~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

中国 東チベット

DAY607① 中国:アバの草原 乗ヤク×聖湖×ルンタ×ヤク移送

今日はヤクが僕のテントを鼻でゴソゴソする音で目覚めた笑。今日も素晴らしい1日が始まる。

DSC00260
やっぱりとりあえず一番高いところに登って見渡さないとね。
DSC00235

DSC00229
ヤクたちを眺めながらおかあさんのお手伝いをする。

DSC00239
本当にヤクはいいわー
DSC00278

DSC00253
特に子ヤクの可愛さは半端じゃない。
DSC00289

DSC00287

DSC00269
見た感じほとんど立派な角持ってたけどヤクは雄雌関係なく角が生えたり生えなかったりするらしい。この大人のヤクは生えてないけど
DSC00244
この子ヤクは少し生えてる!
DSC00243

しばらくすると起きてきたおとうさんが着いてこいと言う。その手には縄を持っていた。そして一頭のヤクに狙いを定めると見事な投げ縄スキルで見事に角に掛けて捕まえた。偶然にもそのヤクは僕がかっこいいなーと思っていたやつだった。何のためかと言うとなんと、乗ヤクさせてくれるという!やったぜー!!!

DSC00249

馬と同じようにマットを一枚引いてジャンプしてまたがる。思ったより硬くなく乗り心地は悪くなかった。言うまでもなく馬よりも楽しい\(^o^)/でもまぁあまり油断すると普通に振り落とされると思う。最初はおとうさんが引っ張ってくれていたが途中からなんか用事を思い出したようで手綱ごと僕に渡す笑。

BlogPaint

DSC00307
なんかわからないけどラオウになった気分だ。
DSC00301
ヤク上からの眺め。なぜかわからないけど僕たちの後ろを子分みたいな中ヤク二頭がずっと付けてきたのでとても気分が良かった笑
DSC00298

そして今日はヤクの搾乳もさせてくれると言う。まずは手を洗う。あまりおとうさんおかあさんが手を洗う事は多くないが搾乳する前に手を洗うことは重要なようだ。フックが付いた紐を腰に巻き、木桶の紐をフックに掛けて乳のところにしゃがむ。おかあさんがこうこうと教えてくれるがやはり中々出ないものだ。ちなみにヤクの乳は牛の乳よりも小さいと思う多分。


なんか指を上から順に握るイメージだったがそうではなく指を握ったまま上から下に絞り出す感じ。少しだが出すことが出来た。気づけば服にはミルクとか土とかが付きまくっていたが全然気にならなかった。

仁王立ちでミルクを飲む逞しいアンジ。アンジはヤクミルクも大好き!
DSC00427
もっとよこせオラッ!!!
DSC00416
するとご近所さんがヤクの大移動をしていた。おとうさんが行くぞ!というので2人で誘導のお手伝い。
DSC00385

DSC00390
ヤク汁、パンとツァンパで朝飯を済ませるとゆうきさんとヨガ。昨日以上に素晴らしい天気。幸せすぎる。。

DSC00436
服でも干すか。
DSC00433
おとうさんがたまにくれる謎の液体。少しだけ手に出して飲む。完璧に薬草の味で体にとても良さそう。
DSC00407

今日はおとうさんが湖に連れて行ってくれる。犬と戦うためにこれを持って行きなさいとおかあさんが木の棒をくれた笑。2人でバイクに乗って出発。

DSC00438

通り過ぎる景色に飽きることはなかった。風を切るバイクがまた気持ち良い。通り過ぎる知り合いにも挨拶をする。目しか出ていないが大体誰かわかるらしい。大体、ね笑。それにしても草原が広大過ぎる。。。。

DSC00441

DSC00454

DSC00480


30分少々かけて見えてきたのは湖!チベタンにとって湖は聖湖として重要な意味を持つことは多いようだ。これはハチャップ湖。地元のチベタンは神の湖としているらしい。

DSC00497

バイクを降りて湖畔へ。湖自体もだが周りの雲、草原、花、鳥全てを含めて美しい。おとうさんが指さす先には鶴もいた。

DSC00508
いやー美しいじゃないかー\(^o^)/そして他に誰もいないし小高い丘に囲まれているのもありなんか神秘的な雰囲気だ。鏡ばってる。
DSC00516

