~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

ウズベキスタン カザフスタン

DAY569① ウズベキスタン:タシュケント→カザフスタンへの国境越え 無事に出国できますように。。。

※この記事は僕のウズベキスタン出国時のトラブルの話なので興味ない人はスルーしてね!

昨晩ノルウェー人のマリアナと話し、同じく今日カザフスタンに抜けるということで一緒に国境を越えカザフスタンのシムケントに行くことにした。朝お金を整理してて思ったんだけど200ソム札かっこいい!このキャラってサマルカンドのメドレセに描かれてたやつだよね多分。

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公共交通機関で行こうと思っていたが2人ならということでタクシーで国境へ。えー、ここからはナーバスだった為しばらく写真無しです笑。タクシーは2人で35,000ソム。国境手前でタクシーを降り少し歩く。両替商がいたので聞いてみると僕が持っている85,000ソムで3,500テンゲだという。


闇レートで85,000ソム=約12ドル。カザフテンゲは闇レートは無いらしい(笑)ので公式レートだと1ドル=313テンゲ。つまり3500テンゲは約11ドルか。1ドルの損失。よくわかんないけどこんなもんだべ!ということで残りの全ソムをテンゲへ。昨晩宿で会った人とも余ったテンゲを交換したいと頼まれて交換したのでトータル7500テンゲ所有。入国前に金持ってるって結構心のゆとり。まぁ入国できるかわからないんだけどね。


さて緊張の一瞬が近づいてくる。マリアナは一緒に付いて待ってるよと言ってくれたが、一緒にいたことで僕に巻き込まれて彼女が要らん検査されるのもあれなので先に進んでもらって30分経って僕が出てこなかったら1人でシムケントに向かってくれという約束をして検査手前で別れた。


ここはどこで並ぶとかよくシステムがわからなかったがなんとなく進んでいき、入国の時と同じフォーマットの税関の申告書をまた二枚書かされる。二枚書く意味は不明。大切なのは入国した時よりも出国するときの額が増えていない事らしい。増えてるって事は不法労働したりなんかしらの悪い事をしたんじゃないかって疑われるって事だろう。今の時代クレジットカードでお金下ろせるんですよ?でももう皆さん知っての通りクレジットカードで公式レートでお金を得ると馬鹿を見るので誰もがドルから替えるんだけどね。2倍だよ?銀行で替える人とかまずいない。


つまり、出国のときは入国時に申請した額よりも自然な程度に持ち金が減っていないといけない。過去のブログを見てると入国するときに荷物チェックに会って申請書の額よりも多くの金が見つかったとか、どっかの国で使い残したけど少額だからいいだろ、と書かなかった通貨が見つかり、付け込まれて警官に賄賂を渡す羽目になったとか言う情報は調べれば沢山出てくる。うーん、でも確かにちゃんと申告しなかった方が悪いと言われたらそれはそうなんだよな。結局出入国というシビアな状況で足元を見られているという事だろう。彼らがダメって言ったら出国できないってことだもんな。


そして僕はその入国のときに書いた申告書を無くしたのだー\(^o^)/2枚書いて一枚提出して一枚は確かに渡されたのにどこいったんですかー??うん、これは確かにヤバイな。

ここで少し脱線してある国である旅人から聞いた小話。本当の話か作り話の武勇伝かはわからない。


彼はAという国に行くチケットを買った、つもりだった。AはVISAが不要な国。そして彼は飛行機を乗り継ぎAに到着した、はずだった。


そして入国審査。審査官にVISA持って無いのか?と聞かれ彼はいや日本人はこの国VISA要らないから!と何度も説明するがどうも話がかみ合わない。そこで彼が知った真実、ここはAではなくてBという国だ。B国はVISAが必要。


どうしてこんな事が起こったのか。それは話を聞いた僕もよくわからないが一言で言えば彼が究極におっちょこちょいだったという事だろう笑。なんて言っても一回乗り継いでるからね笑。1つ弁護するとしたら空港の名前がその町の名前と違ってたから気づきにくかったとか?知らん!笑。あ、でも僕も電車乗り間違えたのか。チケット買う時点で間違えて買ってるから確かにあり得ない事も無い気がしてきた。自分の中で合ってるっていう強い思い込みがあるからね。


そしてVISAが必要な国にVISAを持たずに入国しようとしてしまったという状況。これどうなるかと言うと強制送還だろうね。。でもどうなんだ?運よく到着したターミナルでwifi使ってeチケット買えてさらに出発ターミナルが一緒だったら入国する事なくそのまま別の飛行機に乗り換えて飛べるんかね?知らん!笑

