DAY31 カナダ:オールドモントリオールを歩く、あとカジノも

10時に起床。長男のラサナが朝食を作ってくれた。ん？なんかデジャブだな。嘘です。本当にいつもすいませんラサナは今20歳でコンピューター関係の学校に通っており卒業後はモントリオール空港の中で働きたいらしい。両親思い、弟妹思い、僕思いの本当に良い好青年。日本に来たときはもてなしてやるから待ってるぞ！ちなみに漫画のナルトが好きらしい。

そういえば忘れていたが、昨日のよる直樹さんとマウントローヤル見に行く予定だったが、雨なので中止になった。顔だけ出してくれたのだが信じられないくらい気さくな人だった。困ったことあったらいつでも連絡しろよ、と。ダバさん一家もそうだがアフリカの方たちのおもてなしの仕方はこういう感じなんだなぁ。

大好きな地図たちを開いて今日のルートを考える。やはりインフォセンターなど現地でもらうやつが一番いい。ただフランス語だったりしますけど。。

昨日寝る前から朝方まで人生初くらいの腹痛に襲われていた。原因は恐らく昨晩の夕飯でピーマンと思って一思いに食った唐辛子。辛いものは好きだが度が過ぎていたようで正露丸飲んだりしたが朝まで眠れなかった。多分６時くらいに眠れたが不安は残る。正露丸を飲んで行ってきます。

とまた小雨ですよー。ここ最近、雲男（くもお）パワーが弱まっているみたい。また１日乗り放題チケットを買って東側を責める今日。街はさらに発展しようとしているようだ。

一つ目の目的地は何かで有名って見た気がするセントジョセフ教会。行って見ると工事中だし人気もなく早々に引き上げ。

ほんとに行きたかったのはセントジョセフ礼拝堂。僕が見つけたのはセントジョセフ協会だったっぽい。どうしてこの間違いが起きるかというとネットで見た名前をもとに自分のアプリの地図で見つけて行って見たりするから。しかもこのセントジョセフ礼拝堂本当は僕が泊まらしてもらっているところのすぐ近所にあったっていう（笑）どんまい。

次の目的地に向かう。やりたくなっちゃいますよねー！僕じゃないよ（笑）

その後近くの河原や運河（？）を歩いてみる。川から突き出している公園が気持ちいい。

地図で見ていて気軽に立ち寄ったRUIN(廃墟)。フィリピンにてなかなか素晴らしい廃墟を見ていたので期待していたがここでは

確かにな！嘘は付いていない。うん！

そして今本当に向かっているのはアビタ67。知ってる？僕は知らなかったがアビタ67。詳細は後にするがとりあえずこいつを見るべく、地図を見ながら歩く。

ぽつ、ぽつ

来たかー。今日も朝から曇ってるからな。でも僕のリュックには標準装備の折り畳み傘があるから問題ない。

ん？意外と風強いな。傘壊れそうだし吹き込んできて意味ないから閉じる。もうあと1kmも無いから根性でいくべ。このときに辞める勇気を持つべきだった。仕事でも状況を見てやろうとしたことを辞める勇気、他の方法を考える、ということを学んだはずだったのに致命的な判断ミス。

雨風は強くなり、周りにはバス停も、駅も、雨宿りするところも無い。びちゃびちゃになりつつやっとの事で見つけたホテルに逃げ込む。少し雨宿りさせて欲しい、と管理人ぽい人に頼むと快く受け入れてくれた。助かったぜ。

ということでびしゃびしゃになり、体力も奪われた。地図を見るとアビタに着いても周りには交通手段無いのでここで引き返すことにした。雨が弱まったところで管理人にメルシーっつって来た道を走り、命からがら(←大袈裟)ダウンタウンへのバスに乗り込む。さっむ。。

