ここ最近朝ご飯はこれで始まる。
フランス領だったからかフランスパンは安く美味い。朝だとまだ暖かいパン売ってもらえるし。宿の玄関を出て5秒のブティック(個人商店)で頼むとフランスパンを半分に切ってから切り込みを入れ、チョコを塗って売ってくれるのだが30円で買える。顏も覚えてもらい完璧にルーティン化。約半年ここに住んでるたかひろ先輩からご教授頂きました。彼がいなかったらこんなに充実した生活できてないな毎日おんぶにだっこ状態です笑
ちなみにこの宿に居ると、かごに汚れた服を入れておけばメイドさんが毎日洗濯機を使って洗濯をしてくれ、翌日には取り込んでたたんだ状態で置いておいてくれる。ダメ人間、いやダメ旅人になるな笑。メイドの女性はクールであまり表情の変化は無いがとても仕事熱心で荷物が置いてある部屋の掃除も任せられる。セネガル人は仕事でも時間に平気に遅れてきたり、何をしてたのかわからないくらい仕事が遅い人などもいるようだがもちろん一概には言えない。
出掛ける用事が無く、時間があるときは旅趣味に勤しんだり読書をしたりしている。
このマクラメは迷走しています。自分の光、という名前に合ってると思いペルーのクスコで買ったこの石。しかしいつも通り抜群の色センスを見せ、編み始めてからあれ?これ女の子用じゃない?と気づく。なら徹底的に可愛くしてやろうということで紐のエンドを天使風にしようと試行錯誤中。笑
もう一つはアサラト。先日こういう悲劇に見舞われた為、練習用で音が小さいコルクアサラトで練習を続けていた。
しかーーーーーし!!!ここで再会イベント\(^o^)/アルゼンチンのブエノスで数日だけ一緒に遊んだみつるさんこのみさん夫妻です!南米ではその後追いかけっこの様にほぼ同じルートを追いかけていた僕ですが結局会うのは今回が二回目。実はここダカールには日本人経営の宿がもう一つあり、彼らはそっちに宿泊中。と言っても歩いて15分くらいの距離。到着も一日違いだったので毎日ではないけど、なんとなくお互いの宿を行き来して飯を食ったりだらだらしたりしているわけです。ちなみに僕がいる宿のオーナーさんも、もう一つの宿のオーナーさんも千葉県出身でしかも僕と同じ歳。高校も近くです。面白いもんだねぇ!僕が見てきた中で同じ町に二つの日本人宿がある場合って仲が悪いパターンがほとんどだけどここのオーナーさん達は客がお互いの宿を行き来していても特に気にせず、良い関係を持っているように見える。(本心はわからないが。。。笑)
そしてこのみさんは僕のアサラトの師匠でもあるわけです!完璧に二つに割れており無理だと思っていたがいけるいける!ということでビニールテープを借り復活!他の子たちも強化しておきました。なんか見た目強くなった。。。動画を見ながら練習は細々と続けていたが、師匠のアドバイス一言で苦戦していたことができるようになるわけで、本当に指導者の偉大さを感じた次第でございます。約一か月がっつり練習しよう。
と調子に乗って振りまくっていたところ上の階に住むおばちゃんにうるさいと怒られました。。。すみませんでした。しょうがないからコルクで練習を続けよう。ちなみに上のおばちゃんは声がかなりうるさくこれを書いてる今もおばちゃんの必要以上にでかい喋り声が聞こえている。たかひろくんはよっぽど言い返してくれようとしたらしいが大人の対応を見せてくれた笑
あ、あと折角1か月半あるから参考書を借りてフランス語の勉強始めました。アルファベッドは英語と一緒だし、名詞の性とか動詞の活用とかスペイン語と似てるからね。もちろん超基本的なところだけ、と思って発音や文法を始めた、、、訳だが辞めました。いやね、音が難しすぎんだよねそしてわかってはいたものの動詞を覚えるだけで一苦労なのにその活用を覚えるのが途方もなさ過ぎて。流石に一か月少々では「無理」と判断。勉強だけしに来たわけではないからねー。大体やってはみるがここまで「無理」と思うものは中々ないだろう笑
さーて初めてダカールの町に出てみるかー!たかひろくんともう一人同じ宿に宿泊していたたぶちくんと三人で出かける。たぶちくんの職業を聞いて2人で絶句した。意味を理解、というか飲み込むのにタイムディレイがあり更にその飲み込みが正しいのかわからず聞き返した。ここで話したいものだが万が一彼の仕事に支障が出たらいかんのでここらへんに留めておこう。出会いは面白いなー
