皆に見送ってもらい宿を出発する。宿の人も他の宿泊者にもとても恵まれ本当に充実した居心地の良い滞在だった今日の飛行機はEzeizaでは無く近い方のJorge Newbery空港。宿からバスで30分かからず到着。この空港は海沿いにある。正直少ししょぼいと思っていたが綺麗だしWifiもあるし中々快適な空港だった。
今回のフライトはアルゼンチン航空。預け荷物の制限が15kgだったので恐る恐る行ってみたが18kg近くても問題無く通してくれた!そして持ち込み手荷物も重量検査なし!さすがLCCとは違うぜ。
フライトは約3時間。出発前から憧れていた場所の1つ、ウシュアイアへ向けて心が躍る。なんか今まで見てきた他の場所とは違う特別な気分。色々調べているときに今は無き上野山荘の五右衛門風呂と世界最南端、という響きに心躍らせたなー!
見えてきたー!雲男(くもお)パワー健在だ。
飛行機降りた瞬間に寒い空気を感じる。冷たいだけで空気がおいしく感じるのはなぜだろう。ウシュアイアの空港は木がメインでなかなか味のある空港だった。空港のインフォメーションセンターにてマップと他の都市へのバスの値段や時間帯の一覧を貰う。これとても便利です。会社によって曜日ごとに出てたり出て無かったりするし、各社オフィスの場所がバラバラなので自分たちの都合に合うのを見つけてオフィスの場所を教えてもらうとよい。基本的にウシュアイアからの出発は朝だけのようだった。
市街地まで歩いて行こうと思っていたが雨風が強かったのでタクシーに乗って行くことにした。市街地までで120ペソくらいだった。今回の宿は2人が予約してくれていたAirbnbのおうち。僕はちゃんと使うのは初めてだが3人だと他の宿よりも安く、3人部屋だったので快適だった。世の中知らないと損することが多いなー。お洒落なおうち。
一段落して街に出てみる。懐かしのカナディアンロッキーのバンフのように山小屋風が多いが違うのはすぐそこに海があるのと坂道が多いこと。とりあえず歩きながらも3人でここまで来た喜びを分かち合った。やはり僕より1年くらい旅が長い2人にとってもこのウシュアイアは「来た!」感が強いらしい。
周りは山に囲まれている。
メインの通りにはスーパー、レストラン、土産屋はもちろんアウトドア用品のショップなども多く並ぶ。値段は日本と似たようなものに感じた。
ローズクォーツ等の彫刻が綺麗すぎる。家に置きたい。。。がかっこいいでかいやつは200万円とかしてた(笑)
Lasserre通りの海岸線に突き当たるあたりにあるインフォメーションセンター。
ここでは到達証明書やスタンプがタダでもらえるのだ!職員の方はとても感じが良くさらにウシュアイアのポイントがアップした。印象とはそんなものだ(笑)スタンプは他の場所でもいくつかもらう予定なので明日公開します!
インフォセンターのさらに海側にはちっこい旅行代理店みたいなのが並んでいる。僕たちは明日は自力で国立公園に向かうので先ほどのインフォセンターでバスの情報だけをゲット。
イケてるバス!!
緯度の関係で8時になってもまだ明るいので感覚が鈍るが明日もあるのでスーパーで買い物。物価が高いと言われるパタゴニアだが実は税の関係でブエノスとそんな変わらない、と聞いていたがまさにその通りだった。肉と野菜は若干高いが他の物はブエノスと同じような感じだな。ビールも1Lが27ペソなのでまぁいける。どうせチリに入国するときは食料の持ち込み厳しいみたいだしそんなに買ってくる必要はないかも。
僕たちは米、パスタ、お菓子だけブエノスで買ってきていた。節約派な3人なので安い食材ばかりを選んでかごに入れる。しかしウシュアイア上陸記念でワインにおまけでささやかにビールをつけた ここ、レジのシステムが変わっていた。変な丸っこい機械が入り口の近くに置いてあるのだがそれで入ったときにピッってやっておくと、ある程度の時間経過後にそれがポケベルみたいに鳴りだしレジの番号が指定されるのです。そこにいくと並ぶことなく清算ができるというシステム。そんなのしらない僕たちはレジまで来てみんな持っている機械を見てあたふた。ちなみにいくつかのレジは普通に並ぶ用になっていて別に時間待たずにそこに並んでも良い。効率よいのか悪いのかよくわからないが郷には従わないといけない。
3人で乾杯してからたえこさんの手作り料理を堪能。こうやって3人での旅をしている今、この町に1人で来ていたら寂しかったなぁとか感じてしまう。誘ってもらって本当に良かった