チェックアウトは11時なのでゆっくりと起きて朝食を食べパッキングを行う。そのときテンションがた落ちイベント発生。一瞬目を疑った。
バックパックのフタのところ破れてるーーー
そういえばベッドが隣になった日本人の青年はポーカーをしに今回来たらしい。六年前に痛く負けてのリベンジ戦だって。僕の分まで勝ってきてくれ
今日はメガバスでロスに向かうが時間が15時なのでチェックアウトしてから宿の共有エリアで調べものしたりして過ごす。少し余裕を見て出発、したはずだった。
乗り慣れたDEUSEのバスに乗るが異常に込んでいる。とても嫌な予感。運転手もFUCKな込み具合だなみたいなこと言ってる。これ15分に一本くらい出てるのに二階建てバスが立つ場所も無い位込み合って乗車拒否されている人もいたくらい。その中ででかくて重いバックパックとリュックの二つを取りまわすのはかなりの負担。なんとか角っこをゲットして荷物を置いて自分は立って目的地を目指す。
しかし時間かかったんだこれが。バス停スゲー多いし乗り降りする人スゲー多いし信号多いし車多いし。メインのストリップ5kmも無いのにほんとに一時間くらいかかりいらいらしてくる(笑)
そして時間がやばい。
前の方に乗ってた警察(警備員?)の女性にここに行きたいんだけど間に合うかな?って聞いたらえ?このバスここまで行かないけど。
ズーン。。。。。昨日の夜ルート調べたけど昼間と夜で変わるっぽい。最悪終点で降りて走るしかないな、と思っていると窓には雨がぽつぽつ。ズーン。。。。。ツイてねー。。。カジノ一日目にツキを全部使ってしまったというのか。
すると途中のバス停でさっきの女性が後ろのバス乗ればバス停行けるよ!→ありがとう!ということで乗り込む。どういうシステムなのかわからなかったが金払う設備見当たらなかったからそのまま乗る。なんか運転手席は強盗防止の為なのか透明な壁とドアで仕切られていて声もかけられない。
GPSをモニターしていると曲がると予想していたところ通過。次のところ通過。やばくないか?下りてタクシーを捕まえるという手も無くは無かったが先ほどの女性の言葉を信じて一縷の望みをかけた。すると遠回りしてまさかの到着\(^^)/出発10分前。やっぱり時間に追われるのは本当に嫌だ。
今回は$28でチケットを買っていた。早く、うまくやると$1から買えるらしいよ、メガバスさん。バス停はこんな感じ。あの華やかさはどこに?(笑)
乗車待ちをしてふと前を見ると
お、お前!俺のバックパックよりはるかに逝っちゃんじゃねーか!実際結構外国ではこの状況見ることある。しかし彼はこれだけにとどまらず更に僕の心を楽にしてくれたのです。
そっちもかーい
バスが走り始めるとすぐにこの光景。
よくこんな荒野にあんな街作ろうと思ったな(笑)そしてこの感じは旅だってすぐのオーストラリアのアウトバックを思い出させる。あっちのはもっと真っ赤だったけど。
乗車時間は5時間なのでそんなに長くは無いがある一人の乗客のせいで非常に不快な時間を過ごした。そいつは30~40代の男だが痩せていて赤いキャップと赤いスカジャンみたいなのにハーパンにリュック。バスに乗る前から年齢の割には目立った服装でかつ1人でぶつぶつ言っていたので目立っていた。
運悪くそいつの斜め前を取ってしまった。移動する空きは無い。彼は乗車中、5時間休むことなくスピーカーから音を流しそれに合わせて自分も韻を踏み続けた。それもささやきではなく普通に歌うくらいの声量で。アメリカではこういう時あまりにひどいと結構周りの人が注意するが、見た目が普通で無いのもあってか他のアメリカ人たちもスルー。僕も絡みたくなかったので、音楽を聞いて紛らわしたが曲の合間には奴のリリックが耳に入ってきてかなり腹立たしかった。
不快な5時間を得てロスの街に到着。中心の駅っぽい名前のユニオンステーションに下されたのだが9時ごろには閑散としていて電車もがらがらだった。
今日の宿はそこから5駅くらい西に向かったところ。どやらハリウッドに向かう途中らしい。滞在中に見に行こう!全然調べていなかったが宿はコリアタウンの中にあった。オーナーは韓国人の優しいおばちゃん。僕が今まで会ってきた韓国人は親切な人ばかり、というか多分彼らは仲間意識がとっても強いので仲間と認めてくれたら一緒にいてとても居心地が良いのだと思う。
移動だけの1日だったがやはりバスに乗って新しい街が見えてくるとわくわくしてくるもの。ロスでは中米に入る準備をしたりゆっくりしようと思っていたがやはり時間を見つけて観光してこよう!