皆さん少しだけお久しぶりです。世界一危険ともいわれるホンジュラスにいるわけですが大した危険も感じることなく生きています。本当にダイバーになれたのか、は後々わかるとして僕の数日間のウティラ生活を簡単にまとめて思い出していきます。
朝、宿でバスターミナルまでのタクシーを手配してもらった。眉毛細くて悪そうな従業員だなー、と思っていたらオーナーの息子らしく家族と一緒にご飯の準備をしているのは微笑ましかった。見た目で人を判断するものではない。そして英語が通じない、と言われる中米だが宿の人は意外と通じる人がいるな、とも感じる。
壁一面に寄せ書きゾーンがあったので日本語で自分の名前ばっちし書いてきた
タクシーは宿に来るときは120だったのだが値段を聞くと何か無線で確認して90だった。歩き方の相場よりも安い。そしてまたもや時間よりも早く来た。根が張るサービスはそれなりにしっかりしてんだな。バスの時間が押し気味だったので少し急いでね、と頼むと人とか車とかが飛び出してきたらどうするんだ、という恐ろしいスピードで突き進んでくれた。
ターミナルに付いてふらっと見たら自分が買ったチケットと比べて1/3の価格を掲げてる会社を見た(名前忘れたけショッピングから遠い側の1番右奥)。そこは凄く人が並んでおりどちらかというと地元の人向けだろうか。昨日一軒目で決めるというヘタレを見せたおかげで370Lという自分のチケットが超高級に見える。ま、たまにはいいか!安全性と快適性を買ったってことにしよう。数日後にここらへんの相場に慣れてきてから気づいたけどこれマジでめちゃくちゃ高いっす(笑)本当にその場所の相場はわからないものでもう少し予習して行かないといけないな、と痛感した。本当に知らなければ極端なことを言えば桁を一つ増やされても、なんか高い気がするな、くらいにしか思わないかもしれないのだから。
しかし専用バスターミナルや待合室に加えて金属探知機があり手荷物検査があり飲み物があり、と僕が買った安全性と快適性は抜群だった。シートもいい感じだったので良しとしよう。少し時間あり移動疲れがマシならローカル乗り継いで行きたかったがしばしの贅沢を楽しんだということで(というかそう考えないとやってられない(笑い)。温度は超低いけどね。
バスから見ていると路上で運転手相手に食物売ったり洗車する人たちをちらほら見た。経済状況良くないから犯罪に走ったりもする人も多いだろうに、やさぐれずに仕事をしている彼らを見て尊敬の念を感じた。僕には本当に貧乏な気持ちは正直わからないから。相変わらず顔は怖めだけど笑顔は優しい笑。時間があればもう少しぶらぶらしたい町だったな。
ラセイバに着く少し前に怖かった話。なんでか知らないがバスが急に停まった。道の脇にあっきらかに僕が今まで見てきた優しい笑顔の人たちとは違う目をした現地の若者3人が揃って凄い顔でバスを睨みつけていた。あー、あいつら絶対今からこのバス乗り込んできて強盗するだろ。と本当に思うくらい特異な雰囲気を醸し出していた。と、バスは走り出して事なきを得た。でかいバス会社はそういう筋に予め金を払っているから襲われない、と聞いた事があるが真意は定かでない。大丈夫だったけど正直旅で1番びびった。
到着が遅れ、調べていた船の時間まで意外となく、地図見ると船着場まで歩くのは遠すぎるのでタクシーを使うと120Lだった。高いと思ったがそれなりに遠い。というか歩いてはいけないなこれ。
今まであまり見なかったがここでタクシーの運転手達が黒人だった。この人達がガリフナ族なのかな。中米のカリブ海側には苦難の歴史を持つガリフナ、という一族がいるらしい。そういえばエルサルバドルの人たちはグアテマラとかホンジュラスの人たちと顔つきが違う気がした。そしてエルサルにはラピュタに出てくるママみたいな強そうなおばちゃんが沢山いたイメージが強い。
タクシーで町の東の外れにある船着場に到着。ドルで払えるって言ったくせに1ドルのコインは受け付けないとか後から言い出したので残りをLで払うことになり面倒くさかった。船は他の方のブログや歩き方で見ていたのと違いUtila Dreamという名前でしかも多分安くなってる。16ドル。アメリカ人に聞いても1ドルコインはもはやあまり流通していないらしい。
ラセイバ発がam9:30とpm4:00
ウティラ発がam6:25とpm2:00
少し時間があったので港のゲートの手前の食堂とティエンダが合体したとこでなんか食いたいというと米があるというのでチキンと一緒に頼んだ。結構なボリュームで約250円。やはり食堂は庶民の味方!
