~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

イラン

DAY551 イラン:マシュハド イランに来て、いや下手したらこの旅一番衝撃的な光景

日が昇るとバスのお世話係のおじさんがモーニングティーを入れてくれる。そして朝飯も彼に強制的に食べさせられる笑。15時間と聞いていたが更に二時間遅れて17時間でマシュハドに到着。心なしか一緒に到着した人たちの表情が嬉しそう。この町はイランの主流であるシーア派の聖地。ここで年を越そうという人も多いのだろう。
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ここでもノウルーズの飾りつけ。
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宿は決めていたがどうやって行こうか。まぁ急いでもいないしいい天気だからのんびり歩いて行くか。
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ここマシュハドはテヘランに次ぐイラン第二の都市。道路もスクエアも綺麗に整備されている。ってか町自体テヘランより計画的に作られて整っている感じがした。
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3.5kmくらいの道のり。汗ばんできてTシャツ一枚で歩いていると道端に座り込んでいた作業員のおじさん達に呼び止められる。ご飯食べていきなさい、と。朝飯はバスの中で食ったけど、やはり急いでいるわけでも無いので軽く飲み食いさせてもらった。相変わらず真顔!!!さっきまであんなに笑っていたじゃないか!笑
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そして到着したのはVali's No Smoking Guesthouse。バリというおじさんがやっている宿で僕はここの情報しか得ていなかったので来てみたが日本人の中では有名なところらしい。10時ごろにピンポンを押すが誰もいないようだ。でも急いでいないからいいんです今日は(3回目)。ネットサーフィンしながら昨日バスで隣だったおっちゃんからもらったお土産のお菓子を食べる。
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一時間半くらい待ったところでようやくバリが帰宅。チェックインを済ませると僕の友人が今ツアーに行ってるけど途中から参加しないか?と聞かれる。実は先日シーラーズで一緒だったけんと君とあかねちゃんがこの宿に泊まっており今は田舎町へのツアーに行っているらしい。

疲れているので休みたい気持ちもあったがハマムに行くというので行ってみることにした。4時間くらい、お昼ご飯込みで$7。移動手段はまさかのローカルバス×2と乗り合いタクシー!笑。こういう訳わからないツアー結構好き。

とりあえず到着して合流前に2人で飯。バリさん頂きまーす!ここらへん彼の出身地らしく知り合いだらけ。
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始めてみる料理で名前忘れちゃったけどぱっと見シチューみたいな状態で提供される。
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それをまずは液体部分を中心にボウルに出してマッシュポテトみたいに潰していく。そしてパンを突っ込んで浸みパンみたいにして食う。
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続いて残った固形部分をボウルに入れて同じくマッシュしてパンに乗っけて食う。
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うん、凄い腹は膨れたけどそこまで美味しいものでもなかったかな正直ここでけんと君、あかねちゃんとガイドでありバリの息子でもあるレザーと合流。彼らは朝からKang村というところに行っていたらしい。写真を見せてもらうと僕が先日断念したサルアガセイエッドに似た街並み!惜しかったなー。ニアミスじゃないか。なんかイランとは相性悪めなのかもね自分。まぁあと二日あるし天気と気持ち次第で自分で行ってみようかな。

食後は腹ごなしがてら町を散歩。
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あれ?ここもかるーく僕が見たかった町に似ている。
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結構ラフな道もあったがバリに付いて行く。
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彼は途中で自分の親族を紹介してくれたり、彼の野望を秘めた土地を紹介してくれたりした。
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あれ?これ何のツアーなんだ?笑。そして遂にハマムに向かう!と、途中で声を掛けられお茶していけよ、との事で謎のオフィスに入る。近所のおじさん達が溜まっていた謎の建物は不動産屋らしい。まだ全然お腹空いていなかったがドーナッツやお茶をどんどん頂きながらバリとおじさん達が話をしているのを見ている。たまに僕たちにも話題が振られる。あれ?これ何のツアーなんだ?笑。もう一回言っとくと僕はこういうよくわからないツアー嫌いじゃないけどね!

ハマムでは全裸の予定だったがパンツを履いたまま垢すりエリアに進んでいく。あ、パンツ濡れちゃうやつですね。それは先に言って欲しかったな笑。中は父子や青年はいたが予想外におじいさんはバリだけだった。

まずはシャワーを浴びてからバリが準備してくれた垢すりグッズで体を擦っていく。背中だけは他の人にやってもらう。他の国でもチャンスを逃していたので垢すりは初体験!予想以上の垢の出具合に興奮する。イランの人からしたら年末に体の汚れを落としておこうってところなのかも。最後にシャワーで流して終了。更衣室ではバリがサービスで頭立を見せてくれたり簡単にマッサージをしてくれた。なんて元気な60代なんだ。

これでツアーは終了。一度宿に戻ってから準備をし再出発。バスに乗って到着したのはハラメ・モタッハル広場、通称ハラム。聖地です!バスから降りたところはもちろん向かうバスの中もお祈りに行く人で一杯。時間把握していなかったがどうやら運よくお祈りの時間が近いらしい。女性は黒いチャドル必須。あかねちゃんはバリの奥さんから借りてきた。彼女とはイランで会ったので僕の中の普通がヒジャブを被っている状態。部屋で髪の毛を出しているときの方がむしろ違和感を感じる笑。じゃーん!
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リュックなどの荷物は預けて男女別で身体検査を受ける。ムスリム以外だとガイドが付くという話もあるがそのお祈りの時間でごった返していたため、他のムスリムの人たちに紛れつつ身体検査を受け、ガイド無しで入ることになった。カメラは持ち込めずスマホは可。凄い人だ。
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そして僕らが見た光景は
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もう言葉はいらんです。ちょっとだけ画像ズームして奥の方まで見てみてほしい。

三人揃って衝撃を受けた。写真以上に現場の迫力は伝えようが無いレベル。僕が旅してきた中で衝撃度というか人々が作り出す景色としてはトップかも知れない。圧巻の一言。明日がノウルーズというのもありこれだけ多くの人が集まっているのかそれともこれが普通なのかはわからないが、正直言ってこれを見るためだけにイランに来てもいいなと思える。本当に衝撃的な光景。

今晩は入り口のこの広場を少し見ただけ。人多かったしお祈り終って帰り始める人もいたので早目に退出。そして滞在中の昼間にもう一度ハラムを訪れて色々と見学してきます!

帰りはイランに来たら飲んでおいた方が良いと言われるメロンジュースを楽しむ。これで100円切ってるから素晴らしい。なんか写真の色は合成着色料みたいになってるけど実際はもっと天然ぽい色。美味しかったよー。
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バリーさんは絨毯商をしているだけあってゲストルームも絨毯で覆い尽くされているがなぜかこたつもあり、コンセントも十分にあり居心地最高。トルクメ行くまでの二日間で態勢を整えます。
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