とても良い目覚め。10:30頃になってやっと太陽の明るさで起きる。快適な部屋で、快適なベッドで寝られることの幸せを改めて感じた。準備してくれていた朝食を食べる。
この普通の家タイプの宿初めてだけど普通に家の玄関の電子キーロックの番号教えてくれて家族の一員かのように出入りする。もちろんリビングやキッチンも家族のを使わせてもらう。不思議な感じだが、気にしなければ気にならないもの。家主も変に干渉してきたりしないのでかなり快適。 ゆっくりと準備をして12時前に家を出発。
バス停に到着。そうそう、昨日話してたトークンはこんな感じ。硬貨よりも小さい。
約50分かけてユニオン駅に到着。今日の一つ目の予定はフィリピンで一緒に勉強したレイナに会うこと。ユニオン駅の待ち合わせ場所に行くとすぐに爽やかな笑顔を見せてくれた。日本から遊びに来ていた友人のメグさんも一緒。
当初はどこかトロントらしいところでも観光する予定だったが冷え込んでいたし雲行きも怪しかったので喫茶店で話をすることにした。
なんだかんだ言って初めてTim体験。これはTim Hortonsと言ってカナダではスタバ以上によく見るチェーン店。日本のミスド的な。僕もよく見ていたが実際入ってゆっくりコーヒーとドーナツを買うのは初めて。
感想はめっちゃ安い!コーヒーのラージとドーナッツ二つで$5!これカナダでは格安だかんね!!もっと早く知っていればよかった
その後3人で、1時間ちょい近況とか2人(もちろん僕以外の2人)の明るい未来とかの話をしてからユニオン駅でお別れ。楽しい時間をありがとう
次の予定は明日の電車チケットの確認。天気は曇りの様だがせっかくなのでナイアガラに行くことにした。三大瀑布の中で一番の迫力を誇るといわれるイグアスの滝は当初から行く予定なので比較するためにも見ておく。
昨日インフォセンターで聞くとgo transitという会社の電車とバスで行けるとのこと。昨日は時刻表だけもらって夜に検討し今日チケット買おうかと。しかし券売機で試してみると数時間前からしか買えない模様。ということで明日の朝買おう。
ちなみにユニオン駅にあるツアー会社の日帰りツアーだと税込みで$80くらい。悪くはないよね。で電車、バスの片道は$18。往復+現地でのバスを考えても$50は超えない。もちろんツアーだとアクティビティとかも含まれてるし効率いいんだろうけどね!英語聞き取れない事多そうだし現地では$7でバス乗り放題という情報あるので一人で自由気ままに行ってきます。
次の目的地に向かって歩き始めると昨日も通ったBrookfield placeというビルがあった。戦闘後と思われる場所に血を流して倒れている軍人の写真などショッキングなものもあった。その後昨日見たホッケーショップの裏を見ると
ホッケーに対する誇りと人気を感じた。
その後世界一長いストリートとしてギネスにも載っているヤングストリートを北に向かって歩き始める。全長1896kmだって。ストリートの定義とはなんなんだろう。
お、栄えてそうなところに入ってまいりました。
ふと左を見ると"Toront Eaton Centre"の文字が。そういえば先ほどレイナがおっきいショッピングセンターみたいなやつって言ってたのでチラ見すると
土曜なのもあるのかすっごい人。すぐに引き上げる。と開けた場所が、
"Yonge-Dundas Square"ここが街の中心の広場っぽい。偶然にも昨日最初に迷ったあたり。見るのは二回目なのですでに不思議な馴染みを感じる。よく見ると人だかりの中で何かイベントやってる。
ん?こ、これは?まさか!?
でした。プーティンの早食い?大食い?イベントっぽい。別に地元の人はプーティン食べないんでしょ?って思ったけど実際馴染んでるんだな。見てる人も一杯だし実際プーティン売ってるところでは恐らく200mはあろうかという恐ろしい行列ができていた。 このSmoke's Poutinerieって有名らしいね。一回食べてみたいな。
さてさらに北に進み少し東に進むと"ザ・ビレッジ"と呼ばれる世界で有名なLGBTに優しい場所があるらしい。僕は昨日ネットで調べていて初めて知ったんだけどLGBTとはL=Lesbian、G=Gay、B=Bisexuallity、T=Transgender といった人々を表す頭文字。どんな街なのか興味があって見に来た。トロントのあるオンタリオ州では同性婚も認められていたり、現在の州首相はレズと公言している女性なんだって。移民を多く受け入れているのもしかり、この街は建前だけでなく本当に多様性に富んだ街なんだな。
ここら一帯はLGBDの社会運動を象徴するレインボーカラーで溢れている。とはいっても別にLGBDの人しかいないというわけじゃなかったし観光客もいた。この地域でパレードが開かれたりもするらしい。このアレキサンダーさんはゲイ、ゲイ、とスキャンダルに悩まされつつも植民地の発展に貢献した人らしい。スキャンダルが実際のところどうだったかは不明とのこと。
クイーンズパークに向かって西側に歩いてみる。みんなすごい勢いで寝とる。1m以内に近づいても気にしない。
クイーンズパーク着。なんか黒いのが一杯見えるっしょ?
これリス。この時僕の視界には少なくとも7匹のリスがいた。
ぽつ、ぽつ、
来たー雨だこれ。クイーンズパークの隣の建物で雨宿り。↓ここの入り口の丸くなったところでしばし休憩。この建物は何なんだろう。恐らく歴史のある建物。(笑)そりゃそうか。
雨が治まったところで夜飯の材料を買うためにスーパーを探す。全然見つからない。そういえば街歩いていても見た覚えない。また雨が降って来て寒くなり気持が萎えたところでジャパレス発見。牛丼の写真に我慢できずこの旅で初のジャパレスに入る。
入って濡れたフードを払うとすぐに日本人らしき女性の定員さんと目が合う。
え?
言葉を失うとはこういうことなのかと初めて知った。
なんとこれまたフィリピンで一緒に勉強したアイカだった。やばくない?この偶然。ちょっと運命感じたわ(爆)お互いしばらく見つめ合ってから認識して名前を呼びあう。
アイカがトロントにいるのは知っていたし、実は明日の夜一緒に飯を食う約束をしていた友人の一人。しかしジャパレスで働いているとか、というか仕事しているかも知らなかった。いやーこんなことあるもんなんだな。
牛丼と日本語での会話で萎えた心も吹っ飛び明日また一緒に飯を食うことを確認して別れた。
旅って面白いものだな。これからも素敵な偶然が待っていることを祈る。
帰りの電車の中でなんか記憶の片隅に見覚えのあるロゴを発見。さすが大企業だな。
宿に戻ると有料でランドリーを貸してくれるとのこと。結構高かったので断って風呂場で三日分の洗濯物を洗う。この作業も大分慣れてきた。しかし相変わらず三日分を自力脱水で絞り終わった後には握力を失う。それでも食事一回分節約ができたと思うと頑張れる。部屋を汚さないように細心の注意を払いながらこっそりと乾燥中。
明日は国境に跨るナイアガラを見に行ってきます