腹も満たされ待合室でゆっくりと待つ。綺麗だからやはり会社変わったのかな。奥には冷房、wifiありの場所もありかなり良かった。ちなみにバックパックはチケット買ったときに係員が預かってくれ、最後ウティラで降ろすとところまでやってくれた。
一緒に乗ったのは欧米人カップル数組と現地の人たち。ガリフナの人は顔立ちは黒人だが色が少し白目な気がした。そして船自体は揺れる、と聞いていたが結構大型で大して揺れなかった。客室とデッキがあり客室は冷房入っててしかも冷えてるジュース一本付き。
約45分で遂ウティラに到着した。三日前にエルサルにいる時に偶然ここの情報を見つけて行きたいと思った訳だが我ながら良く本当に来たなと思う。笑
荷物を受け取り早速ダイバーショップを探す。桟橋の先に数社の客引き。一応目を付けてたところの客引きが居なかったたので直接その店を見に行くことにした。桟橋を降りてから左に進む。
歩いているとサンペドロの様に多くの欧米人とすれ違う。そしてどこに入ろうかなーというくらいショップが目につく。あるショップの前を通った時にビール瓶を片手にダイビングスクール探してるなら見ていけば?と声を掛けられた。
入ってみると明らかに現地人では無いブロンドの女性達が4.5人おりにここやかにに出迎えてくれた。どうやらみんなここのスタッフらしい。ってかこんなに欧米率高いのか、ってかスクールはもはや欧米資本なのか?ショップの名前は忘れた。
カナダ人だというインストラクターに施設を一通り見せて貰い最後にショップのデッキを見せてくれた。「今日は大きなパーティーなの️」欧米か!!!多くの客とインストラクター達が酒を飲んで楽しんでいる。しかしパーティーの雰囲気はとても良く他に誰もアジア人がいないにも関わらず見学に来た僕にもみんな感じ良く挨拶してくれた。
一軒目でだったので他のとこも見てくるね、というとこれまた笑顔でいってらっしゃい。しかもでかいバックパック責任持って見ておくから置いていっていいよ、と。先日のブログを読んでくれた友人から荷物から目を離しちゃダメだよ!と怒られた直後だったが大丈夫な空気を読んで甘えた。笑
最初見る予定だったCaptain Morganはオフィスに入ってインストラクターっぽい人に目があってエクスキューズミーしたのに無視されたから即出た。なんか暗かったし。オフィス。しかももっと言えば目があった人がインストラクターかもわからないけどまぁこういうのは印象大切だからね!(笑)
次!次!日が暮れかかっているので早く決めないと。3軒目。またカナダ人のインストラクターから説明を受ける。カナディアンの自然を愛する力には脱帽だ。
4軒目。僕が見た中ではここが1番安かった。Paradace Divers。PADIか確認するの忘れてた。確か250usドル。
今度は船着場から見て右側をせめようとと思ったが日が暮れたのでゲームオーバー。申し訳ない感を出しながら最初の店に荷物を受け取りに行った。
結局値段中間層でインストラクターの印象良くて日本語のテキストある、と断言してくれた3軒目のPARROTSにした。ちなみにウティラでは大体どのショップも受講料➕その期間の宿泊費➕終った後に二本のファンダイブが付くのが定石らしい。PARROTSは289ドル。4泊の宿泊費も浮くと思うと安い!
トレーニングのスケジュールはとてもフレキシブルで助かった。僕は4日しかいないと言うとじゃあ少し頑張って3日で訓練終えて4日目はファンダイブしましょう、みたいな。
必要な書類を書いて日本語のテキストを貰って部屋に行くとルームメイトはアメリカ人2人とブラジル人の1人と僕という4人。みんな同じコースに入るらしく先にコミュニケーションを取れて良かった。
ということでコース自体は基本英語でスペイン語の回もあるらしい。こういう講義はスタートダッシュが大切。少し奮発してレストランに入り軽く飯を食ってから予習に励む。店員さんはやはりブロンドで英語だった。チップいるのか?笑
寝ようとするが男四人が集まると蒸し暑い。一人一台ずつ扇風機があるのが幸い。昼間バスで寝過ぎているのもあって寝付けなかったが明日から早速体を動かすので目をつぶり意識があるまま体だけ休めた。
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