通常は二日で終わるアドバンスのコースだが僕は日程の都合などでチェックダイブをした日から数えて5日で終了することとなった。全然急いでいないので問題ない。というかそんなに忙しいのも嫌なのでむしろラッキーだったと思う。
ダハブでの日常生活については後から書くとしてとりあえず今回はアドバンスのコースの最終日に行った二本のダイブを紹介。ダハブは基本ボートではなくてビーチエントリーになる。これも価格が安く抑えられる要因の一つだろう。 いつもはセブンヘブンから歩いて行けるところなのだが今日はタクシーに乗って向かう。
僕のバディは大学を休学して旅をしているこうくん。彼はまさにこのコースが終わったらカイロから帰国するので今日がダハブ生活の最終日でもある。なんかちょっと寂しそう。。
荒野をどんどん進んでいく。後ろにこんな感じで乗っていても警察とかが何も言ってこないところがまた自由で良い。
到着!
早速準備をして潜りまーす!実は浮力調整がうまく行かずに安全停止をせずに浮き上がってしまったり、ナイトダイブでウミウシの一種スパニッシュダンサーを蹴り上げてしまうというような失態を犯したりはしたが、それらの失敗や反省の成果もあり今は潜るのが楽しみでしょうがない。ということで初めて少しだけ余裕を感じたのでカメラを持ち出してきたということ。見返すとインストラクターのたけしさんの股開き写真が一番多く、存在感を放っている笑
バディのこうくん
今潜っているのはキャニオンというポイント。順番に谷底に真っ逆さま。もう浮力調整も余裕だぜー落ちていくたけしさん。
面白い地形だなー。魚も良いけど海の中に広がる神秘的な地形を縦横無人に観察できるのも凄い事。落ちてくるこうくん。
キャニオンから脱出して魚を観察しよう!
たけしさんは慣れた手つきで発見した水中生物を指してくれる。
ひゃっほーーー開放感最高!
なんかダイビングしているとかっこよく見える気がする。いや、気のせいか笑
エアーが少なくなってきたのでたけしさんのオルタネ―トエアーをくわえるこうくん。僕は余裕、ではありません。実は酸素の消費量がやたら多いのでたけしさんの指令で僕だけビッグタンクを背負っているのです。次からは呼吸を課題にしよう。
一本目終了。水中に居ればいいけどやっぱ出ると寒い。。。
さーて二本目のポイントに移動!こんな荒野と海の間に町作ってダイビング楽しんじゃおうぜって考えた人尊敬するわ笑
ラクダの御一行
到着。その名もブルーホール!レストランの二階から。逆光だけどなんとなく丸くかたどられてるのわかる?真ん中のところだけ急に底が80mまで深くなってるから色が変わって見えるらしい。ブルーホールと言えばベリーズをイメージしたけどいろんなところに有るのかもな。
レストランで腹ごしらえして一服。正直言ってダハブにエジプト人もバカンスで来ているのは意外だった。世界標準で比べるとダイビング料金安いとは言っても安くはない。それに女性たちが余り気にせずに髪の毛や肌を出しているのは新鮮でもあり、バカンスを満喫しているところを見るとなんか嬉しくも感じた。首都のカイロから陸路で7時間くらいで来れるという立地もあるのかもしれない。
さーてコースのラストダイブ行っちゃう??
ファンダイブとして一緒に遊びに来てくれたいくえさん。スタンプはプロレスのマスクが良いという彼女からのリクエストを受けたので僕の方は笑顔マークで行くことにしました!笑。ちなみに彼女はダイブマスターです。
ブルーホールのエントリーエリア付近は激混み。こんなときたけしさんの金髪は一発でわかるので良い。
油断するとタンクが当たってしまうくらいのせまーい垂直のトンネルに1人ずつ入っていく。若干の緊張感もあるが、少しだけ難しいことをすることに喜びを感じ始めていた。写真を撮る余裕は無かったがトンネルを抜けると水深250mまで落ち込んでいるという海中の壁の向こう側にポコっと出てきた。つまり浮力調整ができなくなったりしたらもう沈んで戻ってこれなくなる可能性があるということ。水深30mを越えてくると人体は浮力を失って自然に沈んでいくという。それを知っちゃうとちょっと怖いけどね。。
水面まで30mあるということなので何かあってもすぐに浮上するということはできない。減圧症のリスクも高まる。そして30mまで来ると大分太陽光が吸収されて暗くなる。そして青く見えるようになる。上を見上げた写真。右側の壁に沿って泳いでいる。この先の少し低くなっているところを越えてブルーホールに入っていく。
水中にそびえ立つ壁とかかなりグッとくる。そして少なからずあるスリルも楽しく感じる。
こちらの都合だが今折角ネット事情が良いところにいるので似通った動画だが三つ上げてみる。少しでも雰囲気が伝わったらいいな!
ブルーホールに近づいてきた。いくえさんが沢山写真を撮ってくれた。ダイビング中に自分がどう見えているのかというのは気になるところ。
ここを乗り越えればブルーホール(実際はどこからがブルーホールか理解しておらず、逆にここを越えた時にブルーホールから出たと思っていた笑)
空気の輪っかを作るたけしさん。決定的瞬間は逃しました。
これが80mまで続いているのか。。
大分浅いところまで来たので色が復活してきた。
最後に卒業の記念写真
お邪魔しましたーー!
マジで楽しかったな。テンション上がり過ぎて訳わからんポーズ取ってしまった。ポイントも良かったけど誰と潜るかってのも大切なんだなー!みんなに感謝!
ダイビングも終わり旅の終了が目前に迫ってきた大学生の苦悩。笑
ダハブに戻りオーシャンビューを眺めながら教科書の復習。
名物のマンゴーマンゴーも忘れずに!!
ということで良いインストラクターとバディのお陰もあり僕はアドバンスなダイバーになったのでした。おっ!丁度旅出て500日記念でもあるじゃないか!!なんか縁起良い一致だな\(^o^)/