昨日の記事は文章を多少訂正して、写真を追加しました
今日は張り切って7時に起きて出発の準備。7:30ごろに必要なものだけを持ちチャリンコを漕ぎ始める。
トゥルムの街の東側で109号と307号(国道かなんかわからないが)が交差するところで109号を北西側に進む。目印はスーパーサンフランシスコ。僕の場合は宿から直線の一本道をひたすら進む。お、おばちゃん、遠いいよ。
漕ぎ続けること約20分。やっと右側に目的地の看板発見。ついにグランセノーテに来た!先日もチチェンでセノーテを見たがここら辺には沢山のセノーテがある。多分このグランセノーテが綺麗、というので日本では一番有名。チチェンのは完璧にどす黒い緑色だった。
僕は丁度8時に着いたが、先客は誰も居なかった。そして入場の係員も居なかった(笑)セノーテも観光地化が進んでいてちゃんとゲートもあり、チケットを買う必要がある。8時に開く、と聞いてたんだけどなぁ。すると小さ目のバンが来て中から日本人のツアー客が7,8人降りてきた。彼らとは喋らなかったが英語を喋る彼らのガイドに聞いてみるとそろそろ来ると思う、とのこと。その間に欧米人カップルが二組くらい来ていた。
係員が来て8:15くらいに入場した。チケットは150ペソ(1100円)中には更衣室もロッカーもある。僕はシュノーケルを持っていたので不要だったが、数10ペソでいろいろレンタルもしているようだ。 僕はロッカーを30ペソで借りたがそんなに人が来るわけでも無いしみんなすぐ隣のベンチに置いていた。
上から見ても結構深さがある底が見えるくらい澄んでいる。
この直後僕は珍しく殺意を覚えた。欧米人カップルの女が一番に思いっきりビチャー、と飛び込みやがった。 ちゃんと降りるための足場あるのに。1番を取られたからではない。折角朝一で水が澄んでいたのにわざわざ水を思いっきり攪拌しやがったのだ。深いところだったのでそこまで影響は無かったかもしれないがみんな澄んだ朝一のセノーテを見るために早起きしてくるわけで本当に周りの人のことを考えてほしいと思った。ちなみに昼前ぐらいからはツアーとかがもっと沢山来て底の物が舞い上がったりして、透明度がかなり下がるからできるなら8時をお勧めするよ!僕はそのためにトゥルムに泊まったようなものだ。
さて!シュノーケルを装備して僕も入水!噂通り結構冷たい。そして淡水なので浮きにくい。しかし水面下には僕の知らない世界が広がっていた。水がきれいすぎてどっちが上かわからなくなりそうだ。
やばっっっ\(^^)/これはやばいわ。光のカーテンってやつだ。太陽が出ていてその角度によって見える光のカーテン。
魚も大量にいるし、亀も居るので一緒に泳げる。
カーテンの中に入ってみる。
うわっほーい!この旅で今のところ一番テンション上がったわ!一時間ちょい泳いで景色を目に焼きつけた。ダイビングもできるらしいのでライセンスがある人は是非!ちなみにウェットスーツ合った方が良い、とかも言うけど多少泳げる人なら掴む用のロープもあるし、水温にもすぐ慣れるしいらないと思う。
大満足でセノーテを後にする。後から少し残念だったのはGOPROで水中の撮影をしたのだが気を付けていたつもりが結構、いや、かなり手ぶれをしていて駄目になった写真が沢山あった。やはり僕みたいなお手軽派な素人には普通の手ぶれ補正付きの防水デジカメがお似合いなのかも(笑) どれも少しブレててごめんなさい
また一本道を漕ぎ続ける。 でもセノーテで体は涼んでいたので帰りは気持が良かった。
町の中心部のコレクティーボ乗り場に出ないといけないかと思ったが、宿のおばちゃんに聞いてみるとセノーテに向かう交差点のセブンのところにバス停みたいのがあるからそこでプラヤ・デル・カルメン行きのコレクティーボつかまえればOK、とのことでホッとして宿をチェックアウト。
センチュリー21はよく見る気がする。
他にも待っている人がいたが同じ目的地かわからないので自分で手を挙げてみると止まってくれた。というか停留所っぽかったから勝手に止まるのかも。中は一席だけ空いている状態だった。狭めな一席で現地人だけ。昔だったら絶対に乗らずに一本待っていたような状況、だったが躊躇せずに乗り込んでいる自分に気付いて旅人としての成長を感じる。しかも大丈夫な雰囲気を勝手に感じ取っていた(笑)もちろんポケットには何も入れない、など防犯には気遣っていた。
とりあえずドライバーに「シカレ、シカレ」と言うと、うんうん、と返事をしてくれたので安心した。するとシカレへの入り口のところにも停留所があったようでお金を払って降りようとするとあそこでバスに乗り換えろ、みたいな感じでドライバーが指を指して教えてくれた。
看板は沢山あるが、地図をみると太い道から少し奥まったところにあるので、タクシーか、最悪歩いて行こうと思っていたが20分に一本無料のシャトルがあったので助かった。
知っていたがチケットは高い。入場料の他に食事とシカレプラス、というアクティビティ含めて$129。 ディズニーとか目じゃ無いな。
入ると早速リゾートチックな鳥たちがお出迎え。檻とかは無い。
朝飯も食っていなかったのでとりあえず腹が減っている。メキシコ料理のブッフェに入って1人でやりたい放題やった。サラダから始まり、肉、魚、スープ、その他、と。この後も泳ぐのでビールは遠慮した。1人なのを気遣ってか通り過ぎる店員が優しく微笑んでくれる(笑)
締めのデザートとマンゴージュース。
あー、美味かったけど食い過ぎた。入場が12時前だったのであまりゆっくりしている暇もない。すぐに園内地図をみてスケジュールを立ててみる。最初から一番の目的であった、泳いで探検する、的な奴に行って見る。シカレプラス、というアトラクション。園内は広いし道が複雑で何度も迷子になった。というかこのリゾートに1人で来ている人もいないのでかなり場違いな気分になったが来たからには楽しまないと!
