~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

ルーマニア セルビア

DAY410 ルーマニア:ティミショアラ→セルビア:ベオグラード→クロアチア:ザグレブ ユーゴスラビアの首都とは

6時過ぎに目覚ましで起きる。やはり朝は強いわ自分!簡単に朝飯を済ませて出発。この国の人も朝は早く太めの道に出れば7時前から意外と人通りがあった。

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1番ホームとなっていたが駅員に確認するとあっちだあっちだと言われ最早ホーム番号も無いところに案内されたが結局は駅に入ってすぐの1番ホームだった。時間に余裕持ってて良かった。そして駅員に惑わされるという笑

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暖かい電車で寝ていると国境で起こされパスポートを回収される。

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無事出国!これでユーロのスタンプ飛行機、車、船、鉄道全部揃った!ちょっと嬉しい😁いや、もしかしてもっとあるのかな。。。徒歩とか?改めてみるとユーロ圏出たり入ったりしまくってて自分でも訳わからない。

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すぐにセルビア側の入国審査に到着。またパスポートを回収されチェックが終わるとすぐ隣のセルビア側の赤い電車に乗り換える。

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そしてここで1時間長くなる。東回りで縮む一方なので長くなるのは結構嬉しい。

更にうとうとしていると到着!セルビアの首都、ベオグラード駅。ん???
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んんん?
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し、しょぼくないか?荒れ放題。

実はここはBeograd Dunav駅。メインの駅には到着してくれないらしい。3kmくらいあるっぽいけど急いでないしゆっくり歩くか。
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結構坂道なのできつめだった。バス乗るのがベター。
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「オ」!!!
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やっと着いたー(*´Д`)。無事に今晩のザグレブまでの夜行列車のチケットを購入。2200円くらい。バスもあるらしいけど電車の方が時間かかるから逆に車内で寝られるしなーって感じ。多分バスより安いし。やはりウクライナから西に進むにつれて英語が通じるようになってきてる気がする。
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しかしこの駅は昼間から駅の入り口のすぐ近くに服装汚めでフードを被った5,6人の集団が座り込んで居座っている。2グループくらい。差別用語になってしまうらしいのだが彼らがジプシーという人たちらしい。今はロマって言うんだって。ヨーロッパで生活する移動型民族、とある。実際関わっていないのでわからないが駅の前で座ってたむろしており、じろじろ見られてしまうとどうしても悪い印象を持ってしまうなぁ。

チケットはカードで買えたのだが飯代くらいということで750円分くらい下した。それならルーマニアで多めに下ろしておいて両替しても良かったな。電車まで軽く町を歩こうと思っていたのでバックパックを駅の預り所に預けた。ちゃんと管理してるのか不安な感じだったがまぁ大丈夫と信じよう。
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一番興味深かったのは駅から歩いてすぐのところにあった。
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他のネットに出てくる写真だと上の写真の建物と建物の間ところは残ってたみたいだから最近取り壊したか、もしくは壊れたのかもしれない。
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これはなんと空爆の跡だという。なんて生々しいんだ。そして建物の規模が大きめだから迫力がある。道の向かいにもある。一応落下物対策で下にガードがされてる。
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Wikiに聞いてみるとここベオグラードはユーゴスラビア社会主義連邦共和国の首都であった町でなんと紀元前6千年ごろから人が住んでいたという。世界最古の都市の1つ。そして戦略的拠点としてなんと140回も戦闘の場になった。140回。。。ちなみにそのイメージとは逆に「ヨーロッパで最良のナイトライフの街」に選ばれたことがあるという。面白いね!

これらの施設は1999年のNATOの攻撃の爪痕。コソボの自治権回復という目的の下の空爆だったらしい。20年近く残ってるんだなー。いや、敢えて残しているのだろうか。この廃墟の向こう側の壁にはでっかく軍服を着た女性が敬礼している広告が張られていた。軍隊の募集だろうか。ちなみに本当に駅から目と鼻の先のところ有るのでインパクトかなりでかい。見上げる人も多数。
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すぐ近くには綺麗な公園や新しい建物。戦闘の舞台となることが多かったために基本的に歴史を感じる建物は今は残っておらず地球の歩き方には「破壊と創造を繰り返す都市」とあった。なんか悲しい響きに感じる。
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次に向かったのはこれ!聖サヴァ教会。東方正教系の中では最大級の規模でセルビア正教の中心的教会。面白そうじゃないか。見えた!

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確かに!でかいよこれ!思った以上にでかくて正直不気味に感じた。そしてモスクみたいだな!

