~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

セネガル

DAY485 セネガル:ダカール→ゴサス 人生初の先生体験はセネガルで

朝かずくんが出るのと一緒に出発。またバックパックの中身を大分置かせてもらい身軽。今回は5〜7日かなー!とりあえず先日知り合った友人のいるゴサスという町に向かう。


ワカム

↓タクシーかバス

ピキンのバスターミナル

↓セットプラス

ジュルベル

↓セットプラス

ゴサス


2回乗り換えかー。前回はバスターミナルまでタクシーで行ったが今回は全然急いでないのでのんびりバスで行ってみることにした。かずくんは別れ際にボンボヤージュ!と言ってくれた。あ、それってフランス語なんだ!今度使おう!


バスに乗る前にコーヒーとサンドイッチ。2つで300セフ(55円)と嬉しいお値段設定。


ピキンを通る61番のバスはワカムから出発しているので座れるのが嬉しい。バス内の手すりには何故か古びた靴ひもが結びつけられていた。これは葉っぱ売ってるよの合図なのだろうか。バックパックはお会計係りが彼のブースの中に預かってくれ、リュックを抱きながら一眠りした。

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タクシーだと20分くらいなのだがバスだと1時間くらいで到着。完璧に油断しているとお会計係がここだと教えてくれた。。

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降りてからターミナルまで少しだけ歩く。

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自分のシルエットってこんなんなんだな。そりゃセネガル人見るよな笑

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明るいピキンを見るのは初めて。トイレは無料かと思いきや25セフ(4.6円)だった。

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カザマンス向かった時と同じでセットプラスを探す。セットとは7の事で車に客が7人集まると出発。そこらじゅうでおじちゃんが行先を叫んでおり結構迫力を感じられる場所。

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最初に聞いた人はセットプラスって言ってるのにタクシーの方に連れて行こうとしたので無視したが、ジュルベルジュルベル言ってると皆があっちだと指さしてくれる。


友人から聞いていた通り運賃は2800セフ。荷物で追加1000と言われたが500でしょ?って言ったらすぐに500にしてくれた。残念ながら5番目だったので左の後ろの席。1番が助手席、2,3,4が真ん中,5,6,7が後ろ。後ろが1番狭い。

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幸いにもすぐにあと2人集まり僕が到着してから10分くらいで出発した。子供の足が運転手を蹴っていても気にしない運転手とおかあさん、暇を弄ぶかのように木の枝で2時間くらい歯を磨き続ける男性、隣で寝始めて肘掛に手を置くかのように僕の太ももに手を置いてくる女性、とアフリカ感満載で中々楽しかった。


途中で道端で売っているオレンジや水などが買いたいときは運転手に言って停めてもらう。すると窓から必死の物売りたちが押し寄せてくるが要らないそぶりを見せれば全然しつこくなかった。逆に言えば結構どこでも水とか買えるので便利っちゃ便利。


手前の町で僕以外全員降りたので助手席に座らせてくれた。後ろと比べると快適さは天と地の差がある。

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途中事故渋滞もあったが3:30くらいで終点のジュルベルに到着。すぐにカオラック行きのセットプラスを見つけた。今回は4番目なので真ん中の1番右。1500+500セフ。僕が行くゴサスは途中下車になるがカオラック行きなのでカオラックまでの運賃を払わないといけないらしい。凄く僕の主観でしかないが、ジュルベルの人たちの表情は何故か幸が薄そうに感じた。

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こちらも15分くらいで出発。順調順調!今日から世話になるのはJICAで教育関係の活動をするさっちゃん!縁があり彼女の住む田舎町ゴサスへ訪れる事にした。学校での活動で少しでもお手伝いできればいいな。ちなみに彼女も千葉県出身で同じ歳。本当にどうなってるんだーセネガル笑

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ジュルベルから30分くらいでゴサスの町に到着。無事さっちゃんと合流。車から見えた時彼女は子供達と戯れておりとても微笑ましかった。
いやー!とても良い感じの田舎町だ!!これ求めてたよ!道端にバオバブ生えてるのとか斬新。

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シュラフで寝るつもりでいたのだがなんと蚊帳とマットを準備してくれているではないか!しかも到着早々煮物と米を振るってくれるという至れり尽くせり。なんか申し訳ない。。笑


夕方からは早速彼女の活動にお邪魔させていただく事になった!何という幸運!!小学校に向かい歩いている間にも知り合いや子供達と丁寧に挨拶をするさっちゃん。彼女がここに来てからの歴史と築き上げて来たものを感じた。そしてなんと彼女は現地の人たちが喋るウォルフ語を使えるのだ!(セネガル人にとってフランス語は学校で学ぶもので誰しもが喋れるわけではないらしい。)


思ってたよりも小さい村だが、小学校だけでも複数ありしかも選択できるんだってー!なんか意外。ちなみにタリベの子供達はコーランを学ぶ為に普通の小学校とは別のところに通うらしい。


学校に到着すると校長先生と担任の先生に挨拶。なんかたむろしている先生達にも挨拶(あれ?この先生達のクラスは??いや、クラス持ってない先生達なのだろう。きっとそうだ)。そしていざ生徒達と対面!今日は6年生の子供達。先生がどんどん写真撮っていいよー、と言ってくれた。