荷物、貴重品を預けてライフジャケットとフィンをレンタルしいざ出陣。洞窟メインの1コースと外メインの2コースの計3コースがあるようだ。とりあえず外メインの方に行ってみた。噂で聞いていた通りなかなかの人だ。
セノーテを見てしまっただけに水はそこまで綺麗では無いが、海水でしかも魚が泳いでいる。ジャケットも着ているし焦って泳ぐ必要も無いのでのんびりとぷかぷか進むことができる。フィン借りてない人もいたが距離が2km近くあるのであるとかなり楽。
そもそもシカレに来たいと思い始めたのは遺跡を泳いで探検できる、みたいなキャッチフレーズに惹かれたのだった。 なかなかいい雰囲気出してる。
結局このあと洞窟の方も行ったが僕のお勧めは洞窟の方。一応多少外を通るしより、遺跡感を感じた。ちなみに一通り終わってるからなのか疲れているからなのか昨日は3時ごろはかなり空いていた。確か5:30までだったはず。
出口を出ると各都市までの距離が、JAPAN 12000km!
にしても朝から移動して泳ぎまくりかなり疲れた。このテーマパークは他にもかなり見どころがある。別料金だったりもするが魚が沢山いるところでシュノーケリングしたり、ボート乗ったり、エイとかサメとかと泳ぐ、とか。僕はこれ以上運動すると体調に支障をきたしそうだったので静かに昼寝したり、そこらへんにいる動物たちを見て回った。
ジュゴン?水中で白菜食ってた。
ロバ
伝統的な(?)かわからないがアクロバティックな出し物もやっていた。腰にロープを巻いているだけ!
一応陸上にも遺跡が残っているようだ。
僕のここでのもう一つの楽しみは口コミでかなり評価が高そうなショー。夜6:30からだったが6:00に行ったときには良い席は結構埋まっていたがそれなりによさげなところに座れた。最後には超満員になっていた。
これ、ほんとに楽しかった
二部ではメキシコの各地域の伝統的な音楽やダンスが披露される。 エントリーナンバー1、みたいな感じで「オ―アーハーカーーー!」と紹介されるのがなんか面白かった。
ステージの上で火の点いた球でホッケーみたいなことしたり、本物の馬が出てきたり、ハトやカラフルな鳥を飛ばしたりとやりたい放題で盛りだくさんなショーだった。出演者もかなり多く、力を入れているのが良くわかった。言葉がわからなくても問題なく楽しめるので行った人は必見です。ここほんとにバカンスで来るなら最高に楽しめると思うしすぐ隣には系列のジップラインを楽しめる施設もある。にしても僕の旅でこの手のアミューズメントパークに行くのは最初で最後かもしれない。
さて、見て見ぬふりをしてきたわけだが今日はここでも死者の日のイベントが行われているのでショーを見終わると大混雑。相変わらずそこまで興味が沸かなかったのだが、バスがいい時間が見当たらず22:45とショーが終わってから2時間以上あった。
夜にもかかわらず物凄い人だった。サーカスみたいなの見たり祭壇を見て時間を潰す。
灰皿の砂等がスタッフによってど髑髏型になっているのを多数見て、客を喜ばせようとしている姿勢に感心!
お得意のADOバスに乗って帰ったが乗り場は出口を出て左に行くとすぐに看板が見えたのでわかりやすい。この時には朝から着たり脱いだりしているシャツから汗やら海の塩やらと匂いを発している気がして、バスの隣の人に申し訳ない気持ちでいたが、乗るとすぐに深い眠りに着いたのでその気持も最初だけだった。
宿近くのいつもの広場では今日も人で賑わっていた。でかいパンツをはいた大道芸人(笑)
若干憂鬱な気持ちでドブ臭い宿に帰ってきた。部屋に入ると隣のベッドの名前も分からないやつがおかえり、という感じで僕を迎えてくれた。こんな嫌いな宿でも一応迎え入れてくれる知った顔がいるのは嬉しいものだ。
あー、バカンスを詰め混んだ楽しい1日が終了(^^)/手早くシャワーと洗濯を済ませ、明日、この宿を出るのを楽しみに爆睡した。