日本では県人会という言葉は聞いたことがある。会社とかで同じ県出身者が集まって酒を飲んだりする会のこと。ここダカールでは日本人会というものがあるらしい。世界的に見たら普通にあるものなのかもしれない。
そして来てすぐの頃、僕のだらだら具合に引いたのか宿のかずくんがもしよかったらその忘年会に参加しないか？と誘ってくれた。参加費はなんと20000セーファフラン。日本円にして約3700円。行きつけの飯屋で昼飯が20回食える。ちなみにセネガルでは月に100,000セフ（約18700円）もらっていれば良い方らしい。正直僕には高い。話を聞いているとセネガルの大使やJICA（青年海外協力隊）の方、ここで事業をしている方や駐在員の方やその家族などが来るらしい。面白そうじゃないか！自分は住んでるわけでもないただの旅行者なのでちょっと場違い感ありそうだけど、こんなものに声を掛けてもらえる事も中々無いかと思い参加することにした。
夕方にかず君とたかひろくんと一緒にタクシーで向かう。自分ではTシャツとジーンズしか持っておらず、たかひろくんからポロシャツを貸してもらうことにした。到着したのは見るからに良さそうなホテル。流石にかず君は顏も広く沢山の知り合いに話しかけられていた。隣にはいい感じのビーチが広がっている。すぐそこに見えている島はンゴール島というらしく、とても小さい島だがゆっくりするにはとても良いところだという。日本語で「ん」から始まるものってないから新鮮。それにしてもセネガル良さそうなところ多いんですよねー。ンゴールも後日行ってみよう。
向こうのビーチでは若者たちがサッカーをしたり海水浴をして楽しんでいた。
開始までぶらぶらしているとJICAの隊員やあしなが育英会の方と話をできた。テーブルは敢えてバラバラに割り振っているらしく２人とも別々のテーブルになった。同じテーブルには日本大使館の方やJICAの方、たまに遊びに行っている日本食堂「和心」の原田さん。（アフリカ商会←僕が今泊まっているかずくんのページも紹介しておきます(^_-)同じ歳だけどバリバリの企業家です。原田さんも同じ年でしかも２人とも千葉出身！）セネガルやガンビアについての情報をたっぷりと頂けた。
そしてお金払った分の元を取らないと！という貧乏人魂が働く。ビールも飲み放題。美味しかったよ！ただダカールに関しては安くて美味いもの食えるからねー！食に関しては日ごろから満たされているかもしれない。
週末限定で子供たちに日本語を教える活動があるらしく、その子供たちの劇や、JICA隊員などによる余興もあり、あっという間に二時間が経過。ビンゴ大会では日本の調味料セットがあり、それを狙っていたが残念ながら当たらず。
デザートも美味しくいただいた。
セネガルの在留邦人数は247人、その半分近くが集まっていたのではないだろうか（恐らく身元不明なのは僕のみ）。海外は海外でもアフリカの最西端、日本地図では左の端っこに当り、しかも言語はフランス語というダカールに住む皆さん。日本からは物理的にも精神的にもかなり遠い場所。そんな場所に力強く住む日本人たちの暖かい絆を感じる素敵な会でした。行ってよかったー。バカなので動けなくなるくらい食って飲んで楽しんだぜー＼(^o^)／
更に和心で二次会があるとの事だったがそれは遠慮して気持ち良く就寝
