~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

ナゴルノ・カラバフ

DAY533 ナゴルノ=カラバフ:ステパナケルト⇄シュシ― ぬかるみ地獄

最高の青空だったので使いやすい桶を借りてぬるま湯で久々に快適な洗濯。いい1日になりそうだ。

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今日はシュシーかヴァンクという町どちらに行こう。いや、行けたら両方行こう!!ヴァンクの方が遠いので先に行っておきたかったが、バスターミナルに行くと少し前の9時に出発してしまったということで先にシュシーに行くことにする。こっちは結構頻繁に出てるっぽい。30分かからずにシュシー到着。

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町の北のほうの広場で降りる。

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さぁ歩き始めよう。

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人はまばら。

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教会やで!

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ハチュカルはやはりアルメニアだ。

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この町で目的は2つあるのだがまずは少しトレッキングして面白い形の滝を見に行くことにする。僕が溺愛しているmaps.meはその滝の場所が記されていないので予想に基づき現地の人の助けを得ながら向かう。

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あれ?まよったぞ。ってか思った以上に舗装されてない道が多い。そして戦争で廃墟となった建物が目立つ。

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地図読むのと方向感覚には自信あったけどなんかダメだったわ。道が無くなってたり載ってない道があったり坂道が凍ってて登れなかったり。ってか進めるにしても本当にぬかるみが半端ない笑。自分ちの前がこんなぬかるんでるとか最悪だよね。

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良くわからないが博物館に到着。そこからも地獄の雪ぬかるみゾーンを進むとこんな場所に出た。お!いい感じじゃね?入り口はもちろんぬかるんでいる。

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ん?順路?読めねー。ってか観光地だと思うんだけと人が1人もいない。

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おー!いい見晴らしだね!渓谷って感じ?

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この逞しく地面から直接生えてるっぽい花がとても気に入った。

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待って待ってさっきの順路っぽい看板最初だけ?何も目印無いし道もどうなってんのか良くわかんないじゃん。そして誰にも聞けないじゃん。誰もいないから。これは進むしかない、適当に!もう戻るの嫌だから結構な急斜面の雪道を下るしかない。しかも見た目以上に深く膝までズッポリだが僕を勇気づけるのは1つだけ人の足跡があるのだ!

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しかし、良くわからないところに降りてきた。人ん家の敷地なのか道なのかもわからない(雪のせいでね)。そして相変わらず人っ子ひとりいない。足元は雪泥だらけ。何とか普通の道に出た時は物凄い安心感だった。まぁ足元が汚れて振り出しに戻っただけのことなんだけれども。

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やっと出会ったおじさんになんとなく教えてもらって僕は悟った。こっちじゃなくてあっちだ!!すでに凄い疲れてるんですけど笑。トレッキングは後にして先にもう1つの目的果たすか。ギリ舗装されてる道を歩き出す。


チラホラと出てくる廃墟。

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ここシュシーはナゴルノ=カラバフ戦争で廃墟になった建物がそのまま残っているものが多く、それを見に来る人が多いらしい。僕の目的の1つもそれ。

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廃墟の眼の前で遊ぶ子供。

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修理されることも潰されることもなく残っている。

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普通の生活とあまりにも自然に同化している。

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誰も住んでいないところもまだ人が住んでいるところも混在している。
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モスクもう1つ。

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こんときモスクの方に近づこうとしたらモスクの横に住んでる人が出てきた。こんなとこまで入ってはダメだと怒られるかと思いきやyou中入って上まで上っちゃいなよ!と笑顔でいう。は、はい。なんかちょっと怖いけどほぼモスクのところに住んでる人が言うんだからいいんだろ。


モスクの看板ぽいが無残な姿。一応言っておくとジョージア、アルメニアはキリスト教だけどアゼルバイジャンはイスラム教。

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さっきの人が潜るような動作してたのはこういうことか。金網の下側だけ破られて入れるようになっている。

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勇気を出して入ってみる。

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塀のすぐ向こう側でおじさんたちの話し声が聞こえる。僕がガサガサやってる音も聞こえてるはずだが別に気になっていないようだ。

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うーむー

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そして怖さもあるが僕はミナレットに登らずにはいられなかった。途中に誰かいたらどうしようとか崩れたらどうしようとかも少し考えたけど好奇心が勝った。上に行くにつれて狭くなっていく。階段もなんか崩れそう。

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到着\(^o^)/

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素晴らしい景色や。なんか人に見つかっちゃいけない気がしてこっそりと写真を撮り景色を楽しむ。改めて上から見ると廃墟が結構目立つ。


早々に満足してモスク脱出。いや、ちょっと怖かったねこれは。無事で良かった。モスクいるってことはアゼルバイジャンのやつか?とか絡まれたらヤバいからね。


さて、トレッキングのスタート地点に向かおう。地図を見ながらまたぬかるみゾーンを進む。クラシックな車が素敵。

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今度はあってるだろ!

