昨日宿の人から教えてもらっていたバスの時間に合わせて準備を済ませる。一週間近く世話になったジェフとサンカップに礼を言って1人で出発。考えてみると本気の英語ネイティブスピーカーとこんなに長い間一緒にいたのは初めてかもな。とにかくリスニングだ!
宿の前でタクシーを拾い一番安いと聞いていたクリスティーナ社のバスターミナルまで行ってもらう。地図上でも歩き方でもバス停の位置がいまいち曖昧であり、宿の人に聞いてもタクシー乗って行くのが一番だ、ということだった。市内だと25か30L(約150
円)のようだ。中米のタクシーは乗り合いが普通らしく、捕まえたタクシーにも既に乗っている人が下り途中で降りて行った。天気はひっさびさに遭遇した雨。
クリスティーナのバスターミナルに着き、チケットを買おうとするとここでは買えないみたいなことを言いだす。おっ、出たぞ、こういうパターン(笑)するとすぐに英語もできる職員が登場。良く意味は分からないがとりあえずこのクリスティーナのターミナルではチケット買えないから一個目の停まるところで一回降りて買ってね、他に待ってる人もみんなそうだから。ということで軽く朝飯を食っているとやっぱり買えるらあそこに並んで、と(笑)。こういうのが面白い。
バスのターミナルはどこの町もセキュリティも綺麗さも基本ばっちり!
バスを待っているとPARROTSで世話になったダイブマスターに会った。彼も旅の途中のお小遣い稼ぎだったのだろうか。荷物を預けて搭乗する。
チケットは274L(約1500円)6時間以上乗っているので安いと思う。9:30
発だと思っていたが8:30発のがあるということでそれを買った。ホンジュラスは他の国と比べても特に変わらない田舎景色をひたすら突き進んでいく。道は舗装されており悪くない。グアテマラが悪すぎたのかな。
ふと地図でGPSを確認すると目的地であるホンジュラスの首都、テグシガルパは南の方向のはずなのになぜか西の方に進んでいる。明らかに先日一泊したサンペドロスーラの方向に向かっていた。歩き方に書いてあるよりも時間がかかるって言われたのでいろいろ停まるのかな、くらいに思っていたが西に大回りしてサンペドロスーラを通ってテグシガルパに向かうようだ。まぁ安いからいいんだけどね!
でも、皆さん覚えていますか僕が先日買った高額チケットのことを。サンペドロスーラからラセイバまでは大体3時間。前のチケットは約350L。そして今回はラセイバからサンペドロスーラに来てそこからさらに4時間くらいかかるそれで270L。前のがいかに高かったか。。。。。笑
途中飯休憩も挟んだりして7:30くらいで到着。今日今からやらないといけないことは明日のチケットの手配。もともとはグアテマラをローカルバスだけで縦断する予定でいたが早速辞めた。理由その①軽く寄るはずだったホンジュラスで大分時間を使ったため②コロニアルとかパルケとか中米の見どころに飽きつつあるため。そして人が良い、と言われるのはもう実感した。③パナマからコスタリカに渡る船の情報が不安定。これはなんとかやりたいと思っているので多めに10
日見積もろうと思っている。コロンビアからの飛行機は取っているので急がないと。④ローカルで泊数が嵩むと結局宿代とかそれなりにかかるから多少割高になっても国際バスでピューと行ってしまおう、という妥協(笑)以上です。
ということで国際バスの中では安そうかつ有名な大手のTICAバスのオフィスに向かう。ぼくが愛用しているオフラインマップのTICA BUS
という文字を頼りに向かう。もう夕方なのでオフィスが閉まる前には到着したい。ここテグシガルパも治安がどうこう言われるわけだが特に良くないと言われるコマヤグエラ地区(バス会社が多くある)も昼間なら全く問題ないように感じた。そして到着したのがここ。
そうそうこの左側がバスターミナル、じゃない。。。え?何も無いすけど。すぐ前の屋台の人に聞いてみるとTICA BUSはプエルトの方だよ。おい、場所変わってんのかよ。屋台の人はタクシーを拾うのをお勧めしてくれた。もはや場所もわからないし雨降ってるし結構満席になるらしいからオフィス閉まる前に付きたいしタクシーに乗った。そして気づいたのだが僕が今まで見てきた中でここのドライバーたちが一番交通マナーが悪い。そこに思いやりは無い。車間距離詰めまくるし、すぐにホーン鳴らすし、歩行者は渡らせない。しかし首都だけあり栄えておりショッピングモールから24hのデニーズから不便はしなそうだった。あれ?これマルケー?な訳ないか笑
