ベッドとの相性が悪いのか他に要因がるのか昨晩は30分に一度くらい目が覚めた。腹にガスが溜まる感じもしたので標高2700mくらいまで来て軽ーく高山病の影響を受けているのかもしれない。エクアドルは赤道の下にあるので1年中6時に日が昇り18時に日が沈むらしい。ということで6時過ぎに日光で完全覚醒!ゆっくり朝食を食って出発。多少しょぼくても朝食付きは嬉しいな。
今日は赤道を見に(?)行く。宿のおばちゃんに乗り継ぎ地までの行き方を聞いたがよくわからないのでとりあえず出てみる。朝早いし迷ったら迷ったでいいしね。半袖で出て少し肌寒かったが全然いける。日本から見たら南国だし蒸し暑いイメージがあったがそんなことは無くかなり快適なのではないか。しかも年中同じなんだろうな。
近くのバス停で待ってた強面の兄ちゃんにLa ofeliaに行きたいんだけど、と言うと表情を崩さぬままここで合ってるから待て、と教えてくれた。経験上こういうタイプの人は良く面倒を見てくれる兄貴分が多いのだ。正直おじさんとかよりも正確に教えてくれそうだしね(笑)青いメトロバスが幾つか同時に来たのだが兄貴が俺に付いてこい!張りに教えてくれて一緒に乗り込む。そのまま到着するのかと思っていたら兄貴がここで乗り換えだ、ということで一緒に降りる。別のバスに乗り継ぐ。僕が少しでも迷ったそぶりを見せると兄貴はすぐにこっちだ、と教えてくれる。ってか同じところ行くんだったんだね!ラッキー!ということでLa Ofeliaというターミナルに到着。ムチャス グラシアス(とてもありがとう)。
中々立派なターミナルだ。人も沢山。
このLa Mitad del Mundo(世界の真ん中)行きのバスに乗ればよい。細かい運賃は忘れたが片道合計1ドルしないで行けた。またしても偶然兄貴と同じバスだったぜ。
30分くらいで到着。もっと辺鄙なところにあるのかと思っていたがそれなりの道も通っており町から少し外れただけの場所にそれは有りました。ちなみに終点じゃなかったからラ・ミタド・デル・ムンドーと言われたら下りましょう。
入場券を3.5ドルで購入。もう少し高いのだとオプションが付くらしいが見るだけでよかったのでこの値段。事前に調べたのよりも値上がりしてる気がする。。。おー、奥にモニュメント見えてる!けど楽しみに取っておいて少し寄り道。
エクアドル先住民の家らしい!こういうの人気あんま無いけど意外と好き。
敷地内は土産屋やトイレもありなんか家みたいで小さな町みたい。
こいつだー!
デビル君テンション上がって乗るよねー!偽物の赤道に!
とかいって俺も乗るよねー!偽物の赤道に!近くにいたイスラエル人の女の子に撮ってもらったのだが皆強そうで最近戦闘民族に見えてきた。。。イスラエルではユダヤ人(つまりユダヤ教徒)であれば男女問わず兵役がある。Wiki様によると総動員すると57万人超えるらしいよ( ゚Д゚)人口が815万て考えると14人に1人くらいが兵隊さん。(日本見てみたら自衛隊員は24万人で人口を1億2500万人と考えると520人に1人。)実際よくドンパチやってるイメージあるしマジで強いんだろーな。そのうちイスラエルという国を自分の目で見たい。兵役を終えてから海外旅行に出るのが流行りみたいだ。
そして、そうです。これは実はずれた赤道です。結構有名な話ですがモニュメント建てられた後に技術が発達して判明したのは250mずれている、ということ。まぁ、いっか\(^o^)/近くに白いハトがいたのがなんか印象的だった。
さてさて出て次の目的地に向かうか、とバッグの水筒に手を伸ばすと何か違和感。。。。。( ゚Д゚)デビル君脱走!!急いで再びゲートをくぐって歩いた道を探すと
お、おまえこんなところに。。。優しい人が保護して安全なベンチの上に移動させてくれたんだね。クソッ、ガラパゴスで新しい相棒買っとけば、、、じゃなくてお前がいなくなったらどうしよう、と思ったじゃないか。とりあえず良かった。もう少し気を付けよう。
10分くらい歩いて次に向かったのは
もう一つの赤道、いや本当の赤道。再び入場料4ドルを払い入場。お互いのスタッフはお互いの事をどう考えているのだろう。ちなみに見た感じお互いに協力関係は一切なさそうです。
こちらは入場料にガイドも漏れなく付いてくる。運よく英語組は僕一人だったので2人で園内を回る。赤道に関してだけでなくやはり先住民族に関する展示もある。少しグロいよ。
敵を殺すと首切って皮だけ剥いで色々加工して小っちゃくしてネックレスにしたり棒の先っちょに乗っけたりしてたらしい。これは10歳の子供とナマケモノのあたまらしい。
そしてこちらの方。皆さまの目がどこに行くのかは僕も理解できます。なんかね紐で上側にビタンっ!てしてる。これはなんの為かというと魚でアンモニアの匂いに反応して近づいてきて中に入ってくる恐ろしいやつがいるらしくそれを防ぐためだったとか(多分そう言ってた)。
大事な食材クイです。ペルーで食いそびれたけどエクアドルでも食えるんだ!
そして運よく2時間に一度のダンスタイム。隙間から少し見えるジーンズが気になるがご愛敬。
こんな感じで最後にお楽しみの実験タイム!まずカレンダーとか時計が置いてある。
赤道の上では釘の上に卵が立つよ、っていうやつ。ガイドはできたけど僕はできなかったよ。
その他にも赤道上だと力が入らないとかまっすぐ歩くのが難しくなるとか体重が少し軽くなるとか北側と南側でu渦の方向が違うとか。僕が一番感動したのが赤道上で栓を抜いたとき!どうぞ!ちなみにガイドは軽く日本語を挟んできます。ってか動画見れてる?(笑)
そう渦巻かずにすーーーっと落ちていく。逆回りとかはまぁ、って感じだけどこれは感動しました。全て終わってガイドに一つだけ質問。「赤道の幅ってどれくらいだと思いますか?」。前から気になってたんだよね。定義も分からないしさじ加減なんではないかと。ガイドは10センチくらいだと思うけどもっと広いという人も狭いという人もいるとの回答。僕も10センチくらいに賛成。なぜなら水の実験とかまっすぐ歩く実験とか赤道、として書かれている線から1mくらい離れるともう影響を受けるのだ。逆にまっすぐ落ちるとかっていう現象が起きるということは多少の幅は持っているということではないか。ということで根拠なしの10cmということで自分は納得。
ありがとう!ガイドの、、、ジェンキンスいや、ジェーソンいや、カルロス、、、いやガイドさん!
そういえば赤道でもパスポートにスタンプ押してもらえるということを完璧に失念しておりました。ということで何かのサーティフィケートと別紙にスタンプゲット。パスポートに挟もう。
予想以上に楽しんで、道端でオレンジジュースを買って飲みながらバスに乗り市内に戻ったのでした。