DSC00535

しばらく2人でゴロゴロ。
DSC00519
裸足になり湖畔を散策。おとうさんが小さい時にはこの湖は今より大分水位が高かったと話してくれた。
DSC00546

DSC00534

湧き水を飲んでまたバイクに股がる。この辺りでは一番高い丘をバイクで駆け上がったが結構急だった為、頂上まで行くことはできずに途中でバイクを置いて頂上まで歩いて登る。

DSC00558

素晴らしい眺め。本当に素晴らしい。別の方角にも湖を発見。
DSC00560

頂上にはチベットらしい景色が広がっていた。もちろんカラフルな布にはお経が書かれている。タルチョー?と聞いたがおとうさんは違うと言っていた。

DSC00568
隣にはお炊き上げするらしき台もあった。
DSC00563
ここで出発の時におかあさんから受け取っていたルンタというものを取り出す。
DSC00562
真ん中に風の馬(ルンタ→お勧めの参照、日本の絵馬のルーツにもなっているそうな)が、四隅に青龍・朱雀・白虎・玄武の四獣などが書かれた小さな紙の束。これをここで巻きながら願いごとをすると良いらしい。ということで2人で叫びながらバァー!!!

BlogPaint
お父さんが照れながら歌を聞かせてくれる。


気分最高!!!2人でテンション上がってバイクのところまで駆け下りた😁


帰る途中に急に道端でバイクを停めるおとうさん。首を横に振りながらオーマイゴットみたいな表情をしている。視線の先には

DSC00576
米が散らばっていた。しかも結構な量。誰かがバイクかなんかで運んでいて落としたのだろう。幸いにもルンタを入れていた袋があったので2人で丁寧に綺麗な部分だけ袋に詰めた。お父さんは残った米の一部を拾って、何か言いながら大地に返すかのように草原に向かって投げていた。僕も真似をした。


僕は後ろで対犬棒と米を持っているのだが写真を撮らずにはいられない。

DSC00585

そして黒テントの家の前を通ると二頭のでかい番犬が襲いかかってきた。おとうさんが何か言ったので僕も背中を叩きながらゴーゴーゴー!と叫ぶとスピードアップ。逃げ切って2人で笑った。


帰るのかと思いきや途中でポツン、と建っていた友達の家にやってきた。優しそうなおばさんが笑顔で迎えてくれる。お邪魔してお菓子を頂く。

DSC00588

すると一台の車がやってきた。おとうさんが行くぞ、というので外に出るとどうやらこの家のヤクを運ぶために車に乗せるという。どうやらこれを手伝いに来たようだ。


逃げるヤクの角にロープを結び綱引きのように車の後ろまで引っ張り4人がかりで上に乗せる。中々の高さ。もうね、完璧にマンパワー×1だよね僕。でもいいんです。こういうこともひっくるめて経験だ。

DSC00590

DSC00591
途中一瞬暴れるヤクに足を踏まれかけてヒヤッとした。モロに踏まれたら確実に粉砕されるだろう。乗ヤクといい番犬といい仕事といい中々ワイルドな体験だ笑。自己責任感がまた魅力的。


恐らく20歳前後の小柄な女性2人もいたが男と変わらないような仕事をする。ロープを引っ張りヤクが逃げ出したら走って追いかける。マスクを取った時のあどけなさすら残る素朴な笑顔は素敵だった。写真撮らせてもらえば良かったな😁

DSC00592

仕事が終わるとみんなで昼ごはんを呼ばれる。ヤク丼やで!おかあさんのとはまた味付けが異なり美味かった。お代わりももらう。

DSC00594

そういえば「ありがとう」はカタカナで表すとしたら「カー トゥン チィ」みたいな感じだがこれがまた音が難しい。自分では言えていると思っていてもやはり違うようだ。このほかにも言葉色々教えてもらうんだけど音の違いがわからなかったり、自分の口からは出せない未知の音などもありかなりレベルが高い言語だと思う。文字も今まで見てきたもののどれとも似ていない独特なもの。

たらふく食って飲んでしたらカートゥンチィして家を出る。おばちゃんがまた来てね、と言ってくれているのがわかった。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

にほんブログ村

-中国, 東チベット

© 2024 PLAYING HUKKY