金曜日。学校はいつもは10時から4時間だが午後からシェラに観光に行くので朝の8時からに変えてもらった。この町で雨の中初めて歩いたがザーザー降りではなく風も無かったのでそこまで不快では無かった。
3週間が終わるのだが現在形の動詞が不規則変化も合わせて一通り終わった。来週から過去形だろうか。他の町で3ヶ月勉強した人によるとやはり3ヶ月で一通り終わるらしい。3週間で現在形とか、遅すぎないか?と相談したが目的にもよるが、逆にそこに時間をかけるのはいい学校だと思う。という意見をもらった。どんくらいいようかなー。笑。とりあえずお金を払った分は年末の12/30で終わるので年越しは数日ゆっくりして考えよー。
ちなみに毎日聞いたこともない名詞とか動詞とか副詞とかもろもろ出てきてそれを覚えたり、理解できなかった文法を勉強したりしていると意外と時間ないす。僕の厳し目の先生はこの休みは勉強のこと考えずに遊んでこーい(^o^)/と嬉しい言葉をかけてくれた。
ということでものすごくキリが良かったので2時間捨てて10時に終わることにした!授業の途中に雨が止んで晴れてきて気づけばとても良い天気になっていた。
朝飯を食い、持っていくもののみをサブリュックに詰める。その他のものはバックパックに突っ込んで宿に置かせてもらう。こういうとき日本人宿は安心度が違う。
宿の仲間2人と出発!2泊で帰ってくるのにみんなに見送ってもらっちゃった。おねえちゃんがぬいぐるみ持ちながらどこ行くの?ととても悲しそうな不安そうな顔で見送ってくれたのでおじさんは心が痛んだ。クリスマスプレゼント探してくるからな!!
初めてのチキンバス。よく強盗が出る、という、噂が蔓延している当バス。とりあえずグアテマラシティに向かう側は危険度が上がるようだ。今回は逆。にしても荷物が小さいリュック一つなのはとても楽だ。取り回しが楽だし、何よりも手元におけるから預けるたり手元から話して置くような心配がいらない。軽いからなんかあっても走れるしな。チキンバスはこんなやつ。派手だから見ていて面白い。
なんとなく午後2時くらいまでならチキン出てるよ、という情報だけ聞いていたのでとりあえず教会前に行ったら丁度停まっており聞くと乗り換えでシェラまで行ける、ということだった。トータル25ケツァール(約400円)山の上り下りとクネクネで直線距離ではすぐに見えたが乗り継ぎの148という地点まで1:30かかった。道の舗装は悪くなかなかガタガタだった。高くても湖をボートで渡ってしまう気持ちがよくわかる。
到着すると運転手がシェラーシェラーと言い、僕たちはシェラに行くといってあったので合図してくれた。降りるとサンペドロよりも体感5度ぐらい寒い気がした。
ほんの3分くらいでシェラーシェラーと呼び込みが叫びながら別のチキンが来たが満席。とりあえず詰め込まれ、乗るか乗らないかの時点で動き始める。
前の方の通路に立ってようとしたが後ろに行け、と促される。とりあえず2人はなんとか座れ、僕は半分だけ腰掛ける形になったが荷物が多くないのでそれほど苦でも無かった。フィリピンやメキシコでの経験で現地人で混んでるバスに乗るのは慣れてきているのかも。前のおばちゃんもはみ出して座っている。旅行者らしい人はぼくたち以外に見当たらなかったが危険な雰囲気は皆無だった。
ここまでくるとグアテマラシティとシェラを結ぶ幹線道路らしく道も舗装されていた。のは良いのだが運転手飛ばしすぎ。両手で捕まってないと左右に吹っ飛ぶレベル。途中前のチキンが急ブレーキをかけたときにはマジで当たるかと思った。道の真ん中には豚が3匹たむろしており、前のチキンはそれを避けて路肩に止まったようだ。
なんにしても運転が上手いとかそういう問題ではなくて、危険予知能力の欠如だと思う笑。まぁ、早く着いたから良いけど。こういうのも現地らしくてジプニーとかトゥクトゥクとかチキンとかローカルな移動手段は面白い。これからも楽しみだ。
しょうへい君が予約してくれていた日本人宿までドアトゥードアで3時間ちょいで到着。グアテマラ第二の都市、シェラの町はグアテマラでは都会。ちなみに現在の正式名称はケツァルテナンゴだが愛称でシェラ、と呼ばれているしチキンの目的地にもシェラ、と書かれていた。もともとのマヤの地名の名残らしい。
宿に荷物を置いて3人でセントロ巡りに出発。僕にとってグアテマラではパナハッチェル、サンペドロ、に続いて3つ目の町。グアテマラの人たちがコートを着ていたのに何故か違和感を感じてしまった。僕が見てきた人たちはグイピルという色鮮やかな民族衣装を、着ている人たちばかりだったから勝手な先入観。サンペドロなどの田舎では目を合わせ挨拶する事が多いがそれと比べたらここでは少なかった。まぁ、日本も同じか。
3日間食べたいものを食べ、グルメ気分を味わった。台湾のおじさんがやってたおやきみたいなやつ。さすがタイワニーズ!美味だぜ。
上手いと話題のシェラパン
上手いと話題のモイェハ(砂ぎも)店の写真でごめん。。。18ケツは約300円。
おばちゃんが売ってたおやつ。甘い紅茶みたいな暖かいダシを掛けて頂く。
久々のカテードラルとその前の広場。ここではparque centroと呼ぶらしい。ソカロ、でもあるのかな?
にしても町の真ん中にオアシスのように綺麗な緑と休憩できるスペースがあるのは良い。カナダのケベックの公園は超好きだったけどここら辺のソカロや公園も好き。
2人でたばこを一本買いして広場で一服した。結構久しぶり。なくても良いけどたまにはいいなぁ
キリスト教徒の国なのででっかいクリスマスツリーがあった。ちなみに日本と同じくやはり盛り上がるのは24のイヴで同じくプレゼント交換をするらしい。
メルカドや点在してる古着屋をぶらぶらしながら町並みを見て帰宅。この宿の管理人さんは前に一緒だった事があり知ってる方だったし、他に2人の宿泊者も知ってる人だったのでなんか初めてな気がしなかった。
どうやら日本人宿にはどこにも管理人、という制度があるらしい。オーナーは別におり、管理人を募集する。管理人になると給料は出ないが基本宿泊費くらいがタダになる、という感じのようだ。その町でやりたいことがある人や腰を据えてなんかの勉強やスキルアップしたい事がある人にはいいのかもな!よく管理人募集中、という紙を見たり話も聞くし、管理人してましたっていう方に出会った事もある。面白い世界だ。
夜飯はでシェア飯という事で管理人さんがアジのフライを作ってくれた。日本人だけで食卓を囲む。旅に出る前は折角の外国でそんな日本人に会わなくていいかな、と思ったがもはや日本人宿は僕にとってはなくてはならないものとなった。
何よりも他の旅人との出会いが素晴らしい。そのコミュニティの中心が日本人宿。普通に友達できるし、情報交換や今回のように共に旅をする事もできる。そうすると言葉の壁なく、旅の感動を共有できる。そしてシェア飯があると、レストランよりは断然安いし、自炊よりも手間がなくうまいものが食える。もちろん、外国人のドミに泊まったり、屋台行ったり、するのもいいけど毎日じゃなくてもいいや。笑
さーて!明日は有名な古着屋行ってから火山麓の温泉や周りの町の市場行ったりしてきます!
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