ってか乗るときに航空会社にVISAチェックされなかったんだな。強制送還になったら連れてきたエアラインの責任で運賃向こう持ちになるらしいからね。あれ?わざと不法滞在になりかけたらタダで日本帰れるのか?いや乗ったところに返されるのか。なんか経歴付くのかな。でも付くとしても当該国だけな気もする。いやー聞きなれないことだから色々考えちゃうな笑 。(強制送還になった人の話→絵夢旅世界新聞


そして強制送還に進んでいきそうなり青ざめる彼。すると審査官がそこで賄賂を持ちかけてきた。彼はもちろん承諾。という事で従業員用の出入り口らしきところから2人で出て(スタンプなしの入国をして)、外のチケットオフィスでチケットを購入。また正規でない入り口から出発のターミナルまで送ってもらいそこで審査官とお別れ。忘れたけど審査官には数100ドル渡したって話だったと思う。いやでも安いもんでしょ。また目的のAに向かうとして、日本に送り返されてからまた新しいチケット買ってAに行くってしても金も時間も浪費するからね。まぁその前に大分ショックが大きいと思うけど笑


なんとも言えない話だけど要は賄賂に助けられたって話。完璧に悪い事だけど言ってみればwinwinの関係。ってか改めて書いてみるとマジで悪いなこれ。。でも世界にはまだ賄賂が普通に横行しているというのは紛れもない事実。


さて、話を戻してウズベキスタンの出国審査。多分本当は入国時の申請書一枚(フォーマット一緒だから今書けばいいんじゃね?と思ったけど入国時の方はスタンプが押されてるはずなので無理)と今書いた出国の申請書一枚の計二枚提出するんだと思う。でも僕はないので当たり前かのように一枚だけ出してベルトに荷物を置こうとする。案の定もう一枚出せと言われる。ですよねー。一応え?そうなの?と探すデモンストレーションをする。

この国境は現地人で混んでおりデモンストレーションの間にもどんどん人が通っていく。途中でなぜか別室送りになる一向。なんか持ち込もうとしたのがバレて荷物チェックだな。そして僕は探してもあるはずもなく係員に頼み込むジェスチャー。するともう1人いたおばちゃん係員がこっちに来いと言い、申請書をもう一枚くれた。そしてアレンジして提出して、というような事をなんとなくの英語で言っていた気がする。光が見えた!!


そして勝手に入国したときのやつをもう一回書けって事かと解釈して思ってメモを頼りに入国時の日付、持ち金を記入しておばちゃんに見せるも意図と違ったようだ。正解は出国のときの持ち金を0にするという事だった。つまり現在の手持ちは0ですよーって申告する。どういう理屈なんだろう。申請書が無いって事は入国した時から手持ちがゼロだったよって建前?でも入国の時同じの2枚書いてるから一枚はウズベキスタン側がどこかにキープしてるはずなんだけどな。


そして先程の係員に見せると通ってよし\(^o^)/やったー!あざっす!ってか正式には無くした人用のプロセスはどうなっているのだろう。もしかしたら超煩雑だから彼らが融通を利かせてくれたのかもしれない。賄賂どころか超いい人たちじゃん!そう思うことに使用心から感謝!本当に良かった\(^o^)/


実は僕は旅に出て以来隠してある現金(そこまでの額ではない)があるのだがその申請をすっかり忘れていた。もし色々疑われて荷物チェックになり、その金が見つかっていたらそれだけで申請した入国時の所持金を超えて更に問題になる、という不安要素も抱えていた。いやー、賄賂に手を染める事もなく不安から解き放たれたぜー!ちょっと反省します。


そのあとはカザフの入国までスムーズに完了。結局ちゃんとしてれば荷物検査も滞在照明の検査も無さそうだ。(カザフ側のX線の荷物検査のところで係員間でスッと金銭の受け渡しがあるのを見た。恐らく誰かやられたのだろう。)。折角こんなに溜めたから見せたかったな笑
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カザフはVISAいらず!そしてマリアナと感動の再会!彼女はまだ僕の事を待ってくれていた!勝利の女神やで!誰かと一緒ってだけで心強かったよ本当に。


ちゃんとしてればなんてことない国境越えだったけど僕にとってはかなり気が重い国境越えだった。不安要素も解消してかなり気持ちが軽くなった!

皆さん書類管理は慎重に。カザフスタンの紙は絶対に無くしません! 

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