~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

カザフスタン

DAY573 カザフスタン:コルサイⅠ→サティ 遂に警察に連行されるの巻

起きると雨。さらに雪も降ってくるという悲劇。日が差し込む湖を見れるどころかちゃんと帰れるのかも若干不安。でもここにいてもやることないし今日は気合い入れてサティに帰るか。
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朝ごはんを頂く。甘いおかゆとパンとサラダ。サラダは一気にたくさん作って毎日少しづつつまむようだ。そしてミルクティー!サティの家でも全く同じようなメニューだった。質素ではあるけれども意外と腹がふくれるものだ。旅をしていて思うけど今みたいに特殊な状況で食物が貴重であると認識している時は不思議と少し食べれば満たされるもの。食いたいだけ食える場所にいたとしてもそうでないところに行けばちゃんと一日で順応する。人間の体と心って不思議だ。


お礼にひっさびさに折り鶴。折り紙はサティに置いてきてしまったのでメモの紙から。

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2人も心配そうにどうするのー?って感じ。基本的に写真は撮らないでねって感じだったみたいなので最後に集合写真だからお願い!という事での一枚。雨が弱くなったところで出発。あざっした!!!
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さらばコルサイ!こうやって見ると完璧に隠里だな。
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さて、行くか。幸いにもこの後強く降ることはなく道もそこまでぬかるんでいなかったのでそんな大変じゃなかった。

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やっぱ馬はかっこいい!家畜全体そうだけど警戒心が強くて近づくと結構距離を置いて逃げてしまう。ごめん食事の邪魔して。

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そしてやはり帰りの下りは早くあっという間にチケットオフィス。さておばちゃんに止められるかな?多分昨日1日分しかお金払ってないからね。でも誰もいなかったのでスッと出ました\(^o^)/

山の天気は変わりやすいってやつで自分でもびっくりしたけど片側はこんな感じで青空に変わっていた。 

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今日は馬と縁があるなー!

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あとはずーっと真っ直ぐサティに帰るだけ。だが、1つの好奇心が襲ってきた。この隣の小高い丘を登ったらどんな景色が見れるんだろう。。。もちろん登るのに道なんで無いし結構傾斜きつい。時間は13時、雨は降らなそう。行くか!!

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うぅーきつい。全然意識してなかったけど標高どれくらいなんだろうここら辺の。たまに岩に座って休憩。


着いたぁ!!、、、、はぁはぁはぁはぁ。
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こっち側曇ってるけど凄い景色だな!これを尾根って言うのか!「尾根おね)は、谷と谷に挟まれた山地の一番高い部分の連なりのことである。」wikiより。

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登ってきた道とは反対側を覗くと大量の羊たちがローラー作戦のように草を食べながら前進していた。全然食べきっていないのに少しずつ前進していくのは見ていて不思議だった。
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そして尾根に沿ってサティに向かって歩き出す。どんどん晴れ間が見えてきたー!(ここから先曇ってる側は写さない笑)

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登って良かったー\(^o^)/いや本当にいいわー。カザフスタン満足ですねこれは。てっぺんでしばし昼寝。

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さて、帰ろうか!尾根をずーっとサティに向かって進んでいく。

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君たち結構高いところまで来るんだねー

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ウシの中にもたまに凄く敏感なやつがいてかなり遠くにいる時からガン見されることもある。

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とても贅沢な景色で二日間歩いた疲れが吹っ飛んだ感じだった。

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左に道があるのだが、右奥には更に丘。丘と丘の間はまさに秘密の場所。

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ここは家畜たちにとって楽園だと思う。
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そしてサティ見えたぞぉ!!!またここに座ってしばらくサティを見下ろして休憩。名残惜しい景色。

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なだらかなところを選んで町と同じ高さまで下りて道に戻る。すると警察の乗った車。銃を持った兵士が5人乗っており1番年長の偉そうな人が降りてきて一応みたいな敬礼をしてからなんか言う。適当にパスポート出すと一通り眺めてからまたなんか言う。適当に「コルサイ行ってきて今からサティ戻るとこだよ。」もう日本語ね笑。コルサイとサティ入ってるから伝わるだろ。