今日は今の所収穫なし(笑)昼飯にシャワラマライスを食べて体力回復。

再びメトロに乗り昨日見られなかったコンベンションセンターに向かう。街のところどころには綺麗に色付いた葉っぱたち。

リスとカラスとあとなんかいろんなところで見るよくわからない鳥の競演。

街の中には至る所にこのようなでかい宗教的建物がある。

少し迷いつつも到着。きたこれ。テンションあがるやつ。

壁一面と角がカラフルなガラスになってる。これだけなんだけど、ただただ見たかったから来ました。やはりコンベンションセンターはそれぞれ独自性あって面白い。

そのままオールドモントリオールいわれるあたりに繰り出す。

地図見ながら港まで出ると

アビタ67団地。モントリオール万博のときに有明な建築家により設計され、主会場にもなったらしい。今尚、独特な存在感を放っている。人も住んでいるらしい。くそぉ、これが見たかった。近くで。ちょっと写真も遠いのでぜひグーグル先生に聞いてみてね。ちなみにこの川がケベックでフロナクの前を流れていたセントローレンス川。

そして少し右を向くとこれまた独特な存在感を放つ廃墟。SILOS5というらしいが調べてもよくわからなかった。工場？これ遠目に見てもすごくでかいのがわかる。そして異様な雰囲気を漂わせる。

一際有明なノートルダム大聖堂に向かう。ん？ケベックにも同じ名前のあったような気がする、が気にしない。というかあっちで見逃したので今回は中入るぞ。営業時間は4:30まで。同じ轍を踏むところだったがギリセーフ。二本の塔が目印。まぁ、でかさは人と比べてもらえばわかると思う。

中は

やっば。正直言ってあまり期待してなかったけど人が作ったものの中で僕が人生で見てきたものの中で一番綺麗。

ノートルダム様(人なのか？)ありがとう。中は撮影okで多くの観光客が訪れていた。そして後ろ側のパイプオルガンも壮大だわ。

これ多分ケベックで時間内に大聖堂入れてたらこっちは多分中入ってないからな。これも縁ですなぁ。

感動の余韻に浸りつつ街を歩く、とマックのマークに異変が。

カナダではいたるところにメープル国旗を掲げている。

その後、勉強不足で把握できていないがオールドモントリオールと言われる地域の建築物や通りを見学。

そして明日のモントランブラン往復と、トロントまでのバスチケットを買いにバスステーションへ。紅葉はまだ早そうだが街中を歩いていると多少色づいているものもあったので自力で日帰りしてみることに決めた。北側だし山登るしここより寒いだろ、的な。

にしてもベストな期間は1週間、とかも聞く。その期間に見られる人は本当にラッキーだわ。幾つか紅葉情報レポートしてるサイト見つかるが僕みたいなフレキシブルな旅人にはもう少しレポートの更新頻度を上げてもらえると助かります。

モントランブランの往復は$70。わかってはいたがトロントまでのチケットは窓口では今朝ネットで見たものより高かった。自分で印刷する設備と時間の余裕がある人はネットで買いましょう。

今日気づいたけど地下鉄タイヤで走ってるんだね。あと止まりきる前にドア開いたりする。（笑）

今日最後の目的地は久々に来ました、CASINO。バンクーバーで建物は見かけたが、実際に潜入するのはシドニー以来。行き方はメトロの黄色ライン乗って、島で下り、その名も777番のバスで終点まで行けばいい。

ちなみにもちろんインフォセンターの職員に聞けば行き方教えてくれるが、地図だけもらって自分であーだこーだ考えるのも面白い。メトロはもちろん、バスの路線網羅した地図も無料でもらえます。

おー、いい感じ出してるやんけ。外観すばらしす。

中はドレスコードはあると思うが、ジーンズ、ウインドブレーカー的なジャケット、ティンバーの靴で問題なし。もちろんパスポートの提示は必要。で荷物は預ける。中はいたって普通だが、無料ドリンクがファミレスのドリンクバーみたいになってるのが嬉しかった。ウェイターを探す必要が無い。一瞬で$20吸い込まれて大人しく撤退。

電車乗る前に、自分の勘を頼りに島の西側に行くと大当たり。モントリオールの夜景が綺麗に見える。しかも綺麗に整備されているのに誰一人おらず独り占め。

今日の朝のように空振りも多々あるが、こういう正解もあるから自分の方法もよしとするか。少しだけ残念なのは象徴的存在のマウントローヤルに登れなかったことかなー。天気のことはしょうがないか！なんか雲のせいで陰気臭い写真が多くなってしまいましたが北米のパリ、モントリオールは見どころも多く人も優しく、いい街です。ちなみに街歩きするなら市民の足、電車とバスに乗ると街の雰囲気に溶け込めるのでおすすめ。