どうしてもランドリーを済ませてしまいたかったので開店時間の9時に到着できるようにチェックアウトして向かう。朝からすっきりな晴れ
多少は予想していたが15分経っても開かない。一緒に待っていたおじさんがしびれを切らして張り紙にあった番号に電話すると10分後に来るという。悪びれも無くGood morning.と言ってやってくる店員。11時のバス乗るんだけどそれまでに終わるか?と聞くとすぐにやろう、ということで早速回し始める。乾燥までやってくれるということで一度店を離れて朝飯を食う。いやー。晴れ間があると半袖じゃないと暑いくらいだ。対岸の赤い屋根が綺麗。
約束の10:30に行くとまだ乾かないといい乾燥機三台体制でやってくれていた。時間が無かったのでいくつか惜しい状態で回収。こっちは9時に来て待ってたんだと軽く文句を言ってみると2割引きしてくれた。今日の宿に着いたら干そう。
バスの席は一応指定されているっぽかったがあって無いようなもんだった。実はポーランドで会った旅人からドブロヴニグ→コトル間はぜっっっっったいに右側に座ってください!そしてぜっっっっっったいに寝ないでくださいと釘を刺されて、いやナイスなアドバイスを貰っていた。早速その意味を理解した。
いいじゃないか!天気もナイスだな。旧市街を見るにあたっての角度、距離感はこのバスからのが一番良かった。もうちょい早めに写真撮れば良かったなー!
クロアチア出国は順番に並んでスタンプを押されて終了。モンテネグロ入国はパスポート改修されてスタンプが押されて帰ってくるだけ。久々にユーロ以外のスタンプを見た。
モンテネグロに入ってしばらくすると左にそれてかなり深い入り江に切り込んでいく。もう少しだけ天気持ってくれ!いやーこれは左座ってたら後悔してたに違いない!
雰囲気完璧に湖だけどこれアドリア海。360°山に囲まれている。素晴らしいな。移動中に期待していない景色を見れるのはかなり嬉しい。
あんな急な山の麓に家が密集してるのってグッとくるんだけど皆さんどうですか?でも雲行きがー(*´Д`)
にしてもバスは海沿いに沿ってぐるーーっと走る。途中でフェリーも見たからそういう選択肢もあるっぽいな。
グランドが水浸っちゃってる。温暖化の影響なんだろうな。気にしてみるとここにかぎらず岸に対して海面がかなり高いのがわかる。
と、ふと目に入って急いで写真撮ったこれ
え??ちっこい島にちっこい教会あるじゃないですか。なにあれめっちゃ行きたいじゃないですか。滞在中に来てみよう。
ちょっと豪華客船も来ちゃってんじゃねーか。
さてさて到着!ぎりぎり青空見えてる。国旗かっこいい!
それにしても
これは、、、
僕が憧れていた山の麓の町ではないか。しかもこの絶壁具合もいい。
しかもすぐ隣には海付き。
なんてことだまさに理想通りだ。。。
急いでチェックインして生乾きのものを干してからすぐ宿を出る。実は町の裏側の山まで城壁が続いておりそこに上れる。明日からの天気が不安定な以上晴れている今日見ないわけにはいかない。日短いから急がないと。
お邪魔します!!アドリア海沿いの町は猫の楽園なんだな。みんなかなり堂々としている。
城壁入り口はかなりわかりにくく、最初は民家の間をすり抜けて上っていく。ゆっくりいけばそこまでハードではない。
そして見えた光景は
もうね、この眺め、僕の理想ですわ。360°急な山に囲まれた入り江にある赤い屋根の町。
頂上よりも途中のところの方が好きだった。あまり高すぎるところからだと周りの山の壮大さが隠れちゃうからね。そして天気よ、ありがとう。ここでこれを見せてくれたのなら他のところで多少は文句も言うまい。
城壁や要塞は保護されているというよりもかなり自由に解放されている。
もちろん一番上に上ってみる。いやー最高だな!マジで!!!
城壁の穴から後ろを覗くとこんな感じ。これ上ってる途中から左に逸れて城壁外に出るところがあったんだけどどうやらトレッキングコースがあるらしい。後日また晴れたら行きたいなー。
そこらじゅうでカップルがいちゃいちゃしている中で1人なのは僕ともう1人、しかも日本人の男性。実はドブロヴニグから一緒のバスで日本のパスポートを出すのを見ていた。ここにきて初めて話しかけてみる。聞くと彼は日本のコンサルティング会社に属しつつMBAの勉強をするためにパリに住んでいるという。もうかなり自然に2人で一緒に城壁を下り、夜飯を食う約束をした笑
たまに来るレストランなのでより美味しく感じる!彼は僕に気を遣ってかリーズナブルなピザ屋さんをチョイスしてくれていた。ピザはいつも食ってるが本気のピザはやっぱ違う\(^o^)/
もちろんビール片手にお互いの身の上話をしたり旅の話をして別れた。恐らくもう会うことは無いとは思うがこういう一期一会も素敵!