昨晩アテネ空港から再びエーゲ航空の飛行機に乗った。軽食と飲み物が出た。感じも良かったし安さの割に良いエアラインじゃないか💡しかし昨晩は飛行機の中で1時間くらいしか寝てないのでとりあえず眠いのだ。スッと食事を終えてアイマスクとエアーピローで爆睡。ランディングの衝撃は感じたがまだ目が開かない。寝ていた時間は2時間も無かっただろう。ここまで眠いのはいつぶりだろうか。やっぱ夜は布団で横になって寝るものだよー(*´Д`)
他の客がほぼ降りたころに活動を開始。外は思ったほど寒くなかったのでキリっと目は覚めなかった。入国審査は審査員が多い上に何にも聞かれずにスタンプが押されていくので気持ちが良いくらいすぐに入国できた。今いるのは
トビリシ!関係代名詞使われてますね。トビリシとはジョージアの首都なのです!ジョージアとは南コーカサス地方の国なのです!コーカサス地方とは 「黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈と、それを取り囲む低地からなる」(wikiより)なのです!ってかここまで聞いてもあんまりピンと来ないよね笑。ググってください!笑。
ってか自分も気になってwikiを読んでみると「コーカサス山脈を南北の境界として北コーカサスと南コーカサス(ザカフカジエ、ザカフカース、トランスカフカス、外カフカース)に分かれ、北コーカサスはロシア連邦領の北カフカース連邦管区および南部連邦管区に属する諸共和国となっており、南コーカサスは旧ソ連から独立した3共和国からなる。北コーカサス(ロシア)はヨーロッパに区分され、南コーカサスは西アジアに区分されることもあるがヨーロッパに区分されることもある。
全体的に山がちな地形で、山あいには様々な言語、文化、宗教をもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしており、地球上でもっとも民族的に多様な地域であると言われる。」らしい。
ロシア「連邦」を構成する共和国たちがこんなところに集まっていたんだね。面白い。そしてこのジョージア内にも手を付けられなくなって事実上独立しているいわゆる未承認国家がある。アブハジア共和国と南オセチア共和国の二つ。 実はこの二か国僕のブログで登場したことがある。覚えてる人ーーー!?恐らくいないでしょう笑。参照
ということで歴史的にも民族的にも地理的にも宗教的にも複雑なこの地域。今はあんまりスッと入ってこないけど滞在中に少しずつでも理解していこうと思う。
インフォメーションで地図を貰った時に聞いてみると町に出るバスは今も出ているというが暗いしなにより眠いので日が明けるのを待って出発することにした。ちなみにインフォの人はとても感じが良く日本人はジョージアが好きだしジョージア人は日本が好きだと自慢げに話してくれた。とりあえず現地通貨だけ確保するか。いつも通りになんとなく聞いていたこの国の物価と滞在期間を考慮して換算アプリを使っていくら下すか決める。
しかし下ろしてみるとそれはUSドルだった。とりあえず340ラリ(約14000円)下ろしたつもりが$340出て来やがった笑。恐らく途中の画面で選択できたのだろう。まぁいいか。とりあえず金は問題ないしそこまで大きなミスでもない。ドルを現地通貨に替えるか、ドルはキープしておいてもう一回現地通貨を下すかは後で考えよう。
ということでそのATMのすぐ前のベンチで荷物に抱き着きながら居眠り。この時本当に眠くて二時間くらい座ったままそこで寝た。気が付くと日も登り、心身ともに軽くなっていたので出発することにした。 やっぱりドルは持って置いて現地通貨下ろそう。再び同じATMに向かう。あれ?さっき使ったはずのクレジットカードが無い。
落ち着け光。さっきはあまりに眠かったから定位置じゃないところに無造作にしまったに違いない。寝ていた椅子に戻り怪しいところを探し始める。早くなっていく鼓動。
なーーーーーーーーい\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
あ、これマジで無いわ。さっき眠すぎた上に予想外にドル出てきたからカード取り忘れたんじゃね?でもさ、普通ATMってまずお金出てきてそれを抜き取るとカード出てくるじゃん。そんときってピーピー的な音なるじゃん?いくら自分がヘタレでもそれを忘れる気しないんだけど。とりあえず別のクレジットカードを使うと難なく現地通貨を下すことができた。そして札を抜き取ると「他の取引をしますか?」画面が出ておりその時は音が鳴らないのだ。さっきは動揺していたからこの画面のままATMから離れてしまったのだろう。
すぐ隣にこのATMと同じ名前の銀行があったので聞いてみると、こっちは換金窓口で隣の銀行業務の窓口はあと一時間後に来るからそれを待ってくださいとの返答。しょうがない。一応空港のインフォにも落とし物情報がないかを聞いてみるも空振り。
とりあえず椅子に座ろう。さてどうするか。少なくとも落とし物情報として上がってないということは次に来た人がカードを持って行った可能性が高いのではないか。だとしたら一刻も早くカード会社に電話して止めてもらわなければいけない。もちろん一度止めたカードはゴミとなり日本で再発行しなければならない(過去にスキミング被害で一度手続きをしている)。
