DAY374 ベルギー:ブリュッセル→オランダ:マーストリヒト　オランダで何もしない贅沢生活の始まり

朝から同じ部屋のやつの目覚ましが止まらない。目覚ましが諦めて止まっても本人は寝たまま微動だにしない。そんなに起きれないんだったら他の方法考えた方がいいんじゃね？ここドミだしな。迷惑とか考えないのか。スヌーズのせいかまた鳴り始める。結局仲間が起こしに来てまたガサガサと大きな音を立ててパッキングをして出発していった。イライラした1日の始まり。

バスの時間は正午だったのでチェックアウトしてロビーにいると1人の日本人旅人が声をかけてきてくれた。僕より少し年上の彼は破天荒で話を聞いていて面白かった。日本でも海外でもサーフィンをするために色々移り住んで働きながらサーフィンをしているという。最近はアイルランドでワーホリのビザを取ってサーフィンしに行ったけど思った以上に寒いから1週間で働きも観光もせずに出国したんですよー、と笑

そこで僕は気づいた。あれ？ボードは持ってないんですか？→アイルランド出国の時になんか持ち込めなかったからアイルランドの友人に持って帰ってもらったんですよー、と笑。ということで今回はサーフィンをするいい場所を探す旅みたいになっているらしい。インドとかスリランカとか迷ってるけどオランダの後はまだどこに行くか未定らしい。ちなみに海外生活が長い彼は僕との会話でも所々に"All right!"とか"What time?"とか"Hey,men!"とかが入ってくる。すげぇ。色んな人がいるな。決して馬鹿にするわけでは無く、心から本当にこういう人っているんだな！と思った。

バスの時間も近く出発も同じ場所だったので一緒にターミナルまで行く。出た瞬間満面の笑みでいい天気ですねー本当に底抜けの明るさを感じた。やっぱこういう色んな人に会えるのが醍醐味の１つだね！バス停でコーヒーを飲みお別れ。彼はやはり欧米感が強くfacebookでは無くWhat's up派。僕は一応What's upのアカウントを持っているが全然使っていないのでメールアドレスを交換して別れた。面白い出会いだった。

そしてここのバス停であきらさんと合流。あきらさんとはアルゼンチン、ボリビア、アイスランドに続き4回目。（思い返してみると再会回数が頭一つ抜けて多いのはグアテマラ、ニカラグア、コロンビア、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアで会ったゆうじさんなおさんです。）彼の友達がオランダにいるらしく泊まらしてもらえるけどどう？とアイスランドの時に誘ってもらっていた。僕のスケジュールとドンピシャだったのでお邪魔することにした。オランダ集合する予定がまさかのブリュッセルから同じバスだった。

あきらさんとバスを待っていると騒ぐおばちゃんと運転手。どうやらおばちゃんの預け荷物が置き引きに会ったらしくどうしてくれるんだ？といった話の様だ。運転手のおじちゃんは責任を感じてテンパり気味。やっぱ気を付けないとな。実際自分の荷物が持っていかれなかったのは運としか言いようが無い。まぁ15kg越えてるし転がせないから持っていくのは結構めんどいと思うけど。

少し遅れて出発。途中停車したリエージュという町の駅がやたら近代的だった。街並みは黒基調に統一されていて寄ってみてもいいなーという感じの街並みだった。

さてマーストリヒト着いたー＼(^o^)／アルファベットだとMaastrichtととても読みにくいです。そこで出迎えてくれたのがあきらさんのJICA(青年海外協力隊)モンゴル時代に知り合ったというヒュー君。彼はピースコー（米国平和部隊）としてモンゴルに赴任していたらしい。UKとUSAの二つのパスポートを持ち、今まで一番長く住んだところはUKに5年、というとてもインターナショナルな彼。お世話になります！！

程よく田舎で素敵な町じゃ無いか！

ヒュー君は大学に入りなおして勉強しているらしく２人で自由にやっていいよと合鍵も貸してくれた。彼の家に着くなり準備してくれていたベルギーとオランダのビールを頂く。

ヒュー君はアルコール大好き！

お礼と言っては難だがあきらさんと２人で毎日ご飯を作ることにした。

さて既に結構酔っぱらってるけど三人で夜の町に繰り出します。

週末だからか近くの広場でパーリ―が行われていた。
ビールを飲みながら俯瞰し、突入します！僕の勝手な偏見だとオランダのイメージは風車、土地が低い、マリワナ、売春です。パーリ―な感じは僕のその勝手な偏見とぴったりイメージが一致した笑

とても賑やかで居心地が良い雰囲気だったが三人とも既にそれなりに酔っぱらっていたので散歩して雰囲気だけ味わって広場を離れた。町中のレストランとかもこんな感じ。パーリ―もそうだったけどなんかライトの色が魅惑的なんだよな笑

帰りにはヒュー君のお勧めのフリートを食って帰宅。やっぱピリ辛のサムライソース最高！

さてそこまで観光資源が多くないこの町での生活。どんな生活が待っているのでしょうか。そして何泊させてもらうのでしょうか。