するとパスポートを返され車に乗れという。え?サティまで送ってくれんの?ラッキー!それにしてもこいつらやたら偉そうで態度悪いな。


先日から世話になってる家を指さすと前で停まってくれたので降りようとするも阻まれる。家のお父さんが出てきて僕を見てからその1番偉そうなやつと話をすると再びエンジンかけて出発。


なんだよ。これ連行じゃねーかよ。マジで面倒くせー。疲れてんだよ。捕まるようなことはしてない自信があったので不安はなく、ただただ奴らの偉そうな態度と拘束される無駄な時間にイライラするだけだった。


塀で囲まれた警察署に到着。車から降りると更に偉そうな人が出てくる。ドクメントドクメントと言うので再びパスポート。またVISAが無いと攻めてくるので、日本人はいらないんだと説明。イライラするが悪態はいけない。早く帰りたいし。自分は大人だと言い聞かせる笑


別の偉そうなやつも寄って来てなんか話し合いが始まる。よくわからないが推測するにキルギスからボーダーコントロールを通らずに不法入国してきたんじゃないかと疑われたようだ。確かにコルサイ湖から20〜30km歩くとキルギスの領土に入る。ちゃんとウズベキスタンの出国とカザフの入国のスタンプあるでしょとページを開く。それに昨日の行きもあんたらの仲間に職質受けてんだよ。ってかどこにキルギスからカザフに不法入国試みる日本人がいるんだよ、と言ってもしょうがないか笑。


偉そうな人たちは電話したり僕のパスポートのコピーを取ったりして満足し最後に無表情で"Excuse me."と言って開放。入り口の銃を持った若者がドアを開けてくれる。「いや、こっちはあんたの国の自然楽しんでただけで何も悪いことしてないのにそっちの都合で車乗せられて訳分からないところに連れてこられて時間食ってんだよ。カザフスタン好きになってたしせっかくいい気分だったのにあんたらのせいで今最悪だわ。そういう事やるならやるで高圧的なだけでなくもうちょっと礼儀正しくしろよ。せめて宿まで車で送っていくのが筋だろうが。」と開放が決まってから日本語でジェスチャーでイライラをぶちまけた。車で送っていけ、と言うのは多分伝わったがまぁ会話できないからね。日本語だけど言いたいこと勝手に言ってちょっとすっきり。ここでもお前がロシア語喋らないのが悪いだろ、と言われたら確かにそれも一理あるとも思う。


折角な気分が台無し。家に戻るとお父さんが大変だったな、と笑いながら肩を叩いてくれミルクティーを頂く。朝ごはんから何も食ってなかったので腹ペコだった。するとおばあちゃんが電子レンジから取り出して僕の前に置いてくれた皿にはプロフ!炊き込み御飯だよ!3人分くらいの量があったけどストレスも手伝って1人で平らげた笑。がっついたので写真は無し。


お父さんは隣でなんかの動物の足の燻製を持ってきてぶった切り解体をしていた。普通に上手そうだな。

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女の子とおままごとしたりして遊んでから昼寝。

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起きるともう夜飯。え?まだプロフがお腹に。。笑。さっきお父さんが解体していた肉も入ったボルシチとサモサ。食べ始める時から腹一杯だったけどマヨネーズをちょっと入れたこのボルシチがまた美味かった!!そして上の青いやつねぎだからね!

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暫くリビングのソファに座って家族とインドドラマらしきやつを見る。一昨日もこれ見てたけど相変わらずヒロインの女性がひたすら泣いてるなんか暗い感じのドラマだった。そして女の子にカメラモードにした僕のiphoneを渡すとお父さんのダラダラしたところが50枚近く撮影されていた笑

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インドドラマを見るおばあちゃんも。

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歯を磨いて顔を洗い就寝。浮き沈み激しかったけど、良くも悪くも思い出には残る1日だった。いやー、そろそろシャワー浴びたいっす!

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