今日もゆっくりと出発。溜まってた洗濯物が無事に乾き気分最高!部屋からふと外を見るとまさかの
昨日僕の視界に入り続けたやつです。お前、本当に俺に来てほしいんだな。。。今から行ってやるから待ってろよ!
調べてみるとあそこの名前はTibidabo(ティビダボ)。なんと、山の上に遊園地と教会が隣接しているらしい。山の上に遊園地と聞いて僕の頭に浮かんだのは鹿児島の国分だった。行き方を調べてみるとメトロのAvinguda Tibidado駅まで行ってそこからトラムとフニキュラを乗り継ぐ方法もしくはカタルーニャ広場周辺から直行のバスに乗るやつ。
しかし僕は他に良い方法を見つけました。お勧めです。とはいってもGoogle Mapのルート検索で出てきたやつ
①S1orS2路線のPeu del Funicular駅に行く。
②改札を出ずにそのままFunicularに乗る。
③終点のVallvidrera Superiorで降りて出てすぐ右のバス停で111番のバスに乗り終点まで行く。
ぐんぐん坂道登っていく。なんかありそうでない感じで乗り心地新鮮だった。
これ、バスの乗り継ぎによっては少しだけ時間かかると思うけど何が良いかって例の10回券TMB10一回分で行けてしまうのです!つまり片道約1ユーロ。試してみてね。多分一回で行けたと思うよ。。多分。。笑。 もしカタルーニャ広場からの直行バスが曖昧だったら使う価値あります。でもトラム乗る方法でももしかしたら一回分で行けるのか?情報が無いのでわかりませんが僕はさっき紹介した方法で行けたので。久々に情報っぽいこと書いちゃったな(^-^)これはフニキュラ降りたところのバス停。
さーて到着!!
なんて斬新なんだ( ゚Д゚)中々見ない光景だよこれ。しかも教会の方はかなり立派。ちなみに乗り物に乗らないなら遊園地の敷地に入るのには入場券不要。意外と多くの乗り物あって楽しそうだが何が悲しくて1人で乗り物乗らないといけないんだ、ということでスルー。
目的の良い見晴らし!最近になって気づいたけど街を一望できる高いところ好き!多分馬鹿なんでしょう!ってかバルセロナ規模のでかさの町でこんなに綺麗に景色を一望できるところって珍しいんじゃないかな。実質移動費しかかかってねーし。
教会にも上り素晴らしい景色に満足して同じルートで戻り電車に乗り込む。次の目的地はカタルーニャ広場から伸びるランブラス通りだ。やはりメインストリートだけあって多くの人で賑わう。スリ置き引きには気を付けましょう。
とまぁ通りはこんな感じなんだけど僕が気になっていたのはー、、、、
バルセロナ市民の台所サンジュセップ市場!中南米で散々見てきたメルカドだが本場スペインのはどんなもんなのか。そこには珍しく僕の購買意欲を掻き立てる世界が広がっていた。
チョコ掛けイチゴの串刺し
卵屋さん
オリーブ屋さん。好きじゃないけど目を奪われた。
海鮮市
ディスプレイでとても美味しそうに見える果物屋さん
フレッシュジュース屋さん
お菓子屋さん
肉屋さん。謎の生物。。。これ結構いろいろなところで見かける。
クッソ美味そうなレインボークレープ。
ということでチョコイチゴ(2ユーロ)、キウイジュース(1)、生ハム(2)ご購入!!キウイジュース1ユーロなのに冷えてたし感動するくらい美味かった。市、というだけあって僕らの様な長期節約派でも十分楽しめる場所だった。写真の多さが楽しかった感を物語っている。
BARも物凄い列。安くてうまいと予想する。
そのあと少しだけ時間があったのでブラブラ。
そして遂にオオトリ、サグラダ先輩のところに向かっちゃいます。実は入場できるわけだが当日券は暑い中かなり並ばないといけない、という情報を得ていたので昨日ネットで予約した。参考にさせてもらったサイト。さすが、観光に力を入れている都市では先人たちが素晴らしい情報を残してくれている。
やりかたはこのサイトを見ていれば超簡単。ちなみに後で気づいたのだが毎週水、木、日曜日の夕方は30歳以下の人に限りなんと、、、、、半額になります!!!もっと早く知っていれば狙ったのに。。残念ながら正規料金の27ユーロで購入。カード払いで当日はメールで送られてきたPDFスクショでいける。意外と時間が押していたのでメトロで向かう。秒単位で次の電車が車での時間を表示。
メトロはかなり使いやすいです。というか、新宿とか名古屋とか梅田とかそういうところでの面倒くさい乗り換えに慣れている日本人にとっては基本海外の電車はマップさえあれば問題ないと思う。(さすがにニューヨークは方向により改札違ってちょっと厄介だったけども。)まず基本的に快速、とかそういうのがほぼない。後は線が色分けされているのだが日本の様に同じ駅に馬鹿みたいに集結していることは少ない。降りるとすぐに乗り換えのマークが目に入るのでそっちの方向に進むだけ。
着いたぞぉーーーーーー!!
