~2023年5月30日より3ヶ月予定でヨーロッパ旅に出ました!~
wordpressに移行したことにより、若干エディターの使い勝手に手こずっています。少しずつ改善していきます。

ポーランド

DAY389 ポーランド:トルン コペルニクスの故郷でプラネタリウムを嗜む

どうやら他人のブログから得た情報によると意外と混んでいるようで、人によっては前日にチケットを買っておいた方が良いと行っている人も。僕はまずプログラムの内容の解析から開始です。サイトに行ったけど英語が無かったので一つ一つGoogle先生に翻訳してもらった。結局"meteoplanet”→「メテオ惑星」という翻訳がイマイチだけど無難そうなのにすることにした。ん?プログラム名の下になんか赤字が書いてある。え?「半分の価格のためのトルン」、、、半額?すかさず宿のお姉さんに聞いてみるとなんかそういうオーガニゼーションが企画されてて半額だよ、と教えてくれた。つ、ついてる。最近はツキの浮き沈みが激しい。ついでにお姉さんにメテオ惑星はどう思う?と聞いてみると笑顔で良いと思うよ!ということで開場の時間に合わせて出発。土曜日だし割引だから朝一でチケットゲットせねば。
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どんよりだが雨は無し。今日は一日中曇っててくれた。
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歩いてて目に着いたのだがごみ集積場みたい。画面とタッチするところがあって多分住民専用のカードをピってすると開くっぽい。イケてるな。
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トルンの町ではちょくちょくEnglish Schoolの看板を見る。宿のスタッフも三人と話したが僕の英語レベルと同じくらいに感じた。逆に僕にとってはそんくらいの方が劣等感も少なくコミュニケーション取りやすいです笑
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さて到着!おー開場前だけど並んでるぜ。この建物は元々ガスタンクだったらしい。iPhoneの画面を見せてスムーズに購入。7ズウ→200円以下笑。14:30からのプログラムなので少し町でも歩きますか。
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旧市庁舎が町の中心だろう。
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コペルニクスも町の発展を見守っている。1500年頃に天動説が常識だった時に地動説を主張した人。なんと彼は知事、長官、法学者、占星術師、医者でもあるらしい。疑いようも無く天才ですな!
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 旧市庁舎は上に見えている時計台に上れるらしいが相変わらず僕は、一望は良いけどシンボルのこの市庁舎も含めて見えないとなーと思い辞めた。旅中いつの間にか芽生えた変なこだわり。中庭では真っ赤に紅葉した葉っぱが綺麗だった。
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 広場の周りの景色。なんかもう石畳が普通過ぎて全く気にならなくなってきた今日この頃。
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さて少し有名どころを回ってみるか。多くの人が書いている通りに小さな町なので半日あれば十分回れるだろう。何よりも中心部にある宿も安いのがとても便利だね!個人的に大好きな建物に絡みついてる系。天然のグリーンカーテン。
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さて来ました。傾いてる\(^o^)/地盤沈下で傾いたから中は平行に作られているらしいよ。
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すぐ隣にあった気になる建物。風通しが最高に違いない。
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いやー城塞都市ってなんかロマンだよね。旅を始める前は城塞都市を回る旅をしようかなーと考えたくらい興味があった。
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しかし一方で上空から全景を見ないと本当の綺麗さはわからないよなーというのも事実。
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門を出ると憩いの水場もあります。中々良い場所に町作ったじゃねーかベンチで座っていると前のカップルがイチャイチャし始めて男の方がしきりに邪魔だからどっか行けという視線を向けてきたので早々に撤退しました。
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これはコペルニクスさん家!
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おーこれですね50%引きのやつ!たった3日しかやってないのに本当にラッキー✌
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中世の武器とか防具のおもちゃが沢山売ってる。この町はドイツになったりポーランドになったりと色々な争いの舞台になっていたようだ。ってかこの町さりげに丸ごと世界遺産だ。「中世都市トルン」うん名前からしてかっこいい!
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視線を感じると思ったら小人たち。本当に歴史ありそうな壁にいるから結構シュール笑
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トルンの名物を調べるとショパンも絶賛したピエルニクというジンジャーブレッドらしい。生姜好きとしては見逃せない。歩いているときに見つけた雰囲気の良いお店に入ってみた。
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へーいろんな種類があるんだね。詰め合わせみたいなのを買ったので後日食事として食べよう!なんかジャムが付いてたりチョコに包まれてたりしてバリエーション豊かだったよ。
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この町を歩いていると所々に銅像が立っている。お気に入りはやはり犬と傘!油断してると僕みたいにつまずくので気を付けてください。
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宿でひと眠りしてからプラネタリウムに向かう。おじいちゃんおばあちゃんの観光客の数が半端なかった!でも皆ポーランド語喋ってたな。ポーランドの中でもここは観光都市の様だ。そいえばポーランド入ってから日本人、いやアジア人1人も見てない。やはり結構もの珍し気に周りからちらちら見られます。中南米ほどじゃないけど!笑
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楽しみにしていたプログラムはここトルンの町から太陽系の各惑星に行こう!という感じ。嵐に巻き込まれたり宇宙人に遭遇したりと約40分だが楽しめた+「コペルニクスの故郷でプラネタリウム」という自己満足。大事だよね!貰えるイヤホンを席にあるジャックに刺すと英語も聞けたので良かった。(それでも結局30%くらいしかわからなかったけど笑)
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帰ろうとも思ったがそういえば見どころの教会があるとか書いてあったな、ということで偶然にもプラネタリウムのすぐ裏にあった聖母マリア教会に行ってみました。素晴らしいゴシック建築らしい。おー!美しい!!
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帰って来てから調べてみると「この教会で最も価値のあるものといえば、会堂内にズラリと並んだ14世紀のゴシック風壁画。」from 地球の歩き方。全く見てねー。なんか描いてあるなーとは思った気がするけど。

