皆さんはウルグアイと言われたら何を思い浮かべますか?そしてどこらへんにあるか知っていますか?僕は何も思い浮かばなかったしどこにあるのかもつい最近知りました!今日はそんなウルグアイに突入です!
とりあえず朝は寝坊して、一緒に行く人に起こされる。この旅で本格的な寝坊は初めてではないだろうか。ここ最近夜に酒飲んだりトランプしたりマクラメしたりと遅いのが続いたからかな。
でも起こしてもらえて良かった!今日の相棒はルイスさん。日本人とアメリカ人のハーフで日本語も英語もぺらっぺら!偶然ウルグアイに発つ日が同じだったので一緒に行くことにした。
バックパックを預けて2人で出発する。見送ってもらったのだがまた戻ってくるからかそこまで寂しさは感じなかった。
歩いて15分くらいでフェリー乗り場に到着。僕達は今回はseacatというのを使うことにした。ブエノスからウルグアイのコロニアまで船を出しているのはbuquebusとcolonia expressとseacatの3つっぽい。思い立ってチケット買いに行ったが土曜は午前中まで、日曜はオフィスが休みだったのでネットで買った。一応、オフィスはコルドバ通りのエスメラルダ通りとマイプ通りの間に面白いくらいくっついてまとまってます。
seacatの船はでかくbuquebusと書かれているターミナルから出るようだ。レティロ駅のすぐ南東のあたり。チケットは印刷してきてください、と書いてあったがスマホで送られてきたEチケットを見せれば問題無し。
片道約1時間だが約3000円の高価な船旅。このアルゼンチン側の建物でアルゼンチンの出国手続きもウルグアイの入国手続きも済ませる。超ゆるゆるです。スタンプ押すだけ。時間まで綺麗なターミナルで待つ。
乗り込んで2人で話をしながら時間を潰す。日本とアメリカのスポーツの話、漫画の話、パスポートの話などなど。よく考えてみたらネイティブのアメリカ人で日本語もペラペラな人に会うのは初めてだ。だから聞きたいことも聞けるし聞かれたこともちゃんと答えてあげられるしとても楽しい会話を楽しめた。やはりバスケの本場アメリカではスラムダンクは知られていないようだ。そして彼がフットボールと言ったのでサッカーだと思っていたらアメフトだった。そんなこんなであっという間に到着。
一応荷物検査があったが余裕でパスして僕の初の海路での出入国は果たされた笑。パナマとコロンビア間の国境越えもそのうち経験してみたい。
ターミナル内でウルグアイペソの調達。ATMで手数料を見ると相変わらず600円くらい。すぐ前にあった両替所でレート見るとドルからの換金がめちゃくちゃお得。ちなみにアルゼンチンペソからの換金は損。やはり信用されていないようだ。ということで持っていたドルを替えた。
船のターミナルを出て少し東側に歩きバスのターミナルに行く。日差しはきつめだが乾燥しており嫌な暑さでは無い。そして車はあるが人が少ない。笑
バスターミナルで首都、モンテビデオ行きのチケット購入。約1000円。ここからは2人の予定は違ったので別の時間のチケットを購入した。
まだしばらく時間があるので2人でインフォメーションセンターに行って地図を貰った。なんかね、このとき既に気づいていたけど僕この町大好きですわ!期待を膨らませて散策開始。インフォメーションセンターのマーク洒落てる。
の、のどかすぎる。。。しかしこの写真を見ても「ウルグアイ」という名前の印象と結びつかない気がしてしょうがない。
壁に囲まれた旧市街の方に入っていく。実はここは丸ごと世界遺産に登録されているのです。ポルトガルとスペインに統治された時代があるらしく両建築が入り混じってるんだって!全くわからないけどとりあえず入ってみる。
こういう壁を見るとカナダのケベックを思い出す。
そして僕が良いところ、と認定するに当たって勝手に基準にしているベンチも良い。海?いや川?は汚い。このすぐ下流で海に合流。
町の中ではクラシックカーチックなのも沢山見かける。
細い路地もお洒落
ってかそこらへん見渡せばお洒落!そして花が綺麗!
