~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

パラグアイ

DAY186~188 パラグアイ:イグアス居住区 その①

パラグアイにもいくつかの日本人居住区がある。基本的に出稼ぎ労働者という形で永住目的では無かったと言われているらしい。入植地の選定でパラグアイの候補地を見た調査団は日本の田舎風景そのままだ、と言ったそうな。

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そんな中の一つイグアス居住地に僕は今居るわけです。

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日本の昔はこんな光景だったのだろうか。恥ずかしながらブエノスに行くまでほぼ居住区の情報を知らなかったのだがともさんに教えてもらい是非自分の目で50年以上前に未知の国に移住した日本人が苦労して作った村を見てみたくなった。

そして今居る小林さんちは居住区にいくつかある宿のうちの一つ。ここではみんな小林さん夫妻を「お父さん」「お母さん」と呼んで慕っている。僕はここに4泊したのだがラッキーなことに4泊ともドミの部屋に1人、とい超快適な日々を過ごすことができた。

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ここらに観光資源が多くある訳ではないと思う。なので少しだけ僕のここでの生活を紹介。

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とその前に、ここでもゆうじさん、なおさんと再会してます笑。今回は若干僕が合わせた感じ。グアテマラ→ニカラグア→コロンビア→アルゼンチンと来て今回で5回目。本当に週2くらいで会ってる。

初日はスーパーに買い出しに行く。。のだが歩いてはきつい。小林さんちは53km地点だが周りには幾つか家があるだけで店なんてものは無い。だから毎朝お父さんが車で村のある41km地点まで買い出しに連れて行ってくれる。

スーパーで会う人たちは半分くらいが日本人の顔をしていたと思う。日本人の顔をしていないおばさんにもぶつかった時に「すいません。」と言われたりした。現在は2世、3世といるのだが日本語をきちんと残していくために日本語学校もあるらしい。

スーパーには日本の食べ物から雑貨までが並ぶ。そして安い!パラグアイ元々物価安いのだが日本の物も安いのは嬉しすぎる。このあとの南米自炊に備えて醤油、わさび、七味、ゴマなどを手に入れた。もちろん日本で食うのと同じ短くてもちもちした米も量り売りで買える。ちなみにビールも安いす。350が50円切る。

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柿ピー最強
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買い出しのあとお父さんの車には乗らずにゆうじさんと村を歩いてみることにした。情報無さすぎたので現地の方らしき年配の女性に声をかけてみた。一見、僕たちの質問に答えるのに乗り気で無く不機嫌そうに見えたその女性はしげこさん、というおばあちゃん。なんと僕たちと同じく観光客だった。実はノリノリだったようで「おばちゃんこの服じゃ恥ずかしいから着替えて来ようね!」と言ってなんと着替えた後に村を案内してくれることになった。しげこさんは別の宿、ペンション園田に宿泊していた。

パーティーが増えて3人で散歩開始。しげこさんは70代中盤だがとってもパワフル。今回の2ヶ月の旅はバックパックを背負って来たらしい。そしてブラジルで15年働いていたこともあるらしくポルトガル語とスペイン語が堪能。このイグアス居住区に来るのは2度目らしい。

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人生の先輩は歩きながら多くの名言を僕たちにくれた。
「人から借りた恩は別の人にでもいいから返せ」

「酒には溺れるな」

「旅してるけど目が白内障で全然景色見えないの!がははは!」

あれ、これは名言じゃねーか

孫の名前もあんたと同じヒカルだけど興味無いから漢字かどうかもわからない」

あれ、これも名言じゃねーか??笑

とにかく1時間くらい僕たちの為に時間を使って村を案内してくれたのだ。正直なところ、最初は少し面倒くさい人に捕まったかな、と思ったのだがしげこさんの話はとても筋が通っており、また質問はとても鋭い。でも他人の僕たちにもお節介過ぎる、と感じる程に言いたい事をズバズバ言ってくるところには無償の愛、というのか(笑)、親切心を感じた。

鳥居

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現在の天皇が皇太子時代に植樹した木。まずこの地を訪れていたことに驚いた。

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日本人会館。中はほぼすべて日本語で、本があったりメイルボックスがあったり一か月のイベントなどが黒板に書いてあったりした。しげこさんは「ほれ、あんたらなんか質問無いのか?」と僕たちをまくし立てる(笑)

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2011年は50周年記念だったらしい。
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あっという間に3人の楽しい時間は過ぎでしげこさんともお別れ。ありがとう!お互いセーフトリップしましょう!

帰りはローカルバスを捕まえて53kmに戻る。村の西側は42km、村の東側は41kmらしい。 

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ここでゆうじさんとカルチャーショックを受けたイベント発生。僕たちが乗った後のバス停で止まってから動き出した後に急にバックを始めた。何かと思いきやどうやら運転手は200mくらい離れたところからこちらに向かっている学生に気付き、待つ事にしたらしい。乗客は皆学生の方を見つめている。6人組くらいだっただろうか。彼らは一切、全く、微塵も急がない!!!!!寧ろふざけあいながら普通にゆっくり歩いてこっちに向かってくるマジで3分くらい待ってからバスにたどり着いたが運転手や客に礼の一つも悪びれる様子も一切無い。

そういうものなのか??バスに乗ってた大人のパラグアイ人達はどう思っているんだ??面白い。笑

宿に帰って少し疲れたので飯を食って昼寝をするともう夕方。そう。ここでは特にやることが無いのだ。他の宿泊者と飼われている動物達と戯れたりトランプをしたり旅の話をしたりして過ごす。犬と猫で合わせて20匹くらいいるのではないだろうか。
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僕は子犬たちにめろめろ
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夜になると足元に来て膝の上に乗せてくれ、と催促してくる。そして全く警戒せずに全て身を任せてくる。お、おまえ、、、可愛すぎるだろ本当に
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気づけば4匹いるときも
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大自然の中で日本ぽいけどなにか日本とは違う、こんなのんびり生活を送ってきました。

続く

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