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そして土曜というのもあるが人々が集まっている平和な光景を見るとコミュ二ティの中心という役割も果たしてる事を感じる。

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中はなんとまだ工事中。中央付近に柱が無く実際かなり広いホール。今までに見たことが無い作りだ。

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明日の事もあるので疲れすぎないように頻繁に休憩しながら歩いてみる。28歳になってやっとこまめに休憩入れる事の大切さをわかったよね。あとあとになって疲れの残り具合が違う。いやー今日も平和だー。

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テラジエという賑わっているあたりに来た。凄い活気ではないか!ここ最近でトップだよ!観光客も現地民も混ざっている気がした。皆週末をインジョイしてる感じでいいね!ってかみんなお洒落だね。ボンタンみたいなジーンズを履いている僕は目立つでしょう。

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可愛らしいバスカー達。結構金入ってんな!やっぱ子供がやってるとつい足を止めて見ちゃうよね。

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道売りも沢山。

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正直「セルビア」という国自体無知だったけどこの賑わいは本当に中々だと思う。国民の平均月収五万円だという。しかし!!!セルビアは東日本大震災時にいち早く、しかも欧州で一番(世界でも五位らしい)多額の義援金を届けてくれた国らしい。マジか。恥ずかしながら知らないことだらけだなこの世の中。単純だけどその話を聞いたらぐっとこの国との気持ちの距離が縮まった。
 

NINJUTSU!

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公園に来た。これまた凄い人。


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ここもやはり要塞なのだがかなり砕けている。壁を利用してテニスコートにしたり、

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恐竜を連れてきたり、

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そしてなんと、置いてある戦車とか柵もなく自由に触れる。子供達はやりたい放題。いや大人たちもか笑。なんて自由なんだ!これは好感が持てる。

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そして北側まで行くとドナウ川とサヴァ川の合流地点が見える。

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↑左
これ180°開けた眺め。手すりとかないから城壁の岩に胡坐書いて見渡せる。とっっってもいいです。ベオグラードやるじゃないか。わざわざ時間作った甲斐があったってもんだよマジで。

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↑真ん中
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↑右
危ないからとかそういう柵とかはなく自己責任でどこでも行けます笑。途中であなたの命は自分で守りましょうみたいな看板立ってたけど。

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セルビア正教大聖堂というところにも寄ってみた。写真は禁止だったのだが中では赤ちゃんを抱いた夫婦と神父が真ん中に立っており周りには明るい表情で見守る大人たち。洗礼のようなものだろうか。


正面の祭壇には額のようなものに収められた聖書のシーンなどの絵が10枚くらい飾られているのが印象的だった。見慣れなかったから写真撮りたかったな。


さて。疲れた。もう満足だ。あと電車まで5時間ちょいか。長いな。マックで少し時間を潰したがwifiがイマイチな上に激混みで長居はできず。近くのお洒落目なカフェで明日の宿を確認したりした。


店員は日本が好きだといい、手を合わせて「ありがとう」とか「ピクシーストイコビッチ!!」とか言い合って盛り上がった。wifiのパスワードいるか?と向こうから聞いてきたり僕がコーヒー一杯しか頼んでいないけど長居しても気遣わないようにしてくれた。しかし残念ながら19時には閉店。荷物の預け代だけ残してチップを置いて店を出た。あ、やべーまたトイレ代残すの忘れてたな。学ばない男Hukkyです。次こそは。


バスターミナルは屋内で待てる椅子は少なくwifiはそこらへんのバスから漏れてるのを盗むくらい。あまり居心地が良くなかったので屋外のベンチしかない事を知っていたが駅に行きこの日記を書きながら時間を潰した。


目の前には銃を振りかざす警官がいるのだが明らかに他とは雰囲気が違うフードを被ったり少し汚めな服装の人たちがやたら目に付くちなみに僕がセルビアに行こうと思って最初に思い出したのは彼らのこの件(被害総額50万!セルビアで盗難にあう。)ひかりーた(←一部の人が使うスペイン語での愛称)は気を付けてねと一緒に旅をしていた時に口すっぱく言われていた。改めて身を引き締めてきたつもり。本当に1秒貴重品の入ったリュックを下に置いただけでも自分がバックパック背負ってたら置き引きされても追いつけないからね。怖いよなー。なんていうんだろう。やはりそういう人を見たら警戒することは必要だと思うんだけど言ってみれば見た目で判断してるわけで、一種の差別とも言えるのか。ただ、やはり彼らが今の様に見られるようになった歴史を知らないとな。勉強するべきこと沢山。時間あるときに手を付けよう。


トイレは30円くらいだったがやはり足りず。余ってたルーマニアのお金とか100円分渡そうとしたけどおじちゃんの情けで許されました。ありがとね


ということで21:30ベオグラード発の夜行に乗り込んだ。明日は予定より1日遅れたけどプリトヴィツェいくぞー!電車でよく休めるといいなー!

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そういえば皆さんにとってはどうでもいいっちゃどうでもいいですが国数の数え方は自分基準で数えてます。今更ながら。

①2泊以上した

②胸を張って観光したと言える(こっちは敢えてグレーゾーン)

③国によっては認めていない、いわゆる未承認国家は1つの国と数える

(①と②はor)


ということで今回のモルドバとルーマニアは①満たした、②こっちもギリ満たした気もする。そしてセルビアは②を満たした。沿ド二は②と③を満たした;


過去に遡るとブラジルは滞在6時間くらいだけどイグアスがっつり見たから②を満たしたのでカウント。トルコ、中国は飛行機の乗り換えの都合で入国し、スタンプもあるが両方満たさないのでノーカン。

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