朝4時に
起床。昨晩もいつも通り他の宿泊客とトランプで盛り上がったため3時間くらいしか寝ていない。昨日の最終ゲームは嬉しい事に自分の名前が付いた「ヒカリータ」というゲームで勝ち、僕の2ヶ月のトランプ生活を締めくくった。
顔を洗い最後に残っているものを詰め込む。
昨日はやはりマヨさんとゆーきがパッキングを手伝ってくれた為あ
っという間に終わったしかなりスペースが空いた。
もちろん荷物を多少送ったせいもあるが、
今まで自分がどれだけ下手だったのかと実感した。
昨日の残りのスープを頂いて遂に出発。朝の4:30なのに他の宿
泊者もみんな見送りの為に起きてくれた。
ここに来てから本当に丁度2ヶ月。
長老になってしまい多くの人を見送ったが遂に自分の番。
みんなとハグをしてお互いの旅がいいものになるように祈り合う。
最後に本当に世話になった宿の方ともハグをして「行ってきます!
」「気をつけていってらっしゃい!」
で僕のナガレでの生活は幕を閉じた。まぁまたどっかで会うだろう
昨日確認していたのでイグレシアの前に4:50に到着すると既に
チキンは停まっており客も意外と乗っていた。もう少し安く聞いていたがQ25だった。コカレス方面行きは1日でこれ一本しかないらしい。
マネーベルトを装備して貴重品は分散させ、
強盗にあったときを想定して真ん中らへんの窓際の席に座った。
動き出すと感慨深くなってくる。2ヶ月も住んだんだから。
そしてもしかしたら、というか多分もう、2度と来ないんだから。
本当にいい出会いと安全なのんびりした生活をありがとう!
サンペドロ・ラ・ラグーナ僕の一押しです!
暗い中バスは悪路を走っていく。
2週間前に僕とほぼ同じルートで出発していたかず君とてつさんか
らこのルートの時間から値段まで全て新しい情報を貰っていた。
そしてここの悪路の件も聞いていたが本当に中々の悪路だった。やはり慣れたところから離れるというのは不安なもの。グアテマラもそうだがここからも自分にとっては未知の国。そんなときにふと自分の胸元に輝いているお気に入りのラブラトライトが目に入った。暗い中少しの光を反射して虹色に輝いていた。なんか不思議と自分の明るい未来を暗示して光っているように感じて安心した。これが石の魔力なのか。。。(笑)
僕は朝飯も軽く食っていたし大丈夫だと思っていたがすぐに危険を
感じたので酔い止めを飲んで寝ようとする事でごまかした。
さらにそういうときというのは腹の具合も悪い気がしてくる。
最初のサンペドロからサンティアゴに抜ける山道が一番酷く舗装さ
れていないところもあった。
そこを抜けてしまえば大した事は無い。
うつうつしながら約2時間で1回目の乗り継ぎポイント、
コカレスに到着。
意外とみんな降りないので不安になって隣の人に聞くとここがコカ
レスだよ、ということで降りる。
次の乗り継ぎのバスは降りた場所から交差点の反対側に渡ったとこ
ろだった。
こういうのは行きたい場所を言っていれば誰かが親切に教えてくれ
る。
このバスには何故か前と後ろにショットガンのようなごつい銃をも
った迷彩の人たちが立っていた。そういうことなんだな。
そういえばチキンに乗るときに心配だったのはでかいバックパック
が車の上に載せられるんじゃないか、ということ。
しかしそんなことはなく持ち込んで上の網棚が大きめなので少し強
引に詰め込むことができたので近くに置けて安心だった。
ここはQ10。何事もなく1時間くらいで2回目の乗り継ぎ地点、
エスクイントラに到着。このときは寝過ごしかけて焦った。笑
朝飯時。沢山出店が出ているので困らない。
座って飯を食っていると向こう側の歩道で倒れて目だけ開けてこち
らを見ている人がいる。久しぶりに見たなー。
このあと増えるのか、それとも減るのか。
催したのでバニョバニョ(トイレトイレ)
と彷徨っていると発見した。もちろん有料Q2だった。
やはり日本の無料トイレは素晴らしい
トイレのおばちゃんに国境(フロンテラ)
行きのバスを教えてもらう。
降りたところから少し戻って三角っぽくなってるところ。
まぁ聞けばみんな教えてくれるし客引きが話しかけてくる。
ここからはチキンバスでなく普通のバスだった。
昨日遊びすぎたせいでなにせ眠い笑。
荷物を網棚に載せる気も起きず。
バックパックにはレインカバーをかけて足元に起き紐を足に絡ませ
、サブバックには気休めの南京錠をつけて抱きかかえて寝る。
うつらうつらしながら2時間くらい国境に向かって進む。
途中停まったところで乗り込んできたやつが急になんか入れ始めた
。燃料?にしては扱い雑だし飛び散ってますけど。
なんなんだろう。
国境に到着。降りた瞬間にカンビオカンビオ、
と両替商が寄ってくる。もうQは不要。
レート聞くとそんなに悪くない気がしたし面倒くさかったのでそこ
で全てドルに変えた。そう、エルサルバドルはUSドルなんです。
ということでイミグレ。
看板は出ているが建物のどこなのかなかなかわかりにくい。
最初適当に並んでパスポート見せると入国の書類渡されたので違う
ことに気づく。出国はバス到着したところから向かって右側、
入国は左側。よく見るとちゃんと書いてあります。
スタンプ押して完了。出国税は無し。
イミグレ周辺で思い込みかもしれないが周りの人が自分を見る目が
少し危険に感じる時があった。
何にせよ知らない場所に入るから気を引き締めていこう!
