からもプラス3000を回収し始める。なんで一回で集めないんだよ。今口裏合わせといて後で返すんだろ?とも伝えられず。最初の交渉の段階で負けだな。ここまで来てしまったからにはしょうがないか。最初20,000だったところから5000に下がったから冷静さを欠いてたな。相変わらずヘタレてやがるぜ自分。ってか今乗ってる人たちどこ行くんだろう。このまま行くとキルギスに入りそう。その手前のKeganかな。


でも!今回は気持ちをすぐに切り替えられる要素が2つ!1つ目は先日の問題ありなウズベク出国時に50ドルくらいの出費は覚悟していた点。それが何もなく通過できたのでその分浮いた気になってる。


2つ目は景色!!下ろされた場所はこんな感じ
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これがこの交差点の名前なのか?全然読めない。DSC06786
広大な草原。これだよカザフに求めてた景色って。乗り継いだお陰でありつけた絶景。意外とサティ方面に行く車はあり、乗ってきた運転手がすぐに止めてくれたが少し写真を撮りたいからとその車は断った。

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遠くに渓谷が見える。
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早すぎるが既に来て良かった感がある。今まで見てきた国の光景と似ているようでやはり違う景色がそこにはあった。
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手を上げるといきなり一台目が停まってくれる。おばあちゃんとお父さんと男の子。サティの手前のなんとかって町まで行くということでタダで乗せてくれた。残念なことに全部ボケていたがこの区間の景色も素晴らしかった。草原ってこういうものを言うんだなって思った。
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馬に乗って移動したり放牧をしている人がザラにいる。
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彼らの町に到着。もう既に文句なく田舎町だ。
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町の端まで送ってくれお別れ。ここまで来ると車全然通らないけどまぁまだ昼過ぎだし気長に待とう。

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晴れだし温度も快適。遠めに動物を見ながら車を待つ。
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30分も待たずに1人のおじさんが乗せてくれた。彼は少し英語を喋ったのだが20年くらいコルサイ湖で働いていたらしい。何してたんだろう。少し進んだ道端まで。なんか道の工事やってて現場に顔出してたからそういう仕事なのかな。さっきの町からちょっとしか進んでないけど、ヒッチハイクにおいてはずっと待って一気にドカンを狙うよりも少しづつでも目的地に近づいていく方が良いと思ってる。

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また馬とか牛を見ながら待つ。なんかのどか過ぎて笑ってしまう。
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そしておじいちゃんおばあちゃんとその息子が乗る車で遂にサティの町に到着!結局途中からは無料ヒッチという事になった。有り難い!町の印象は思っていた以上に田舎町。歩いている人も通る車もあんまりいない。

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さて宿探さないと。一応maps.meには3件くらい出てくるがあてにならない気がする。とりあえずメインストリートを進む。やばい町の西端まで来てしまった。やはり宿の看板など1つも見つからない。通りがかったおばちゃんに覚えたての「ガスティーニッツァ(ホテル)」と尋ねてみる。


するとここだよ、と指差したのは僕たちが立っていたすぐ前のところ。普通の家に入って客が来たぞーと伝えてくれるおばちゃん。ちょっと話をするとここはダメだついてこい、と隣の家を案内してくれた。この青い扉のところ。

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無愛想ながら親切なおじちゃんが出迎えてくれる。宿ってか多分自分たちが普段使ってるダブルベッドを貸してくれる感じ。3000テンゲ(約1050円)というのですぐに決めた。(後日談だが二泊で何も考えず呼んでくれる食事を毎回がっつり頂いた結果+2000で計5000になりました笑。でもこんな不便なところで三食付きで1800円なら悪くないと思う。相場はわからず。この後三泊で英語を喋る人とは出会わず。)ウェルカムポテトを頂く。

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それよりも感激したのはこれ

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チャイ!紅茶!ジョージアで見たのと同じように濃い原液みたいなのとお湯が別のやかんに入っておりカップに入れて混ぜる。しかし、ここのはそれだけでなくなんとwith ミルク!ミルクティー!もちろんミルクは自分ちの庭で絞ったやつだって!ここらの地域では昔からこういう風に飲んでるっぽい。優しくてめちゃくちゃうめー\(^o^)/飲み干すと瞬時にお代わりを入れてくれる。ってかみんなすごい勢いで飲むので注いでくれるおばあちゃんはおかあさんは大変そうだった。それにしても本当に美味いな。


腹が落ち着いてから散策に出かける。まずは家の庭。

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さて外に出るぞ。
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ここの町は良い。どこを写しても良い感じの写真になる。田舎と動物て普通だけど最高の組み合わせだ。
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こういうのを草原ていうんだなー。奥の斜面の所も草がびっしり生えており登っている家畜もいる。

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君たち一生食ってても草食べきれないでしょー。幸せもんだなー!毎日放牧されてるんだろうなー。

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夕方なので放牧していた羊を家に連れて帰る人の姿がチラホラ。ここまで家畜だらけの町って初めてだ。

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いやー正直長く住みたいとは思わないけどなんか心が癒される風景が続くなー。

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大分日も傾いてきた。

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羊の放牧の世話をするのに乗馬してる人をよく見た。この人は僕がカメラ向けてるのに気づいて俄然張り切ってくれた笑

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ってか引いてみると凄い数だな。

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興奮するのは馬も放牧されている点。写真だと遠いけどね!笑

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一通り見て大満足し少し高くなったところに座り込んで町を一望。

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さて家の方に向かうか。
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牛たちと一緒に帰宅しましょう。
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僕が帰るとすぐにご飯の準備をしてくれた。ウェルカムポテトがまだ大分腹に残っていたが出してくれたのは餃子系!今まで海外で食った中では1番餃子に近かった。ネギ入ってたんじゃないかな?それにしても旧ソ連圏だとどこでもこの包んだ系の食物あるね。

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食後リビングでお父さんと2人で寝っ転がってるとお母さんがわざわざマットを引いてくれたりした。とても暖かい家族。まさに昨日博物館でみた絃楽器があったのでお父さんに渡してみる。

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が、ちょっと苦手なようだ。それを見ていて笑っていたお母さんが見事なお手並みを見せてくれた。二本でも色んな弾き方があるんだなー。

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そして女の子めっちゃかわいいっしょ?僕のことを気に入ってくれたらしく目が会うとニコッと手を振ってくれる❤


シャワーがあるのかわからないがあってもかなり寒いと思うので、歯を磨いてから外のボットンで用を足して早目に就寝。今日は夜になり若干曇ってきたが街灯が少ないから夜空めっちゃ綺麗な予感。明日の夜を楽しみにしておこう!

そういえば寝る前に地図を見ていて気付いた。今日の僕のルートってこんな感じ。

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乗ってるとき遠回りだと思ってたんだよね。でもこれしかわかんなかったし、しょうがないかないかって。こうやってダイレクトに行けると思ってたんだけど改めてちゃんと地図見ると道ないね。今日通ってきたルートが唯一のルートっぽい。田舎っていうより秘境に近いかも。
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