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さっちゃんが今日やるのは「将来の夢を描く」というもの。紙とクレヨンや色鉛筆はさっちゃんが準備していた。日本だとありきたりなようにすら感じる課題だがこっちの子供達にとっては新鮮な課題のようで紙とクレヨンを前にするとみんな興味津々だった。


ちなみにさっちゃんは仕事をしにきてるわけでは無いので、授業の提案をしたりして先生主導でやってもらうように努めているらしい。え?働きに来てるんでしょ?となかなか真意を理解してくれない先生もいるという。いやー大変そうだ。そもそもこの町が任地になって右も左もわからずに学校がどこにあるかの開拓から自分でしたんだって。いや、マジで凄いわ。


日本のようにグループ分けをしてから作業に取り掛かる。自分の名前やクラス名を書くのも横に並べて書く子と縦に並べて書く子がおり、その自由さがまたいい。日本だったら大体決められちゃってるもんね。普段はボールペンでノートとか取るから鉛筆と消しゴムも普段あまり使わないんだって。

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今回はさっちゃんが「ひかる」とら紹介してくれたのでフクダでは無くヒカルでみんな接してくれた。言葉は全くわからないけどなんとなく仲良くなれるもんだからまた不思議。えーと、この写真の子供たちの顔はこわばっていますけどね笑

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発音が違うと子供たちに指摘されるさっちゃん笑
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さっちゃんと僕は各グループを見ながら自分たちも絵を描いてみせる事にした。すると子供達も要領を掴んだようでどんどん書いていく。
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写真を撮っていいよと言ってくれた先生は自分にカメラが向いているのに気づくとかっこつける。多分一番カメラ意識してたのは彼。笑 

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意外にも慎重派らしいセネガル人のみんなは定規を使ったりなんと下書きを移す為にどこから取り出したのかカーボン紙を使おうとする子までいた。かと思いきや、僕に紙を渡して書かせようとする子や、さっちゃんを描いてプレゼントしてくれる子など自由奔放。とりあえず楽しそうにやってたなー。

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そしてグループごとに前に出て発表タイム。さっきまで騒いでいた子も前に出るととてもシャイで声が小さくなる。その姿は日本人以上に恥ずかしがっていただろう。学校で人前に立って何かを発表する機会は多くないのかもしれない。そんな中で自分の夢をみんなに話す機会を与えるなんてさっちゃんやるなマジで。絵を描くのだけでもみんな結構夢中でやってたしな。ちなみにさっちゃんの本職は小学校の先生。

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みんな構図は同じで、グループ内ではみんな同じ夢である確率かかなり高かったがそれは良しとしよう笑。よくあったのは警察官、大統領、お医者さんとかだったかなー。サッカー選手って子も少しだけいた。

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発表終わったらみんなで拍手しましょう\(^o^)/
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先生は僕の為にわざわざ英語でそれぞれの夢を訳してくれた。理由も聞いていたので子供達にとっては発表の練習になったように感じた。

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最後に終わったと見せかけて先生の番を忘れないさっちゃんは流石!先生も絵は子供達と大して変わらず、更に照れ気味で自分は先生になりたかったと生徒達に語っていた。先生いい感じにきまってますよ!!笑

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と、やっぱそうですよね。僕たちの番です。さっちゃんは流石にお上手。僕も日本人の大人代表として子供達に見せつけてやりましたよ!

左上:先生

下:さっちゃん

右上:僕

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すいませんでした。僕の絵も子供達と変わらないです。本当にひどいです。幼稚園からやり直した方がいいレベルです。ちなみに家族と旅行に行くっていう話です。ただ、人の絵しか描いていなかった子供達に「そうか!人にこだわらないで他のものを描いても良いんだ!」という気づきを与え、又下手でも恥ずかしがらず堂々とすれば良いんだ!と感じていただけたら幸い。笑


最後には先生がどの仕事も社会にとってとても大切だよね(←多分)と話して締めくくった。


そしてなんと帰る前には僕のためにセネガルの国歌を歌って聞かせてくれたのだ!お前ら本当に可愛いな!ありがとうね!!途中で誰かがあまり上手ではないハーモニカ吹き始めるところがセネガルらしくて良い笑 


絵は各自持ち帰るか教室に貼るかどうする?とさっちゃんが聞くとみんなが教室に貼りたい!と言ったので後日さっちゃんが貼りにくるという。本人達に任せたら実際張らずに終わりそう、いうところかもしれなが僕には夢を大事にして欲しい、というさっちゃんの思いがあるように感じた。マジで良い仕事してるなー!!!尊敬するわ!

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家に帰り2人でチャーハン作り。ってか旅中現地の人ん地に泊めてもらったことはあっても日本人の家に泊めてもらったのって初じゃないかなー?ごまドレッシング最高!

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そしてさっちゃんがデザートにと出してくれたのはヨーグルト風なアイス。美味かったわー!そもそもヨーグルト好きですからね!ヨーグルトはソウっていうんだって。

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シャワーは出るものの水圧が驚異的に弱いのでちょろちょろを桶に貯めておいて使うらしい。もちろん水で、結構冷たいから10Lのボトルに入れて昼間日光に当てて温めといてくれた。断水もしょっちゅうだし停電も併発したりするらしい笑。いやはや本当に逞しい。来てすぐの頃とかこういう慣れない環境での中の活動は本当に大変だったと思うわー。

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信じられないくらい貴重な体験をさせてもらっている。明日からも楽しみー!この後他の町行こうかと思ってたけど、辞めて暫くここにいようかな。。笑

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