ということで相変わらず満員のバスに乗り込み町に向かう。突然騒然となる車内。町に入り乗客も減り始めた頃だったが乗客が皆怖い顔をして運転手に罵声を浴びせるかのような勢いで一斉に喋り始めた。結局何にキレてたのかわからないがあの騒ぎ方は尋常じゃなかった。乗りたい客がいたのに出発したとかそういうレベルじゃないように感じた。そうじゃないとしたら。。。。
とりあえず僕たちは無事に到着。町中は正直僕のイメージ通りだった。車や歩行者で溢れ返り一日何台の車がぶつかり何人が轢かれるのだろうっていうやつ。そして無造作にならぶ露店。歩いているとニーハオ!(たまにこんにちは)と笑顔で話しかけられる。目を合わせてしまうとお土産どうだ?としばらく付いてくるおじさん。お金くれよ!とプラスチック容器を持って笑顔で近寄ってくる青年。
歩いているだけでは別に怖い感じは無いのだが人込みでカメラを取り出して写真を撮るのは憚られた。南米と一緒だがひったくられたり目を付けられたりするのではないかという不安。ちなみにセネガルは安全な国だと数人から聞いていた。他のアフリカの国の経験が無いので僕にはわからないが確かに凄い危険な感じがするわけでは無いが僕たち日本人が一般的に安全、という安全では無いだろう。一昔前までは本当に犯罪が無く、前回はいつだったかなー、というレベルだったらしいが最近は増加傾向にありちょくちょく聞く、という話も聞いた。ただ、強盗とかではなくスリやひったくりが多いという。
たぶちくんが両替をしたいということでやっと見つけた銀行だったが16時には閉まっていた。前にいた警備員が閉まってるからこいつに両替してもらえよ!と隣にいた105%怪しい両替商を紹介してくれる。誰が頼むかボケェということで結局近くにあったATMで金を下した。
独立広場。真ん中にある噴水の水は枯れていたがそこらへんに腰かけたり寝転がったりしており待ち合わせや憩いの場感は感じた。町で初めてiphoneを出して写真を撮ったのだが、撮り終わって後ろを向くと若干不自然に僕から離れていく人。たかひろくんはあの人iphone盗ろうとしていたんじゃないですか?。言われてみれば、後ろからひったくろうとしたけど思ったよりも早く振り向いたから離れよう、という方向転換だったように思えて仕方がなくなった。いやー、ちょっと油断してたな。あんときあと1秒早く彼が盗るつもりだったとしたらやられてたかもなー。
少し散歩して今日の目的地へ!
布屋さん!宿のかずくんにセネガルの布は素敵だよーと言われていたので気に入ったものを買うために今日は町中に来た!確かにカラフルでアフリカらしい布が沢山!これ僕が好きなやつじゃないか!!!10店舗くらい並んでいる布屋さんを片っ端から見て回る。基本的な売りの単位は6ヤード(1ヤード≒91cm)らしく、それ未満では売ってくれなかったり単価が高くなったりする。とても気に入った布があったが1ヤードで1500セフ(約280円)と高く感じた(実際そんな高くないんだけど笑)。かずくんからは1000しないで十分買えると聞いていたので6ヤードで4000、5000、6000と明瞭会計のお店で気に入った布を購入。
店員が現地の人っぽくなかったのでたかひろくんが聞くとレバノン人だという。帰ってから調べてみると西アフリカにはレバノン人が点在しているらしい。1860年代にレバノン国内が宗教的混乱で大虐殺も発生していた。その中で母国を離れ大西洋を越えてアメリカやオーストラリアを目指したレバノン人達が多くいた。しかし一部の人は金銭的な理由などにより西アフリカに上陸し、生活の為にビジネスを始めたそうな。更にビジネスチャンスを求め南下をするレバノン人。フランス人商人に匹敵するほどの商売をしていたらしい。彼らはその二世、三世だろう。もし気になったらこの記事読んでみて!僕はこれを読んでレバノン人のファンになりました!!→開発メディアganas
気に入った布を買い満足して宿に戻った。そして後日にご近所の仕立て屋さんに行き、買ってきた布で特注の洋服をオーダーしたのでした!また完成したら自慢載せようと思います!
そういえば先日コートジボワール料理を食った。セネガル料理の時点で日本人には馴染が無いが更に踏み込んでコートジボワール。しかもコートジボワール人がやってる本格派らしい。それがこれ!
美味かったぞーーーーーーー!!!!上のパラパラしたやつは米みたいに見えるが米ではなくアチェケという食べものらしい。材料はキャッサバの芋らしい。いたってシンプルなものだがただの揚げ魚が美味く、また野菜の味付けが秀逸!若干の酸味のあるソースだった。280円。ここに住んでると食の幸福度高いな♡