ネットでブエノスアイレスを調べると誰が決めたのか、やたら「世界で何番目に何とかな何とか」と出てくる気がする。南米のパリ、と言われているブエノスの町としての意地があるのだろうか(笑)今日行くのは世界で1番危険な動物園?です。ルハン動物園
朝の8時にみつるさんとこのみさんと3人で出発。サンタフェ通りからバスに乗りまずプラザイタリアという場所に向かう。例のSUBEカードは1枚だったが前日に多めにチャージしており3人で使い回してバスに乗ったが問題なく使えた。
プラザイタリアからは 57番のバスに乗る。よくわからないが動物園を通らないのもあるのか、聞くと搭乗を拒否されたりもした。それなりに本数は出ているらしくそこまで待たなかったし、全然座れた。1:30から2:00で到着。事前情報通り、終点ではないので運転手に言ってかつ、GPSでチェックしておくのが良いと思う。とてものどかな場所に降りる。
道を渡ると看板と動物たちが見えてきた。なんの卵??(笑)
3人そろってアサラトを持ってきていたのでそれを振ると動物たちが気持ち悪いくらい一斉に振り向く。
ということで入場前から大いに楽しんで入口へ向かう。
入場料はカウンターとかはなくそこらへんから寄ってきた職員が400ペソだよ、と言ってくるので払ってチケットをもらう。そう、今のレートで約3000円。僕たちにとってはそれなりの値段なのです。それでも来た理由はすぐにわかります!至る所に動物園の名前をあしらった飾りが目立つ。
入り口からトラと犬と人が同じ檻に入っていたりして期待感を増してくれる。
とりあえずそこら中に鳥がわんさかわんさか。
わんさかわんさかわんさか
子連れもわんさか。黄色さがまた可愛すぎる。
そして入って左に入るといきなりメインが見えてしまったのです。惜しみも無く最初からメインに並ぶ僕ら。
そうです。檻無しで直に猛獣に触れる動物園、として有名なのです。 これあの触られている奴の他にもそこら辺に別の奴が寝ていたりする。もし日本にあったら絶対混雑していると思うが中々空いている。。。というか日本ではまずありえないだろうな。
自分たちの番。荷物を置いて中に入る。のだがもちろん僕は他に持ち込みたいものがある。職員も笑いながら許可してくれた。理由は定かではないがとても大人しい。そして立派な筋肉だ。頭の近くを触ろうとするとそれは注意される。
このあと職員がトラの前にデビル君も持って行ったりしたのだが明らかに目つきが変わるトラ。僕はマジでビビったわけだが職員たちは笑っている。食われなくてよかったな。そしてタスマニア島からはるばる南米にきてトラと共演することになるとは!
次は子ライオンに触れるゾーン。生後3か月らしい。おもちゃでじゃれているのかと思ったら手羽食ってました(笑)この直後噛まれるデビル君。
本当に楽しかったなーーー。既にかなりの満足感を得て朝準備したサンドイッチを食って少し休憩。
午後1のゾーンは「ウサギと亀」。なかなかシュールだ。実際は草食同士仲良しなのだろうか。残念ながらウサギと亀が同じ皿でキャベツを食ってるシーンは撮影できなかった。
ふと裏を見ると今度は大人の雄ライオンを触れるゾーン!!これが本当のメインか!トラももちろん迫力あったが立派な鬣をこしらえた雄ライオンを間近にして3人そろって百獣の王、と言われているのを納得した。
そしてなぜかこちらにはデビル君の持ち込みは拒否された。なかなか切れ気味でそっち置いとけ、みたいにされる(笑)感想としてはトラ以上に目つきに威厳を感じ、立派な体をしていたのと鬣が剛毛だった。そしてシーズンなのか鬣の抜け毛が激しかった。
しかし猛獣以上に僕が一番興奮したのはオラウータン。
僕たちが到着した時はやたら興奮しており、走り回った後自分でブランコを漕ぎ始める。器用に加速していく。
すると、急にブランコで加速した状態で僕たちが見ていた柵の方に飛びついてきた。この旅で1番びっくりしました(笑)なんか野性的な動きを見れて楽しかった。そのあとはショーが終わったかのようにやりきった感を出しながら休憩する。
象。バナナを持って手を上げると鼻でさらっていく。そして手には象汁が付く。
アルパカ(?)
ラクダ
名前分からないけど可愛いやつ。ふと気づいたが僕は意外と羊とか山羊系が好きなのかもしれない。
こいつはスクリュー角を持っていた。
髪の毛と髭可愛すぎる。
白山羊さんと黒山羊さんと、、、
触れなかったけど少し太り過ぎた感のあるホワイトタイガー
熊
楽しかったー。敷地はそこまで広くないのだが約3時間、十分満足して動物園を出る。
帰りは動物園を出て少しだけ右に歩いたあたりで57番のバスを捕まえてプラザイタリアまで買えればよい。そこからは初めてブエノスで地下鉄に乗ってみた。幾つかラインがあるようだが知っていればとてもわかりやすく便利そうだ。
ホームも綺麗。
交通費はバスと電車込みで1人約70ペソだったかなー!交通手段が安いっていうのは旅行者には助かるし、経済的にも治安的にもいいこと尽くしな気がする。
みつるさんとこのみさんは今晩のうちに次の目的地に出発。また南米のどこかで会いましょう!!
夜飯?肉ですよ?何か?(3日目)なんか便が固くなってきたのを如実に感じている今日この頃。まぁここでは変に洒落たもん作ったりしたら肉よりも金かかりそうだからな。一生を通してもこんなに肉ばっかくうこと無いだろうな。ワインもビールも行ってしまえー!!
観光もだらだらも充実しているブエノスアイレス生活。あと数日も楽しみます