これは、やばいわ。本当に。今までいろいろな世界遺産を見てきてサグラダ先輩も期待外れだったら、とか思っていたけどやはり人気あるのかなり納得だよ。世界一周してるからもっとマイナーなものお勧めしたい。でもベタだけど今のところ建築物だったらやはり文句なしの一番だわ。存在感しかり、デザインの細かさや奇抜さしかり、これ自体の歴史しかり。
正直言って着工してから100年も経ってんのに技術も進歩している今の時代で何でまだ10年とかかかるんだよ。完成させる気ないんじゃね?ってか敢えて完成させずにミステリアス感出してるんじゃね?とすら思っていたが前言撤回。これは納得ですわ。このきめ細かさ見てくれ。これをガウディ様様様の要望通りに作ってんだもんな。近くで見るとわかるけどこだわり度がマジで半端ないよ。彼は完璧な教会を目指したらしく全て福音書の内容を表現しており、しかも彼自身のこだわりを一切妥協することなく追求したのだろう。音響とか光とかも自分で研究して設計したらしいよ(笑)ちなみに誇らしいことに日本の彫刻家も参加しているらしい。
適当に奇抜にしているようで本当にすべてに意味を持っているというところが感嘆するしかない。例えば柱を支えているこの亀。この亀はヒレが付いてるウミガメ。なぜなら地中海側にあるから。そして反対側には手足の付いた陸ガメ。なぜなら山の方向に有るから。こういうからくりがすべての場所に施されている。やばいなガウディ様様様。天才ってこと心から認めるよ。
僕が受け売りの説明し始めたらキリが無いので後は珍しく頑張って綺麗に撮ろうとした写真たちを見てやってください。
内部のテーマは森、らしい。柱の上が枝のように広がっている。
光りを綺麗に拡散させる仕掛けらしいが最早よくわからなかった。
片側は暖色系、反対側は寒色系となっている。
もうどこの写真かわからない。というか後で見返してみると同じような写真ばっか笑。これは真上。
ため息が出るほど美しい。
そして予約してると棟の上(といっても途中まで)に上れます。感想としては別に上らなくても良かった。上の方のデザインを少し近くで見られたりするが見晴らしがーとかは別に良い。
謎の果物群。これらも意味があるに違いない。
僕が意外と好きだったのは各斜めからの写真。なんでだろう。考えてみると他の建物も斜めからの写真が一番グッとくるかもしれない。
サグラダ先輩の隣のマンションに住んでるとか、日々の進展を見てるだけで生きてるのが楽しいだろうな。
公園とかを通して見えるのもまた味がある!そして少し離れて見て改めて存在感に気付く。
僕は18:45入場だったのだが閉館が20時だったので折角の日本語オーディオガイドを聞き終わらずに出されてしまった。最後まで残ったのだが少し残念だった。
さてさて残すところはライトアップ!22時かららしい。あと二時間もあるよ。。
まぁいっか\(^o^)/ここまででもう十分満足しちゃったやつです。ということで気分良く帰途に着く。僕が見てきた世界遺産の中でもう一度見たい、と心から願ったのはこれが初めてかもしれない。ちなみに完成予想図はこれらしい。マジで半端ない、っていう言葉が似合う。
バルセロナ満喫して明日はバスでスペイン最後の町に向かいます。サン・セバスチャンて町知ってる?実は「世界一の美食の町」です