のんびりし過ぎて何日目かすら数えられなくなった（笑）これは危機だ。ブログを投稿した後の管理ページでは日本時間が表示されるからそこから時差を差し引いてなんとか日数を把握。今いるところは日本時間－15ｈ。にしてももう既に１年の1/3が終わろうとしているんだなー
学校での三週間目も動詞地獄が続く。とりあえず規則変化動詞が終わり、不規則変化動詞に入るようだ。動詞地獄といっても意外と臨機応変な感じでところどころでその動詞と一緒に使ったりするから、と形容詞や副詞などを覚えてくる、という宿題が出される。tallとかdificultの様なものやalwaysとかin front ofのようなやつとか。ここら辺は自分で勉強してもなかなか踏み込みにくいところだし普通に明日までに何十個も覚えてこい、と宿題が出されるので詰め込むには丁度良い。翌朝にはノートを閉じて英語でtallとか言われ、スペイン語でalto、と答えなければならない。間違えたり出てこないと、口には出さないが「は？宿題って言ったろうが」 という雰囲気を感じる（笑）
学校は自然に溢れているし気温も20℃くらいと快適なので青空教室には最高。少し蚊が多いけど。乾季なので僕がここに来てから約３週間で一度だけ雨が降った。この写真の日は曇っているけどほぼ毎日晴れ。
花や謎の植物で溢れた勉強スペース。先生は普通に子供を連れてきて学校内で遊ばせたりしている。受け持つ生徒が１人なら、１日の労働時間は４時間といった感じだろうか。スペイン語教師は高給取り、という噂。実際は不明。そしてこの町に住んでいる人に話を聞くと、マリファナに手を出して逮捕された、とか子供ができた後に父親が逃げた、とか近所の人に借金している、とかあの人の家族が自殺未遂した、とか色恋沙汰での事件があった、などパッと見はストレスフリーに見えるこの町だがもちろん人の悩みはどこにでもあるものだな、と実感した。
宿では相変わらず屋上で湖を眺めながら勉強したりだらだらしたり。この日は手作りのサングリア飲まない？と誘ってもらったので昼間から５人でのんべぇ。美味しかったサングリアも無くなりもうそのままワイン。そしてみんなでマシュマロ焼きを始める。
油断するとすぐに引火してしまう。
マシュマロを焼きながらみんなで次の目的地などの相談をしたり、情報を交換したりする。ベネズエラの国境が最近開いたらしいよ、中南米でアメリカドルが必要な国はどこどこだよ、グアテマラのあの町でドルを下せたよ、そこに行くならあそこから飛んだ方が安いよ、あの国の噂の換金レートは最近どんな感じだよ、その国に入国するなら出国のダミーチケット用意しないと、パタゴニアを見るなら２月中に行った方が良いらしいよ、ダイビングのライセンスはどこで安く取れるらしいよ、あそこの町には日本人宿があるよ、誰々（共通の知り合いの旅人）があの国に入ったらしいよ、と同じようなルートを辿る旅人の話題は尽きない。皆の知識の豊富さには本当に驚く。結構適当に出発してきた僕なだけにとても有益な情報を貰いまくっており感謝感謝の毎日。
しかも何故か今の宿に来る人たちは知り合いが多い（笑）またこの後も絶対南米で誰かしらに会うな
またとある日には韓国人のトニーをリーダーにチジミ。また別の日にはみんなで皮から手作りして餃子を作ったりと少しの勉強以外何にも縛られない生活を謳歌している。ここは出してもらう飯も上手いし、宿の雰囲気も良いし、個室だし、と来てすぐのころはこの宿出られるかな？と心配していた。こんな海外生活を経験して、この後普通に旅人として中南米を下れるのかな、って話ね（笑）
でも約３週間が過ぎた今（前回のサンクリに続いて最長滞在記録更新）、また最初の２か月半くらいの様に目まぐるしく移動する旅をしたい気持ちになってきた。不思議だよね。メキシコの中盤から疲れが溜まり、ゆっくりしたい気持ちが強くなりサンクリやグアテマラで休憩することにした。でも中米と南米とか町も自然も動物もみたいものだらけ。当初はブラジルのカーニバルに参加しても、３月には大西洋を渡るはずだった。しかしもはやカーニバルも諦めたし、グアテマラを出てから約２か月ちょいで中南米を周り終わる自信は皆無（笑）
まぁここでの生活は安いし慣れない旅の休憩、ということでノーカンにしよう。そして南米に満足した時に大西洋渡ってスペインにでも入ろうかな。アフリカもその時の気持で行きたかったら行こう！と気軽に感じ始めた今日この頃でした。
宿のなぎちゃんがデビル君の首輪を作ってくれた。髪の毛まで増えて幸せそうなデビル君。
サンクリで手に入れた気に入っているオパール（だと思っている）を巻き始めたがどうもセンスが感じられない。右側は参考にしようと思って道端で買ったやつ。もっと綺麗に網目を主張していかないとなー。これは練習にして終わったらほどいてやり直してみよう。
今週末は久々にこの町を出てケツァルテナンゴ、通称シェラという日本人旅人の中ではそこそこ有名な町に観光に行くことにした。 荷物は宿に置かせてもらい授業の日程は融通聞かせてもらって二泊三日で行ってきます。こんな感じで拠点があるというのはとても楽だ！
ちなみに地図を見渡すとグアテマラにはケツァルテナンゴの他にもチチカステナンゴ、ウエウエテナンゴ、アカテナンゴなどテナンゴ祭りです。テナンゴ、とは場所、という意味らしい。馴染がないだけに名前を聞くだけでわくわくする。
シェラは特に古着屋と温泉が有名な町。ショウヘイ君と一緒に、僕は初となるチキンバスに乗って行ってきます！ 