もー!港も綺麗じゃねーか!!こんなところに自分のヨットを置いてみたいものだ。
駄目押しの展望台。100円くらいなので是非登ってほしい。
旧市街にかなり満足。綺麗な街並みが残っており、そこに人々がとても自然に生活しているのに魅力を感じた。なんというか無理せずにこの街並みが残っているというか。また平日だったのもあるのか観光客が少なめなのも良かった。全然考えてはいないがもしも自分が日本人宿をやるならこの国でしたいな、とふと感じた。
チビト、というのがウルグアイの食べ物のようだ。とても見覚えのあるキャラに目が行きここで食うことに決めた。
12時にオープン、となっており1回目は12時に行ったがシャッターも閉まっており全く開く気配がなく、そこらへんにいたおっちゃんが肉切ってるから30分後に来い、と教えてくれる。今回は2時。さすがに開いていた。ウルグアイ人ものんびりしているようだ。ちなみに朝は11時前だと開いていない店も多くあった。そして最初30分後に来いと言っていたおっちゃんは居なくなっていた。誰だったんだ。
チビトはこんなん!!腹減ってたのもあったけどボリュームあって美味かったーー!肉、目玉焼き、レタス、ハムなどが挟まっておりソースは自分で選ばしてくれる。手はべちょべちょになります。ハンバーガーのボリュームアップバージョンに感じた。
店主は無愛想だったが美味かったと伝えると親指を立てて良い旅を、と言ってくれた。
まだバスまで時間があったので見つけた公園で芝生の上に大の字になり昼寝。日陰は気持ちよすぎる。そこらじゅうに綺麗な芝生の昼寝したくなる公園があります。
バスに乗り約3時間で首都のモンテビデオのバスターミナルに到着した。バスは意外と快適なWiFiがあり早くこっちに着いていたルイスさんと連絡を取り彼の宿に向かうことにした。
まずモンテビデオの観光マップをゲットし、明日のバスのチケットを買った。そしてciudad vieja、つまり旧市街に向かうローカルバスに乗り込む。187番。みんなスイカのようなカードを持っており、無いと乗れなそうだったら後ろの人に金を払ってカードを借りようと思っていたがここでは現金でも払えた。アルゼンチンと比べると大分高い。
それにしても町の人がみんな親切だ。インフォメーションセンターの人、バスのチケット売り場の人、ローカルバスの場所を教えてくれた人、運転手、取り忘れたレシートをわざわざ持ってきてくれた人。ウルグアイは若干物価が高いが治安が良い、とは聞いていたがその中にあって町の人たちの親切も感じて僕はさらにるこの国が好きになった。ましてやここは首都である。
コインには動物が描かれている。
バスを降りて宿まで歩く。まだ8時前なのに人通り少ない笑
無事に合流し、ルイスさんと同じ部屋だったイスラエル人と3人でチビトを食った。もうチビトには満足です。(笑)イスラエル人の彼は兵役の時にドローンの操縦をしていたらしいが別のキャリアを積むために辞めて新たな仕事を見つけたらしい。イスラエルも行ってみたいな。
地ビールも飲みほろ酔い状態で革命広場まで行きベンチで休憩。人気が多くは無いが子供や若い女の子もいたりして雰囲気からして治安の良さを感じる。
ダサいことにコンセントのアダプタを持ってくるのを忘れたのだが2人が貸してくれたのでなんとか充電できた。できれば10日間買わずに戻りたいな!
ということで気に入り過ぎたコロニア・デル・サクラメント、およびウルグアイ。テンション高めに、写真多めにお送りしました!明日はアルゼンチンとの国境サルトに向かいあわよくばイグアス行きの夜行に乗りたいです👍