11時過ぎのバスに乗り込む。
それに絡んで北東、ベラルーシのすぐお隣ビャウストクにも行きたかったけど辞めた!なんか希少なヨーロッパバイソンていうのがいるらしいし紅葉もいいかなーと思ったんだけど。マジで気になったところ全部行くわけにはいかないからさー。。バイソンは諦めて紅葉は他のところで狙うことにしよう。
さてバスの中。途中でつい写真撮ってしまった!なぜでしょう?
バスの中ではワルシャワの事とかアウシュビッツのことを調べよう
すぐ隣のトラム駅。
宿までの移動で調べていたトラムが三分くらいで来た。
お、今日はツイてるか?
最初はガラガラで2人だったが町に近づくにつれてかなり混んだが予定のところで下車して怖いくらいスムーズにチェックイン、かと思いきや、予約が入っていない笑。名前で確認すると出てきたのだが日は正しかったが月がDECになってた。笑えるくらいの凡ミス。でも空いてるので問題なし。雨でまた移動は面倒だったから良かった。
施設を確認して荷物を置いたらすぐに出発。実は今日は一つだけはやることを決めていた。いやー都会に来ましたねー!
雨の中辿りついたのはワルシャワ蜂起博物館。実はブログを読んでいてくれたMasui先輩が連絡をくれ、ワルシャワの観光地の1つでここを教えてくれたのだ。覚えてますか?僕がこの旅を始めてまだひよっこ(今は?笑)だったころに初めて出会った日本人の「旅人」。といえよう。まだこのブログを読んでいてくれたことが素直に嬉しかった先月はKikiにも会えたしね。本当に嬉しいものです。そしてこういう風に自分でも過去の旅をリマインドできるのはまたブログをやっていて良いところ。
カナダ ケベックにてレンタカーwith Masui先輩 & Kiki
さて、ワルシャワ蜂起とは何か。調べた受け売りの情報を自分なりに噛み砕いてみる(自分のアウトプットなので興味なかったら完全スルーお勧めします笑。正直ポーランドの歴史の知識とか今まで皆無だったからね。。。)。
第二次世界大戦でワルシャワ含めポーランドは枢軸国側のドイツ(ナチス)により占領されていた。その頃、連合国側の赤軍(ソ連)がドイツ軍に勝利を重ねておりポーランド東部まで占領領域を広げていた。そんなときにソ連政府がポーランドの国内軍にドイツ軍兵力が弱くなっているワルシャワで蜂起することを呼びかけ国内軍はそれに応じた。。しかし赤軍はドイツの猛反撃に会い進軍が遅れる。その情報が届いていないワルシャワでは予定通り蜂起。数は少ないが装備が豊富なドイツ軍に苦戦し僅かにしか占領はできず。赤軍がワルシャワに攻め込む気が無いと判断したヒトラーは部隊を送り込み圧倒的な火力で国内軍を鎮圧、更に蜂起に対する懲罰ということでワルシャワは徹底的に破壊されまた多くの人が処刑されたという悲しすぎる事件。
しかしこの事件裏があったという見解もあるらしい。実はソ連は東ポーランドに自分たちに都合のよい傀儡政権を樹立していた。しかしロンドンにはポーランドの亡命政権がまだ存在していた。そして蜂起を指導したのは亡命政府。そう、ソ連にとっては亡命政府の存在が邪魔だった。だからソ連は完璧に亡命政府を潰すために負けるのがわかっていて蜂起を促したのではないかという説。ソ連は進軍が遅れたにも関わらず蜂起を促すラジオを流し続けたり、他国からの国内軍への支援の申し出を拒否・妨害もしているという。
ちゃんと追ってみると色々あるものだ。
ちなみに、まさかの日曜日はこのワルシャワ蜂起博物館無料なのです!!!内容も気になる上に無料とか激熱。ということでワルシャワの到着は15時頃だが18時の閉館まで十分周るべく早足で向かったのです。
ドイツ軍の補給所や兵舎を占領したので国内軍もドイツ軍の制服を着たり武器を持ったりした。そこで敵味方を判断するためにポーランド国旗を模した腕章やワッペンを付けたらしい。
展示品も映像も惜しみなく出してきている感じがしてリアルで良かったです。中には高めの塀で遮って子供には見えないようになっているところもあります。写真は武器ばかりになってしまったけど本人たちのインタビュー、使っていたもの、映像など見ごたえがあります。もちろんポーランド語中心だけど英語も結構あり。まぁ英語解読してたら全然進まないからほぼスルーなんだけどね(←最近になって特に自分の英語力にコンプレックスを抱え始めたことに気付き始めた笑)
帰り際にはとてもピースフルな"I love"シリーズのワルシャワバージョン(ポーランド語)を発見した。"Kocham Warszawa"と書くらしい。
夜飯はトルンで買っておいたピエルニク(ジンジャーブレッド)。これはストロベリージャム。
これはチョコ包み。
味についてのコメントは差し控えさせていただく事に致しました。
今日は7人部屋な訳だが久々に1人ちょっと怖いやつがいるんだよね。15時過ぎにチェックインしたら彼寝てたんだけどしょうがないからちょっとごそごそやんじゃん。そしたらサッて起き上がってカッと見てなんか言おうとしたんだよね。僕も怖かったし一応"Sorry Sorry"っつって。ポーランド語通じねーのかみたいな感じですぐまた寝たんだけど、ここからは今。別の人が部屋で電話しててさ。まぁ21時だしそんなうるさい訳じゃないから僕は別にいいと思うんだ。よくわからんけど共有エリアより電波良いし。そしたら彼がベッドに腰かけたままカッッッッッとその人の事を睨んでるんだけど。明日の朝誰か殺されてないことを祈ります。
明日生きてたらもう少しだけワルシャワ市内を歩いてポーランドの歴史に触れてみよう。暫く更新しなかったら少しだけ心配してみてね♡