そんなに離れていないと思っていたがけっこう遠かった。プエルトって港?って思っていたらアエロプエルト、空港の事だったようだ。地図で見ても直線距離で5キロ以上。多少渋滞もありタクシーで15
分くらいかかったのではないか。オフラインマップで確認すると確かにここにもTICA BUSと書いてあった(笑)空港よりさらに南側です。バックパック持ってたら歩けねーよ。
運転手がドルでも払えるよ、と言っていたのに20ドルを出すとそれをそのまま持っていこうとした。いや、釣り返してよ。というとドルにすると20
くらいだよと言ってきたが明らかに多すぎる。今からチケット買っておつりで払うから待ってて、ということに。中米の移動を牛耳るTICA BUSのターミナル。やはり新しいらしく綺麗。
ターミナルに人気は無かったが入り口の看守が鍵を開けて通してくれた。オフィスにはスタッフが一人おり滞りなく明日の朝発のニカラグアの首都マナグア行きのチケットを買えた。夕方の五時を回っていたが空席は残り3席だけだった。マジでセーフだ。
22ドル。うん!悪くない。そのスタッフがタクシーの運ちゃんと話し、ドルでそれは貰い過ぎだ、とか言ってうまく話を付けてくれた。不愛想だったがこれでいいだろ?という感じで親指を立てて少し微笑んだのがとてもかっこ良かった。
高めというのは知っていたがTICA BUSはターミナルにホテルを併設していることで有名。恐る恐るここら辺にホテルあるの?と聞いてみるとターミナル内に
20ドルであるよ、とのこと。20ドルかー。。ブッキングドットコムで調べていたのだと最安で10
ドル+税とかでしかもドミだし確実にタクシー乗らないと無理。もう暗いし近くには無さそうだし何よりも雨降ってて探すの面倒くさいから20
いっか!ということでWIFI、個室、エアコンを満喫してるなう。個室で明日9:30発だけど
8時まで寝てられるとか幸せ過ぎる。日記も一気に片づけてしまおうということで今に至る。ホンジュラスに入ってから妥協が多いな(笑)でも締めるところは締めている、つもり。旅を始めてからかかさず支出をつけているので無駄遣いはすぐにわかるのです。いままでタクシーとか全然乗らなかったのに。基本大荷物を持って夜の町を歩かない、というのはポリシー。歩くなら身軽にしてから。国際バスを使う時は大体到着の時暗くなるのはしょうがない。
少ししてさっき買ったはずのチケットが無いことに気付く。探しても見つからないのでさっきのかっこいいあんちゃんにオフィスに忘れてない?と聞く。無いよ。もし見つからなかったら明日の朝再発行してあげるから大丈夫だよ、と親指を立てて微笑む。相変わらずかっけー!結局オフィスにあり後から持ってきてくれた。結構焦ったな。でもこれくらいで良いと思っている。逆に完璧を目指し過ぎると疲れるしいつか大きなぼろが出る気がするから。多少抜けてるくらいでもこれくらいなら悪くないんじゃないかな、と思う今日この頃 ダメですか?笑
夜飯と朝飯と昼飯を買いに少し出る。みんな挨拶をするとにこやかに返してくれる。パン買う時にドルしかなかったのだがおばちゃんがレート知らないから教えて、と言ってきた。そして私は日本の文化が大好きなの、と笑顔で話してくれたのが印象的。あとバナナと水分を買って帰る。
日本と同じで薬局は至る所にある。
部屋はターミナルに併設、というかもはやターミナルにある(笑)徒歩10秒。他に宿泊客は居ないようで夜は天下の
TICA BUSのターミナルを独り占めしているようでいい気分。一方で人気が無さ過ぎて悪い人が侵入してきたら誰にも気づかれずに殺されるんではないか、という不安も少し感じた。 おい、バスのドア開けっぱだぞ(笑)
この左側がオフィス。右奥の通路が客室。部屋はWIFIが今一だったので誰一人いないこのオフィスの前で思う存分ネットを使った。
少し高台になっておりテグシガルパの夜景は綺麗で見入ってしまった。
結構掛布団代わりになるものが無い宿が多いので持参したペットボトルサイズになる寝袋重宝してます。
さーて明日は中米4か国目のニカラグアです。ぶらぶらするかどうかは気持ち次第。でも飽き気味な中米なので多分ぶらぶらせずにコスタリカ入ります