そこから何も無いところを500mくらい歩く。
チャリタクシーとかが抜かしていくが気にしない。でも暑いわー。
。日差しが堪える。おっ、これが国境の線なのか?
そうなんだろうな!
反対側はこんな感じ
綺麗な川を越える。
すると兵士みたいなのがパスポルテ見せろと言ってくる。
なんのためのチェックなのかわからないが暑いから早く行かせて欲
しい。2,3分パスポート見たら言っていいよ、
イミグレはあそこね、と。なんのためのチェックだったんだよ笑
エルサルバドルの入国は同じく建物向かって右側。つまりグアテ→
エルサルに行くときはとりあえず建物の右側に行けばいいんだ。玄関口のAの文字が落ちてますが。
カナダ→アメリカ、メキシコ→
グアテマラに続いて3回目の陸路入国。
やっぱアメリカのトラウマがあるだけに緊張する。にこやかにオラーとか言ってパスポートを渡す。
スペイン語喋れるのか?と聞いて来たのでウンポコ!(少し)
と答える。
でまあ目的とかどれくらいいるのかとか聞いてくるわけだか金は持
ってるのか?と聞いてきた。
エルサルで確認されるとは思ってなかった。
面倒くさいが出そうとするとカードとキャッシュ両方持ってるのか
?1000ドル以上あるのか?と聞いと聞いてきたのでスィー!(
はい!)と答えただけで何日までに出国してね、と言われて完了。
良かったー*(^o^)*緩いな本当に。入国税も無かった。
ちなみに中米はグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、
ニカラグア4ヶ国合わせてビザ無しで90日以内というルール。
メキシコとグアテマラにいた時はよく期限が迫って一時
的にメキシ
コ→グアテマラ、グアテマラ→
メキシコと逃げてそれらの日数をリセットしている人たちをよく見
た。
とりあえず7ヶ国目エルサルバドルに入国だぜ!人が良い、
ということで有名なエルサルバドル、楽しみだ。
イミグレを出てさらにまっすぐ歩いて行くと3,
400メートルくらい行った右側にバスが停まっているターミナル
がある。
そこらへんに座ってる人にソンソナテ行きたい!
と言うとここで待ってろ、と教えてくれる。
暑いのでジュースを買うと75、と言われる。確認でダラー?
と聞くとドラードラーと答えてくれる。0.75ドルということ。
スペイン語の数字で単位がドルなことに自然と違和感を感じた。
バスが来て乗り込む。
一応ゲートが付いてるが後ろから普通に乗れる(笑)
料金は先払いで確か0.75ドル。2時
間くらい乗るので安い。
相変わらず荷物には気を払いつつ2時間ぶっ通しでうつらうつら。
気づくとソンソナテのバスターミナルに到着していた。
ここのバスターミナルは大きいし綺麗。しかしまぁ無料Wi-
Fiは無いよね。
大型のフードコートがあったのでジュースを飲みながら今後のこと
を考える。時間は1時過ぎ。そうです。
ここから先の事決めてねー。
前出のかず君たちはここからさらにバスでサンタアナに行ったわけ
だがほかに良いとこ無いかなーと歩き方を眺めてみると下の方にソ
ンソナテからアウアチャパンに抜ける道が火山に囲まれて綺麗、
的なプチ情報発見!そんなほかにも行きたいとこ無いし決定!
ということでアウアチャパン行きのバスに乗り込む。これも0.
75だったかな。
しかし、皆さんの予想の通り8割寝て過ごす。
やっぱ移動の前日は寝とかないと勿体無いし安全上も良くないな、
と実感。
ちなみにたまに起きた時に見た光景は確かに向こうにそびえる山は
綺麗だけど敢えて見るほどでも、、、と感じた。
寝てて良いとこ見過ごしてるかもだけどね笑
ということでまた2時
間くらいかけてアウアチャパンに到着。夕方4時
過ぎ暗くなる前に宿は確保せねば。hotel、という文字を、
そもそもあまり見なかったが聞いてみると25ドルとか40ドルと
か言ってくる。
次のところは12ドルでwifi無しのシャワーは水のみ。
1日で出るし暑いから水でいいか、ということでここに決定。
まぁ個室でくつろげるし悪くはないかな。
でも少しはリサーチしておくべきだな。
それにしてもサンペドロで荷物減らせたしパッキングも教えてもらったので本当に移動が気楽になった。前のままだったらあれしょったまま宿探しとかできなかったな(笑)
早速シャワーを浴びて洗濯を済ませる。
暗くなる前に軽く町を散策したかったので急いで出発。
宿のおばちゃんに聞いてみたがこの町は危険ではない、らしい。
それが真実であることはすぐに分かった。
今まで見てきた町以上にすれ違う人が笑顔で挨拶してくれるし、
子供達も多くみんな笑顔だ。日本と変わらない制服を着た高校生も沢山いた。夕方の薄暗い時間になると多少人通りは減るが危ない雰囲気は感じ
なかった。
そして町の中心、カテードラルとパルケ。
町の真ん中に緑豊かな公園があって地元民が腰かけてゆっくりして
るかんじ、本当に好きです。
夜飯は屋台で肉とトルティーヤと赤飯ぽいやつ。3ドル。
おばちゃんがとても陽気だった。
そして宿に帰る前にスーパーに寄る。
大体入り口にガードマンがおり、
荷物は預けないといけないのだが試してみたら今日は何も言われず
に入れた。
中はこんなかんじで日本のと変わらない。飲み物と明日の朝、
昼飯を買い宿に帰る。
久々の移動で疲れた一日。ローカルバスはやはり緊張するしね(←寝てたくせに)明日はどこに行こうかな!自由旅万歳\(^o^)/寝不足だったし移動疲れですぐに眠りに落ちたのでした。
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