~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

アルゼンチン

DAY207 アルゼンチン:エルチャルテン 遂にパタゴニアのハイライト

今日はちゃんと2時に
起きて準備をする。僕たちのパタゴニアの締め括り、フィッツロイという岩山が赤く光るのを見る為に日帰りトレッキング。


今晩は泊まらないしチェックアウトタイムには間に合わない予定なので、宿に置いていく大きい荷物も部屋から出してまとめて外に置いておかなければならない。結局今この町に観光に来てる日本人全員なのではないか、くらいの勢いで他の宿からも話を聞いた人が集まり深夜3時に8人で出発した。


とても寒いと聞いていたが玄関から出ると風がなかったせいか全然寒くなく、登山道に入り僕は暑すぎて半袖になった(僕は少し異常なので参考にしないでください)。昨日の宿のスタッフが言ったこととは違い見事に晴れていた。天気予報の勝利。


目的の場所はロス・トレス湖。歩き始めるとあと10kmですよ、という看板が出てきて1kmごとに教えてくれる。もちろん街灯など無く月明かりのみなので足元を照らす真っ暗なのでヘッドライトは必須。(写真は帰りの時に撮った)
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歩き始めて結構早い段階で月明かりに照らし出されるフィッツロイの姿が浮かび上がる。この段階でも中々興奮ものなのだが今日の本来の目的はこんなものでは無い。期待しつつ足を進める。 


一つ目のキャンプサイトCapriを通過して二つ目のキャンプサイトPoincenotに到着。みんなトイレをしたり軽食を取ったり上着を着る。ここらへんから序盤に暑くなったのが嘘のように急に寒くなったので僕も一気に2枚着込んだ。止まったのもあったがマジでこのときの寒さは僕の旅の中でトップだった。下半身もタイツを履いておけばよかった。この時点で5時過ぎ。結構早足でここまで来た。しかし逆にこのままいくと御来光の時間(この時は7:55だったかな)には早すぎることを確認した。ここも十分寒いが上の方が寒そうなので少し休憩をしてからとてもゆっくり進んで体を温めつつ、時間を使いながら目的地を目指すことにした。


最後の1kmがきつい、というのは有名な話。ここまではそこまで登らなかったのだがここで一気に高度を上げる。僕たちは体を冷やさないように、しかし早く着きすぎないように本当にゆっくりと進んだのでそこまできつくは無かった。ここまでは僕たちのグループが完璧に1番乗りだが下の方に点々とヘッドライトの明かりが見え始めた。そして目的地直前で2人にだけ先を譲り、7時過ぎに到着!

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正直ここまで近くで見えるとは思っていなかったので迫力にびびった。この輪郭を見てピンと来る人いますか?実はこのフィッツロイ、アウトドアメーカー"Patagonia"のロゴマークのモデルとなった山なのだ。この山が朝焼けで赤くなるのを見る為にわざわざ朝3時に出発してきた。
 

日の出まで凍えながらお弁当を食ったり茶を飲んで待つ。そして来た。景色withおにぎりシリーズ第2段。

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後ろを向くとなかなか来ている。かなり焦らされる。にしても素晴らしい天気だ。
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そして遂に赤くなった。湖にも赤く燃えるフィッツロイが浮かび上がる。(写真イマイチでごめんね笑)
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赤焼けに感動してから各々記念撮影をしまくる。8人で来たが帰りは自由解散で全く急がない、というか寧ろ夜のバスまで時間を潰したい僕ら3人が最後まで残った。中には午後1時のバスに乗る、という人も居たが日の出を見てからでも問題無く間に合うだろう。

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かっこいい鳥が目の前に来た。鷹のようだが小ぶり。

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赤光りタイムも終わり通常の天気の良い眺めとなった。雲がアーチ状にかかっていて綺麗。不思議に思ったのは標高は同じなのになぜ向こう側には雪がモリモリでこちらには全くないのか、ということ。風の影響なのだろうか。

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パノラマで撮ってみた
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日が当たり暖かくなり始める。大満足して下山を始める。来る時は暗闇だったのだが帰りにはパタゴニアを感じさせる雲を中心に素敵な景色が広がっている。

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帰りには多くの観光客たちとすれ違った。頂上で同じタイミングでご来光を見た外国人は8人くらいだけ。御来光に不思議な魅力を感じるのは日本人だけなのだろうか。 帰り途中の展望台ではフィッツロイを中心として雄大な景色を楽しめる。近いのも良かったがこの全景が見渡せる方が好きかも。

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パイネも素晴らしかったが日帰りで、しかも無料でこの景色を拝めるのなら来るしかない。自信を持ってオススメできる。しかも天気は予報どおり快晴だ!


3時間くらいで下りて宿に戻り荷物を拾って出発の準備を済ませる。近くのwifiの入るレストランでコーヒーを頼み時間を潰した。そういえばメインストリート沿いにあるゲバラマークのエンパナーダオススメです!一個20ペソだが美味しかった!!

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バスでの食事用にパン屋で売れ残りの安い詰め合わせを買い込んで20時にバスに乗り込む。11時間の夜行だ。パタゴニアでの約2週間は僕の旅の中でトップの充実具合だった。よく知った2人の仲間と一緒だったというのもあるだろう。


ということで明日からは世界一長いチリを陸路、と、もしかしたら海路で縦断します!楽しみは安くて一杯食える海鮮達!


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