そしてコルべ神父。彼は宣教師として長崎にも訪れている。そう、我が国ともかかわりがあるのだ。しかしその後彼はカトリックの教えはナチスと異なるとされアウシュビッツに入れられる。そこで自ら家族がいる受刑者の身代わりとなって餓死刑と言われる刑を受けた。「死の地下室」と呼ばれる水も食料も与えられない餓死監房に連れていかれる。通常は絶えず叫びや呻きが響き多くが狂死するところだがコルべ神父が入ったときは祈りや讃美歌が聞こえてきたという。2週間後には10人中彼を含む4人が生き残ったが最終的には注射で死亡した。この一連の彼の行動の目撃者は自己犠牲に深い感動と尊敬の念を引き起こされたといい語り継がれている。後に法王のヨハネ・パウロ二世により聖人の位を授けられたという。

そんな偉大な方の肖像画がここにあるらしい!もうすぐアウシュビッツに行く私としては見逃すわけにはいかない。この方かな?
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いやこの方だろ!正直名前など書いていないのでどの方かわからなかった。
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結果見逃しました。この方じゃないだろうと訳の分からない自信から来る勝手な決めつけでほぼチラ見でスルーした方がまさかのその方だったようだ。アウシュビッツに行く時はもっと予習して臨みます。ということで明日は懺悔しながらワルシャワに向かいます。

ちなみに今のところポーランドの安宿はクオリティ高いです。今の宿なんて無料で洗濯機と乾燥機使わせてくれるという。そして今朝プラネタリウムの相談をしたお姉さんにありがとう!お陰でプラネタリウム楽しめたよ!というと笑顔で返してくれた。彼女はそこまで愛想があるわけでは無いがなんか聞くと拙い英語で必死に伝えようとしてくれるし、常に掃除をしている。僕の洗濯が終わったときも別に誰かが待っているわけでも無いのにわざわざ声を掛けてくれた。こういう人が正当に評価される世の中になって欲しいなーと勝手に不器用そうな彼女を応援したくなりました。
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