前回は運よくブエノスで日本人経営の日本人宿に泊まる前だったので事前に連絡して受け取ってもらうことも安心してできた。しかし今僕がいる場所はコーカサス。日本人経営の宿なんて無さそうだし、現地の人がやる普通の宿に送ってもらうというのも色々リスキーだし面倒くさい気がする(一応言っておくとカード会社は基本的には宿には送ってくれません)。しかもここから東に向かっていくにあたって、ある理由で確実に何月何日にあの国のそこの宿にいます、というのも少し難しい。
これは、止めて再発行したのを日本でキープしといてもらうのがベターだな。僕がこのとき平静を保っていられたのは予備のカードがあと三枚あるという心のゆとりがあったからだろう(←どんだけ持ってんだって話。笑)。幸いにも空港には優秀なwifiが通っていたのでスカイプでカード会社に電話をし、使用履歴が無いことを確認して止めてもらった。再発行の受け取りの件に関しては一応もう少し考えようということで保留。こういうときの為に持ってるカードの緊急用の連絡先はわかるようにしておきましょう。ちなみに僕は出発前にビビッていろいろ準備したのでwifiが無くても、どこの国でも使える国際SIMカードというのも持っているのです。やはり備えあれば患いなしだ。
10時になると銀行の職員がやってきた。どうせ持っていかれてしまっているのだろうとダメ元で事情を説明すると2人の職員が顔を見合わせた後に1人が鍵を持って立ち上がった。その顔を見合わせる行動からは、カードの取り忘れがよくあることなのかなーということが想像できた。ってか開けて何がわかるんだろう。録画してるビデオ見るとか?とか思っているその係員が「これ?」と僕のカードを持っているではないか(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!反対の手には別のカード数枚。これから導き出される答えは、ATMにはしばらく反応が無い場合には安全の為に再び中に引き込んでホールドしておくって機能があるって事だね。
ということで渡された書類にサインをして最早ゴミとなった僕のメインのVISAカードを受け取る。そんな機能があることを知っていたら多少のリスクを冒しても一時間くらい待ったのに。絶対誰かに持ってかれたと思ったからね。最近ダハブで会った旅人がカードの不正利用の被害に遭ってその保証が出るか出ないかで揉めており不利な状態であるという事を聞いていた。僕はそんなもん確実に保証されるものだと思っていたので為になることを聞いたと思っていた矢先だった。ちなみにカードの資料履歴の情報が遅れて反映されることもあるらしいから注意。
もうしょうがねー!!切り替えよう!!まだカード三枚もあるし(visa一枚、master一枚、amex一枚)!!そもそも自分が引き起こしたミスだから。暫く日本人だらけの環境で気が緩んでたんじゃねーの?こういう時に注意しないといけないのは二次被害でしょ!テンパり過ぎてバッグごと盗られるようなことになったらそれこそ旅存続の危機だ。反省して+の経験とします。
とういことで町に向かおう。ターミナルを出るとすぐに青い37番のバスがあるのでそれに乗れば良い。釣りが無いからコイン持ってきやがれと搭乗拒否されたので再びセキュリティを受けてターミナルの中に戻る。まぁこんなもんだよこの世の中笑。さっきの両替のお姉さんにバス乗りたいからコインに替えてよーとお願いすると気持ちよく10ラリ札を1と2のコインに替えてくれた。バスは一律で0.5ラリ(1ラリ=42円)で車内の発券機に丁度のコインを入れなければならないが、運転手の他に乗っている係員がおつりをくれた。
あんな危機があったにも関わらず相変わらず眠い!!笑。しかし気を緩めるものかとリュックを抱きしめ、紐に腕を絡まらせながら爆睡した。起きると降りようと思っていたFreedom Squareを丁度過ぎたところ。次のバス停で降りてさっき予約した宿に向かう。
ジョージアとイスラエルとトルコの国旗。なんの施設か見てくれば良かったな。
これが自由の広場。結構広いが車が多いわけでもなく、ごみごみはしていない。
車の流れを良くする為だと思うのだが横断歩道が無く地下通路を通っていく。
革命広場逆光じゃないバージョン
至る所にジョージア国旗飾られてる。聖ゲオルギウス十字の4隅にエルサレム十字という構図らしい。聖ゲオルギウスはジョージアの守護聖人でありドラゴン退治の伝説でも有名なんだって。この銅像はそれをモチーフにしたドラゴンなのかも。。
宿にチェックイン。一泊15ラリ(約600円)。宿のオーナーらしき女性は身長150cmくらいでやせ細っており堀が深いからか不健康だからかわからないが目の下に大きな隈があった。しかもオーナーの部屋にノックして入ると部屋の真ん中にパソコンののった机と椅子置いてあるだけで周りに物はない。そうです、なんかちょっと怖いです笑。でも話すと結構普通。
すぐにでもベッドで休みたかったがチェックインは14時から。共有スペースでパソコンを開いているとトルコ人が一緒に飯を食おう、とパンとちょっとしたおかずをご馳走してくれ、しかもジョージアでのお勧めの場所を教えてくれた。トルコ人万歳\(^o^)/その後この後の事を本格的に調べ始めると眠さも忘れ、チェックインするのも忘れて16時を回っていた。たいして調べずにこのジョージアに入った訳だが調べ始めるとどんどんこの先の旅が大変そうな気がしてきたぞ笑。その詳細についてはまた後日。
近くの商店でパンと1.5Lの水を購入。併せて100円くらい。あ、あと40円でレモネードも買った!ジョージアはレモネード有名らしい!これからの食生活も楽しみやで(^^)/