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しゃあ!!!青いマーク発見!!これを追えば滝に辿りつけるらしい。ってかこの最初の青にたどり着くの大変すぎ。看板なんて1つもないし道舗装されてないし観光客他に1人もいないし。ここに来てまたオフシーズンの弊害だ。

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思ってたよりもきついトレッキングだったが景色はいい感じ。

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たまに青マークを見失いながらも宝探しみたいな感覚で進んでいくのは結構楽しかった笑

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まさに先程見下ろした渓谷の下を歩いていく。

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所々基地だったらしきものが残っている。
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いい感じの橋
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 下りきったところで犬を3匹連れた地元の夫婦らしき人達と出会ったが生き返り通してあった人はその2人だけ。他の人のブログで途中ピクニックをしている家族にご飯分けてもらったとか言ってたから密かに期待していたがそんなことには全くならなかった。。あれ?今日朝からなんも食ってないじゃん。。ってかここで怪我とかして病院行ったらちゃんと旅行保険降りるのかな?なんかあって大使館に相談に行くとしたらアルメニアのほうで対応してくれるのかな?やっぱ不安はあるよね。

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基地だったっぽい建物の中にピクニック用っぽいテーブルと椅子があったりする。ちょっと不気味じゃない?。そしてこういうのを見ると自分が今歩いてるここも戦闘の舞台になり両者の兵が必死に走り回っていたんだと思いを巡らす。

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苔が増えてきた。
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さっきとは別の花だがこれがまた綺麗。
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いやー思ったより遠い。
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そして目的の滝に到着\(^o^)/(青いマークはまだ先に続いていて少し進んだが終わりがわからなかったのですぐに引き返した。)。google mapではZontic Waterfallと出ている。伝わるかわからないけど苔が盛り上がって傘みたいになってる!滝だから常に水が滴ってるし!

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しばし全景を眺めながら休憩。いやー、よく来たわ。ジーンズ折角数日前に洗濯したのにな。。。笑

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隣には巨大な氷塊。

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滝の中に入ってみよう。ちょっと気持ち悪いけど鍾乳洞っぽい雰囲気。そして予想外に中でも水が滴っているので急いで傘をさした。

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折角傘さしたしやっときますかデビル君!
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これを撮り終わった後滑って手に持ってたデジカメがガガガってなってオフにしたときのレンズカバーが閉まらなくなってしまった∑(゚Д゚)テンションガタ落ち。多分砂と水が入り込んでしまった。しかし30分くらいかけた献身的な介護のお陰で砂と水を出し切って復活。ふー。あと半年大切にするからよろしくお願いします。👍


帰りが上りなのだがハードで汗だくになった。昨日着替えたから今日は汗もかかずに着替えない予定だったのにこれはダメだ。

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たまに休みながら上りきりまたぬかるみを超えてバス停に向かう。多分今日一日で日本にいたら10年分くらいのぬかるみにはまったと思う。そして歩いていると現在住んでいる家にもダメージがあることに気付く。

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戻ってきたー。本当に疲れたわ。。ちょうどステパナケルト行きっぽいバスが出発するところだったが混んでたし走る気力無かったので1本見送りベンチで休憩。

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座っていると真っ直ぐにこっちに向かってくる若い警官。敬礼をするとパスポートを出せ(と言ってる気がする)と言うのでパスポートと昨日書いてもらった滞在証明を出す。ビザあるしちゃんとシュシーって書いてあるでしょ?何してんだか知らないが5分くらいパスポートや滞在証明を眺め2回もどこかに電話した末に満足し敬礼してわからない言葉でなんか言ってから戻っていった。新しい警官が来て彼は交代で帰って行ったのだがまたその警官が同じことしてきやがった。お前ら目の前で引き継いだんだからちゃんと申し送っとけよ。大分イライラしながら対応。入国はルーズだから滞在中タイトにしておこうということなのだろうか。


その後は近くにいたおじさんがバス待ちの暇つぶしに付き合ってくれた。やはり何言ってるかわからないが廃墟を指差してアゼルバイジャンがやった、というようなことを言っていたと思う。バスに乗り無事にす到着。朝9:30のバスに乗って帰ってきたのは16:00。もう1つ町行くとか全然無理だったな😁


疲れてるからやめとけばいいのに明日は時間無いからとステパナケルトの町を歩き始める。シュシーもそうだが山に無理やり町を作ったような感じなので坂道が多い。国境を通ってからもひたすら山道を通ってここまで来た。

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赤十字

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地元の市場

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市場の正面にはショッピングモール。物凄い閑散としてたけどね。

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日本の車はちゃんとナゴルノ=カラバフにも届いている。

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町の中心だと思われる広場。意外と閑散としてた。

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歩いていて見つけたこの食べ物!これジェンガローハットというらしくここの名産らしい。沢山の種類の香草が入ってる。草といえばジョージアでレモネード飲んで残念だったので良い印象はないが試して見ると美味い!ただ草突っ込んだだけじゃなくてそれなりに味ついてるし食べ応えもある。これは明日も食いたい。

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地図上カテドラルとなってるところは絶賛工事中。

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最近気に入ってる景色がこれ。

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凄くね?洗濯物の干し方。目を疑うがこれが一般的なのだろう。

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自分ちのベランダから丁度良いところに紐を通している。どうやって真ん中まで干すかというと、

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ちゃんと両端には滑車が取り付けられているので心配無用。


ここまで一般的な方法ってなってくるとこの滑車を取り付ける専門の業者とかいそうだ笑

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みんな欲しすぎて電柱曲がっちゃいましたー\(^o^)/ここ朝バスで通った時はもっと大量に干してあった。写真撮り損ねて残念。

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なんか芸術じゃない?これだけ集めた写真集あっていいくらい


歩いていると結構子供がハロー!と挨拶してくれる。英語まで挨拶しちゃった!みたいなリアクションが可愛い。


Renaissance Square

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スタジアム客席のナゴルノ=カラバフマークが印象的。

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いやー疲れた。今晩はドミに移り1人だったのでシャワーついでに汗だくになった洗濯物を洗いヒーターの前で干しつつ早めに就寝。

ながーい日記に付き合ってくれてありがとうございました 明日はできる事ならアルメニアに戻ります!

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