バスターミナルでトイレなどを済ませてバスを待つ。
ベンチでバスが来るのを待ってる間、
寝ていると1時ごろに運転手に起こされ全員バスから降ろされる。
うとうとして国境で起こさせるとまた雪が降り積もっていた。
まぁ僕の場合はペヤの町の到着が早朝、というか深夜予定だったので嬉しい誤
5時にペヤのターミナルに到着。
標高がだいぶ下がったからか雪はなくそこまで寒くはなかった。
バスターミナル→
おっ!!!!来た!!!!
救いのカフェ付きスタンド。有り難い!救われた!駅の西側の道から南側に少し歩くとこのスタンドあります!充電しながら人がまばらなカフェでくつろぐ。バスで全然寝れなかったから眠いし疲れが溜まってるな。もりもりカプチーノ€1。
さて今日はどこまで行こうかな。疲れてるなら
ぼーっとしてると客のおじさんがWelcome!
ペヤの町から少し離れたところに足を伸ばそうと思いカフェの店
そいえばバックパック持ってくわけにも行かないな。
おー綺麗じゃないか!!
さっき通り過ぎた駅はこれ。もしかしたらもう電車走ってないかもね。
駅の斜め前に24hと掲げているホテルがあったので中のおじちゃ
今日の移動を確認するためにバスターミナルに向かう。こんな山に囲まれた感じだったのか。
そしてプリズレン行きの最終は17:15か。余裕だ!そしてペヤからバスで少しだけ足を伸ばそうと思ってるのでそのバ
まだ早すぎるから少しブラブラするか。
ホテルの上に掲げてあった旗。左からユーロ、アメリカ、アルバニア、コソボの旗。ここコソボの地はアルバニア人とセルビア人との血塗られた争いの歴史を持つ。そして半数近くの国がセルビアの一部という認識でコソボ共和国として認めていない所謂未承認国家でもある。日本は承認しているがやはり民族問題を抱えるスペインやギリシャは慎重な姿勢を見せているらしい。歴史一通り読んだけどまとめる気力が足りなかったのでサクッとまとめてくれていたこのブログをリンクさせて頂きました!→コソボ紛争について。先日僕がセルビアの首都ベオグラードで見た空襲後はまさにこの時のNATO軍のもの(ベオグラード編!)。
無機質系のビル。なぜ社会主義系の国は無機質と言われるビルが多いのか。Wikiによると「スターリン死後は、建築は芸術というより工学として考えられるようになり、プレハブのような無機質な建物が品質に関係なく大量生産で乱造された。」らしい。知識無いからふーん、としか言えない笑。
広場にある立派なモスク。オスマン帝国に属していたからアルバニアの人は基本ムスリムらしい。現在の大多数の人はアルバニア人。
商店街はなんか日本を思わせた。
今まで全然人がいなかったのに急に汚めな服装でうろついてる男が沢山。
いたるところにアルバニアの国旗。言っとくけどここアルバニアでは無いからね。そしてその他アメリカを中心に掲げられている国旗は自分たちをセルビアから独立させてくれたNATOの加盟国だろう。セルビアの国旗とか掲げてたら襲撃されそうなレベル。本当にあちこちにこの赤い国旗。
そして野良犬がめちゃくちゃ多いのだが1匹の犬が暫
たまに振り返って付いてきてるか確認してくれ
さてそろそろバスターミナル行くか。今から行くのはヴィソキ・
デチャ二で降りると早速アルバニア国旗攻め笑
のどかな道をのんびりと歩いていく。
まだ爆睡中の子犬。
途中KFORとでかくかかげられた検問の様な場所を通り更に少し歩くと目的地のヴィソキ・
ユーゴスラビア全体で見ると権力を振りかざしていたように見えたセルビアだがここでは弱い立場にある。「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」と言われる複雑であった状況の一部を垣間見れた気がした。そういえば「ぺヤ」というのはアルバニアの言葉で、セルビアの言葉では「ぺーチ」というらしい。
中は綺麗に整備されており修道女の姿も見えた。入り口のおじちゃんに聞くと写真撮っていいよ!との事だったのでお言葉に甘えました。中心に教会があり周りには修道院士たちの寝泊まりする建物がある。この薄いクリーム色好き。
中のフレスコ画がまた素晴らしい。隙間は無く一面に描かれている。教会が完成してからも絵の完成には15年かかったそうな。カトリックの教会よりも正教の教会の方が好きだな!完全に見た目の話ね。現在内部は工事中だった。
帰りにパスポートを受け取ろうとしていると1人の男性がKFORの人に激しく怒鳴りつけていた。KFORの人たちは努めて紳士的に対応しようと心がけているようだった。アルバニアの人がなんでここを守るんだ、と言っているのだろうか。足早にその場を後にした。
行きに降りたあたりでバスを拾う。最初急げば間に合うくらいのタイミングでバスが見えたが余裕こいて次でいいやと思ったら軽く30分以上待ったので結構後悔した。
ペヤの町まで戻ってきた。最終は17:15のバスだがかなり疲れているので一本早い14:45のバスに乗ってプリズレンに向かうことに決めた。それまでもう一つだけ見たいところがある。また西の方に歩いて向かう。
二回目!朝は閑散としていた広場もこの時間には人が沢山いてなんか安心した。
更に西へ。モスクに関してはいたるところにある。
到着したのはぺヤ総主教座修道院。名前からしてかなり各式の高い修道院のようだ。ここも同じくKFORに管理されている。さっきのものも含めた4つの教会は世界遺産に認定されている。セルビアの世界遺産として登録されているらしい。こんなのどかなところにあるのは13世紀にブルガリア帝国の脅威にさらされたから山深く安全なここに移って来たという経緯があるらしい。セルビア人側からしたらとても大切な場所なんだろうな。
同じく内部のフレスコ画は素晴らしかった
くたくたになりながら荷物を預けた宿に向かう。そこらじゅうでミカンを売っており歩きミカンをしてもそんなに浮かない気がしてる。
さてプリズレンに向かおう。短かったけどなんかやたら長く感じたペヤ。今日の日記は後編に続く。