特に遠くに出掛けるとかでもないのだが、セネガルでは普通に生活しているだけで面白いイベントが発生する。
例えばある日の事。僕が寝ていると鍵をがちゃがちゃやっている音で目覚めた。たかひろくんが内側から鍵をいじっており、もう一人の大学生りょうくんが外にいるようだ。どうやら最近増設した鍵のうちの1つが外からも内からも開かなくなってしまったという笑。3人で内から外から色々やるもダメ。しかも同時に停電も起きてたし、電話も使えなかったためりょうくんが宿のオーナーが昼間働くオフィスに直接向かうこととなった。僕とたかひろくんは監禁状態。笑
暫くたってオーナーのかずくんが到着し、オリジナルの鍵で試すもダメ。鍵屋さんを呼ぶこととなった。しかし、中々到着しない鍵屋さん。運が悪く今は金曜日の昼間なのでモスクに礼拝に行っているのかもしれない。やっと到着し、最終的にほぼ力づくで開けてオッケー!(じゃない気もするけど笑)。かずくんいわくこのように色々と家の事などをやっているだけで一日が終わっていくらしい。そういうところにも難しさがあるのかもね。
また別の日。夜にかずくんが連れて帰ってきたのは1人の日本人と3人のセネガル人(失礼だが便宜上①、②、③とさせてもらう)、だと思っていた。まず、①と②は日本語を喋っていた。①に関しては下手したらネイティブと言ってもわからないレベル。そりゃそうだった。彼女は日本人の旦那さんがおり、僕と日本歴が同じくらいだと言う。ちなみに関西訛り気味です。彼女は「それ百均で買ってきたのー!!ははは!」と笑っていた。更に分かった真実としては彼女はセネガル人ではなくケニア人(当たり前なのだが見る人が見ればセネガル人ぽくないなーとわかるらしい)。ということでフランス語はほぼ喋れないという。ケニアはスワヒリ語と英語だろう。
②はセネガル人でフランス語と日本語を使いこなしていた(フランス語はほぼネイティブか)。僕がガンビアに行くか考えている、と話すと「ガンビア選挙中で少し危険だから今は辞めた方が良いよ」とアドバイスをくれた。
③はセネガル人で日本語は喋らなかったので、ドアから出て行く彼にたかひろくんがフランス語で話しかけると彼は"I'm coming."と答えた。君は英語喋るんかーい!2人で突っ込んだ。
これ僕から見ているとかなり不思議な環境になる。①と②の共通言語は日本語なのだ。要は目の前でセネガル人とケニア人が流暢な日本語で会話をしている。①は関西弁。そこの会話には③は入れないのだ。いや、待てよ。もしも②が英語も上手だとしたら、①②③の共通言語は英語ということになるので、僕たち日本人に合わせて2人は日本語で話してくれているのか?かずくんは今からそのメンバーと夜飯を食いに行くというからとても興味深いではないか。しかし残念ながらその時僕はパスタを茹でていたので遠慮しておいた。
ちなみに、ここらにはピーター福田という人がいるらしく彼は見た目完璧に欧米人なのだが日本語ペラペラだという。ぜひお会いしたいね!セネガル面白すぎじゃね??
これから約1か月半セネガルにいると思われるのでsim cardを買いに行くことにした。たかひろくんもスマホショップに用事があるということで連れて行ってもらう。いつも言葉を喋れないおじさんの面倒見てくれてありがとうねバスに乗って行く。
バスでは運転手の他に、後ろのドアのすぐ前方のブースにお会計係がいる。後ろから入ったときには直チケットを買えば良いのだが、前から入ったときにはそうはいかない。この日も超満員で僕は最初は前のドアのステップに立っている感じだった。そういう時は行先を伝えて金を隣の人に渡せばリレー形式でお会計係まで繋がり、チケットとお釣りが同じルートを通って自分のところまで戻ってくる形式。
最初にたかひろくんがしていたインターンに関して用事があるということで大学に寄る。宿舎があるところを通っていく。かなり安く宿泊できるらしいが相部屋で1人のスペースはかなり狭いらしい。各窓には洗濯物が干されており生活感を感じた。
ここはセネガルの東大と言った感じの大学らしい。ということで先入観大いに入っているのだが、すれ違う若者たちは町ですれ違う若者たちとは一味違ったインテリオーラを放っているように感じた。ってか先日みんなでも話していたのだが、筋肉隆々の彼らがはち切れんばかりのシャツを着て眼鏡をかけているだけでスゲーインテリに見える。
一旦たかひろくんと別れて1人でキャンパス内を探検する。そもそも大学を出てない僕からしたら、日本でも大学の敷地内に入ったのなんて数えるくらいなのでそれがアフリカとかテンション上がる。
校舎内。講義室内の写真も撮りたかったが皆さん熱心に勉強されていたので自重。(日本の大学の講義室も見たことないけど)日本のものと同じようだった気がしてる。各部屋のドアのセキュリティは頑丈そうだった。
ムスリムの国なのでもちろんお祈りの場所が設けられている。
すやすや。
憩いのベンチ
謎の石像
いやー、中々楽しかったー。合流して歩いてショッピングモールに向かう。久々の大西洋だぜーい!!
ヤシの木に海岸にベンチでリゾート感あっていいね。
海岸沿いには筋トレゾーンが設けられており皆屈強な体を見せつけている。
しかしそんなものではなかった。もう少し歩くと辿りついたのは
広っ(゚д゚)!まだ少し時間が早かったが今はまだ閑散としているエリアも夕方にはトレーニングする人で埋め尽くされるらしい。しかもね、ちょっと目に着いて遊び半分でやってみたんだけど負荷が凄い。こんなとこにこんな負荷準備する??笑。運動不足のアラサーは体が壊れるかと思ったね。
中国の提供でお送りしているようだ。これは市民からしたらかなり嬉しいし感謝するだろうなー。なんせ使用料は無料だからね。
セネガルの国旗沢山
ショッピングモールというと三階建てのでかい建物をイメージしていたがここは斬新な下に潜っていくスタイル。荷物チェックもあり見た目も結構ゴージャス感ある。
中はいたって普通のショッピングモール。もちろん有名ブランドだって普通に入ってます。ってかやっぱムスリムの国でもクリスマスはイベントして発生するもんなんだね。
casinoというスーパーも入っている。レジ係達の超やる気の無いサンタコスプレには笑いそうになった。
かずくんに勧められていたorangeの店に入る。10分も経たずにsimカードをゲットして店を出た。パスポートを提出するとすぐにsimカードを貰え、iphone用のサイズにくり抜いてくれる。幾らか聞くとなんと無料だという!!!しかも!!!!1000セフのクレジットが元から入っているではないか!気前良さ過ぎだろ!プランなどには入らずに、必要に応じてチャージする。もちろん電話もデータ通信も可能。ってか普通に4Gなんだな。ということで一か国目のオーストラリア以来のsim生活が実現したのでした。ちなみにやりとりはすべてたかひろくんのフランス語に甘えています笑
たかひろくんは先日買ったスマホの調子が悪く、購入した店に行ってみると不具合を確認した後に感じよく新しいものに替えてくれた。セネガルのサービス捨てたもんじゃないよ!
生活が充実してきたHUKKYでした!次回は宿に引きこもって何をやっているか少しだけ紹介しようと思います!え?興味ないって?笑